STARKIDS
STARKIDS | |
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出身地 | 日本 |
ジャンル | ヒップホップ |
活動期間 | 2020年 - |
レーベル | guntai9 |
メンバー |
Space Boy espeon TAHITI levi ROAR BENXNI |
STARKIDS(スターキッズ)は、日本のヒップホップコレクティブである。Space Boy、BENXNI、TAHITI、levi、espeon、ROARからなる6人組ユニット。
メンバー
[編集]Space Boy
[編集]アメリカ・ハワイ州ホノルル出身[1]。AMVのエディットを通じてSoundCloudを知り、楽曲作成に興味を持つ[2]。ラップをはじめたのは16歳ごろのときであり[3]、「ビーフ」した友人の「ディス曲」を作ったことがきっかけであった[4]。「Space Boy」のMCネームも、高校生のとき考案したものであるが、なぜこの名前にしたかについては覚えていないという[1]。また、高校在学中、バスに乗りながらグラフィティを描いていたところ、逮捕された[5]。「アニメが好きで、アニメの中で住みたいと思って」、大学進学を期に日本に移住し、STARKIDSを結成した[2][3]。
espeon
[編集]ホノルル出身[6]。母親が日本人であり、子供の頃より日本にはよく来ていた[7]。MCネームである「espeon」はポケモンの名前であり(エーフィの英称)、「はじめて引いたカード」であったため気に入っていたという[8]。小学生のときには母親が運転中に流していたという、Perfumeや宇多田ヒカルの楽曲をよく聴いていた。中学生のときにはボーカロイド音楽や、ナイトコアに傾倒した[2]。また、この頃、自らがバイセクシャル・トランスフェミニンであることを意識しはじめた[6]。高校時代には、「高校時代はずっとSoundCloudの音楽を聴きまわり、いろいろなものを聴くように」なった[2]。Space Boyとは中学生からの幼馴染であり[7]、大学進学を期に、家族も住んでいた日本に移住した[2]。
TAHITI
[編集]ハワイ出身。母親は日本人[7]。「TAHITI」は本名[9]。小学校3年生か4年生のころ、友人がSoulja Boyの『Souljaboytellem.com』を聴かせてくれたことを契機として音楽に傾倒しはじめる。また、AMVを通じてSoundCloudにも親しむようになる[2]。17歳のときより楽曲制作をはじめた[7]。進学のために日本に移住し[2]、経済学の学位を取得した後、服飾学校に通っている[7]。
levi
[編集]東京出身[7]。「levi」の名前の由来は、『進撃の巨人』のリヴァイ兵長[10]。以前はJ-POPしか聴いていなかったものの、中学3年生のときカナダに留学したことを契機に[7][11]、ヒップホップやEDMを聴きはじめるようになる[2]。音楽をつくりはじめたのは大学進学時、18歳のときで[10]、TAHITIと出会ったことが契機であった[2][10]。
BENXNI
[編集]千葉県旭市出身[7]。クリスチャンの家庭に生まれ、「BENXNI(ベノニ)」の名前は、聖書の登場人物であるベニヤミン(ベン・オニ)に由来する[12]。田舎住みで暇だったこともあり[7]、ダンスミュージックをよく聴いており、自分で音楽を作ることに興味を持つようになった[2]。もともとはインストゥルメンタルのみ作っていたが、YouTubeでフリースタイルの動画を見たことを契機として、ラップもはじめた[2][13]。Soundcloudで見かけたSpace Boyの音源に興味を持ち、DMをおくったところ、当時結成中であったSTARKIDSに勧誘された[13]。曲を作るために3時間以上かけて東京に来ていたという[7]。
ROAR
[編集]沖縄県石垣島出身。YouTubeでフリースタイルを観たことを契機として[2]、中学校3年生のころにラップをはじめた。しかし、地元で音楽活動をすることに限界を感じ、上京した。STARKIDSとはライブで出会い、後にメンバーの一員となった[14]。
歴史
[編集]結成
[編集]Space Boyが日本に移住し、Soundcloud経由でコレクティブを作ろうとしたことをきっかけに結成された[3]。Space Boyとepseonは幼馴染であり、TAHITIはSoundcloud経由で、同じビートを使っていたことをきっかけとして知り合った。leviはTAHITIの共同制作者であった[7]。また、このころSpace Boyを知ったBENXNIも彼に連絡を取り、結成中だったSTARKIDSのメンバーの一員となった[13]。また、同じイベントでライブしていたROARとも知り合い、彼もまたSTARKIDSに参加した[7]。
「STARKIDS」の名前は、グループチャットで決められた[2]。この名前の由来について、Space Boyは各所で「永遠のスターキッズでいたいと思っていたから」と語っているものの[2][7][15]、実際にはよく覚えていないという[2]。
キャリア
