コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

Stellamedusa ventana

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Stellamedusa ventana
分類
: 動物界 Animalia
: 刺胞動物門 Cnidaria
: 鉢虫綱 Scyphozoa
: 旗口クラゲ目 Semaeostomeae
: ミズクラゲ科 Ulmaridae
: Stellamedusa
Raskoff & Matsumoto, 2004
: S. ventana
学名
Stellamedusa ventana
Raskoff & Matsumoto, 2004[1]

Stellamedusa ventana は、ミズクラゲ科に属するクラゲの一種。Stellamedusa属は単型である。

2004年にモントレー湾から5個体、カリフォルニア湾から2個体が採集され、モントレー湾水族館研究所英語版の研究者によって記載された。直径は10センチメートルに達し、鉢虫綱としては大型である。多くのクラゲと異なり傘縁触手を持たない。体色は全体に青白く半透明である。外傘面と4本の口触手は餌を捕えるための大型の刺胞に覆われ、凸凹した外観となっている。傘の半分程度の大きさの大型の獲物を好むようだが、これは外傘面を捕食に用いるクラゲとしては珍しい。種小名ventanaは、1990年に本種を初めて撮影したROVの機体名に由来する[2]

脚注

[編集]
  1. ^ "Stellamedusa ventana Raskoff & Matsumoto, 2004". World Register of Marine Species. 2023年2月13日閲覧
  2. ^ Raskoff, K.A., Matsumoto, G.I. (2004). “Stellamedusa ventana, a new mesopelagic scyphomedusa from the eastern Pacific representing a new subfamily the Stellamedusinae”. Journal of the Marine Biological Association of the United Kingdom 84: 37–42. doi:10.1017/S0025315404008884h. 

外部リンク

[編集]