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T・J・ウォード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
T・J・ウォード
T. J. Ward
refer to caption
ブロンコス移籍後のウォード(2014年)
基本情報
ポジション セイフティ
生年月日 (1986-12-12) 1986年12月12日(37歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州サンフランシスコ
身長: 5' 10" =約177.8cm
体重: 200 lb =約90.7kg
経歴
大学 オレゴン大学
NFLドラフト 2010年 / 2巡目全体38位
所属歴
2010-2013 クリーブランド・ブラウンズ
2014-2016 デンバー・ブロンコス
2017 タンパベイ・バッカニアーズ
2020* アリゾナ・カージナルス
*オフシーズンまたはプラクティススクワッドとしての所属のみ
受賞歴・記録
スーパーボウル制覇(1回)
第50回(2015年)
オールプロ選出(計1回)
2nd(1回)
2013
プロボウル選出(2回)
2014年、2015年
NFL 通算成績
タックル 607回
QBサック 8.5回
ファンブルフォース 4回
インターセプト 8回
タッチダウン 3回
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

T・J・ウォード(Terrell Ray Ward Jr.、1986年12月12日 - )は、元アメリカンフットボール選手。オレゴン大学出身。現役時代のポジションはセイフティ

経歴

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学生時代は、オレゴン大学ダックスでプレイした。2010年ドラフトでクリーブランド・ブラウンズから指名を受けた(2巡目、全体38番目)。

ブラウンズ時代

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2010年シーズン

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シーズン16試合すべてでスターターを務め、123タックル、2インターセプトを記録。ベンガルズ戦ではエンドゾーン内で相手チームのワイドレシーバージョーダン・シプリーに対して危険タックルを浴びせ、全米で大きく報じられた。ウォードはこのプレイで1万5000ドル(約120万円)の罰金処分を受けている。

2011年シーズン

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怪我に悩まされた2011年シーズンでは、39タックル、1サックに終わった。

2012年シーズン

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ブラウンズのトレーニングキャンプ(2012年)でのウォード

2012年では復調した。14試合でスターターを務め、68タックル、1サック、1インターセプトを記録した。

2013年シーズン

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全16試合でスターターを務め、123タックル、1.5サック、2インターセプト、1ファンブルフォース、10パスディフェンスを記録。プロボウルおよびオールプロのセカンドチームに選出された。

ブロンコス時代

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2014年シーズン

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2014年3月11日、ウォードはデンバー・ブロンコスと4年契約(2300万ドル)を結んだ[1][2][3]

2年連続でプロボウルに選出された。

2015年シーズン

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2015年のレギュラーシーズンは61タックル、2サック、2ファンブルフォース、6パスディフェンドを記録した。この年チームは12勝4敗の成績でAFC第1シードを獲得し、ディビジョナルでピッツバーグ・スティーラーズAFCチャンピオンシップゲームニューイングランド・ペイトリオッツに勝利しスーパーボウルに進出した。迎えたカロライナ・パンサーズとの第50回スーパーボウルでウォードは7タックル、ファンブルリカバー、インターセプトを記録し、チームのスーパーボウル優勝に貢献した[4][5]

2017年2月にチームからリリースされた[6][7]

ブロンコス退団後

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2017年9月3日にタンパベイ・バッカニアーズと契約し[8]2020年10月1日にアリゾナ・カージナルスと契約した[9]が、10月20日にリリースされた[10]

2021年4月21日に現役引退を表明した[11]

家族・親族

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アトランタ・ファルコンズに所属していたランニングバックのテロン・ウォード英語版は弟、元NFL選手のモーリス・ジョーンズ=ドリューはいとこである[12]

関連項目

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脚注

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  1. ^ Schefter, Adam. “Broncos are signing former Browns S TJ Ward, per sources.”. Twitter. 11 March 2014閲覧。
  2. ^ Wesseling, Chris (March 11, 2014). “T.J. Ward, Denver Broncos agree on contract”. NFL.com. 2014年8月3日閲覧。
  3. ^ “T.J. Ward signs with Broncos as Denver's new strong safety”. DenverPost.com. (March 11, 2014). http://www.denverpost.com/broncos/ci_25321575/t-j-ward-signs-broncos-denvers-new-strong-safety 2014年8月3日閲覧。 
  4. ^ Garber, Greg (February 8, 2016). “Best and worst of Super Bowl 50”. ESPN.com. September 26, 2021閲覧。
  5. ^ Martin, Jill (February 8, 2016). “Super Bowl 2016: Broncos defense dominates as Peyton Manning wins second title”. CNN.com. https://edition.cnn.com/2016/02/07/us/super-bowl-50-gameday/ September 26, 2021閲覧。 
  6. ^ Sessler, Marc (September 2, 2017). “Broncos release former Pro Bowl safety T.J. Ward”. NFL.com. September 26, 2021閲覧。
  7. ^ Sessler, Marc. “Ward: Broncos 'unprofessional' with timing of release”. NFL. September 26, 2021閲覧。
  8. ^ Bucs signing T.J. Ward to 1-year deal worth up to $5M”. NFL.com (September 3, 2017). September 26, 2021閲覧。
  9. ^ Urban, Darren (October 1, 2020). “Cardinals Sign Veteran Safety T.J. Ward To Practice Squad”. AZCardinals.com. September 26, 2021閲覧。
  10. ^ Urban, Darren (October 20, 2020). “Cardinals Activate D.J. Foster To Practice Squad”. AZCardinals.com. https://www.azcardinals.com/news/cardinals-activate-d-j-foster-to-practice-squad-t-j-ward-justin-johnson September 26, 2021閲覧。 
  11. ^ Legwold, Jeff (April 21, 2021). “Former Broncos Pro Bowler T.J. Ward, part of Denver's 'No Fly Zone' secondary, announces retirement”. ESPN.com. https://www.espn.com/nfl/story/_/id/31303776/former-broncos-pro-bowler-tj-ward-part-denver-no-fly-zone-secondary-announces-retirement September 25, 2021閲覧。 
  12. ^ http://www.cleveland.com/browns/index.ssf/2010/11/its_another_missed_chance_for.html

外部リンク

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