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
2020年12月19日に『R-RATED』[16]、2021年11月1日に『4D』[17]、2022年11月11日に『POP』をリリースした[18]。2023年にインディペンデントレーベル「guntai9」を立ち上げる。[19]2024年7月31日に『ASIAX』をリリースした[20]。
ディスコグラフィ
[編集]タイトル | 発売日 | 出典 |
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R-RATED | 2020年12月19日 | [16] |
4D | 2021年11月1日 | [17] |
POP | 2022年11月11日 | [18] |
ASIAX | 2024年7月31日 | [20] |
出典
[編集]- ^ a b ニートtokyo (2021-04-13), Space Boy : 名前の由来〜地元・ホノルルについて 2024年8月9日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “SoundCloud発の次世代クルー、STARKIDSが語る音楽ルーツ | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)”. Rolling Stone Japan (2022年10月26日). 2024年8月9日閲覧。
- ^ a b c ニートtokyo (2021-04-15), Space Boy : "STARKIDS"結成の経緯 2024年8月9日閲覧。
- ^ “Space Boyインタビュー『自分がいまいる環境からだけ影響を受けてる』|レッドブル”. Red Bull (2022年4月20日). 2024年8月9日閲覧。
- ^ ニートtokyo (2021-04-20), Space Boy : 恐怖体験~グラフィティーの代償 2024年8月9日閲覧。
- ^ a b “新世代を担う多国籍クルー“STARKIDS”メンバー、espeon「フェミニンでファッショナブルな自分を表現できる今が、人生で最も幸せな瞬間」。”. newTOKYO(ニュートーキョー) (2024年1月20日). 2024年8月9日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m Dazed (2022-03-31), Meet STARKIDS, Tokyo’s Insane Response To The Rise Of Hyperpop | Dazed Presents 2024年8月9日閲覧。
- ^ ニートtokyo (2021-04-14), espeon : 名前の由来 2024年8月9日閲覧。
- ^ ニートtokyo (2021-04-14), TAHITI : 名前の由来 2024年8月9日閲覧。
- ^ a b c ニートtokyo (2021-04-25), Levi : 名前の由来~仲の良いSoundcloudラッパー 2024年8月9日閲覧。
- ^ Dazed (2022-03-31), Meet STARKIDS, Tokyo’s Insane Response To The Rise Of Hyperpop | Dazed Presents 2024年8月9日閲覧。
- ^ ニートtokyo (2021-04-15), BENXNI : 名前の由来 2024年8月9日閲覧。
- ^ a b c “BENXNI インタビュー 注目のクルー STARKIDS のサウンドを支えるボーカリスト兼プロデューサー|THE MAGAZINE”. THE MAGAZINE. 2024年8月9日閲覧。
- ^ ニートtokyo (2021-04-14), Lil Roar : 地元・石垣島について~Amazon問題 2024年8月9日閲覧。
- ^ ニートtokyo (2021-04-13), STARKIDS : 名前の由来〜仲良いんですか? 2024年8月9日閲覧。
- ^ a b “STARKIDS、「R-RATED」を配信開始|THE MAGAZINE”. THE MAGAZINE. 2024年8月9日閲覧。
- ^ a b “AVYSS magazine » STARKIDSが4次元の世界へと導く新作アルバム『4D』をリリース”. avyss-magazine.com. 2024年8月9日閲覧。
- ^ a b “AVYSS magazine » 00年代ダンスポップ|STARKIDSが最新EP『POP』をリリース”. avyss-magazine.com. 2024年8月9日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “STARKIDSが沈黙を破り“軍団兼レーベル”を結成”. 音楽ナタリー. 2024年10月14日閲覧。
- ^ a b “STARKIDSがアジアのアーティストたちとコラボしたEP『ASIAX』をリリース” (英語). FNMNL (フェノメナル). 2024年8月9日閲覧。