S1000型潜水艦
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S1000型潜水艦 | |
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基本情報 | |
種別 | 潜水艦 |
建造所 |
計画段階: イタリア・フィンカンティエリ インド・ラーセン&トゥブロ |
要目 | |
排水量 | 1100トン (潜航時) |
長さ | 56.20 m |
推進器 | ディーゼル・エレクトリック方式, 蓄電池,AIP |
速力 | 14ノット以上 (潜航時) |
航続距離 | 4ノットで3000海里 (潜航時) |
潜航深度 | 250m以上 |
乗員 | 16人 |
兵装 |
前方魚雷発射管6本 (押し出し式)最大6 + 8本の21 インチ (533 mm) 有線魚雷 対艦ミサイルの組み合わせが可能 |
電子戦・ 対抗手段 | 対魚雷欺瞞装置 (エミュレータ/デコイ) |
特殊装備 |
5台の多機能 CMS 操作卓 統合型センサーと航法装置 1 パッシブ/アクティブ ソナー スイッチ (コンフォーマル アレイ, インターセプト アレイ, 機雷回避, ONA) 統合航法装置 |
S1000 型潜水艦はロシアのルビーン海洋工学中央設計局とイタリアのフィンカンティエリで共同開発される。ルビーン海洋工学中央設計局のアムール型潜水艦の先進的な機種である。
歴史
[編集]2005年の報告によるとイタリアのフィンカンティエリはロシアのルビーン海洋工学中央設計局とアムール型潜水艦の設計を基にした非大気依存推進技術を特徴とする新型のディーゼル・エレクトリック方式の潜水艦の設計に取り掛かった。
2006年10月のフランスの国際兵器展示会のユーロナーバルでロシアとイタリアはS1000と呼ばれる新世代のディーゼル潜水艦のモックアップを展示した[1]。
2008年10月31日にはロシアのルビーンとイタリアのフィンカンティエリはS1000の概念設計を完了したが[2]、2014年7月に開発が無期限に中断された[3]。
設計
[編集]この潜水艦は対潜水艦戦と哨戒を目的として設計され、最大12人を輸送する。全長は56.2 mで最大速度は14ノットでイタリアの工場で開発された新型の燃料電池式非大気依存推進(AIP)を備える。
第三世界への輸出も当初から視野に入れて設計されており新型の潜水艦はイタリア製の大型の有線誘導ブラックシャーク魚雷やロシア製の水中発射型対水上艦、対地クラブS巡航ミサイルを備える事を特徴としている[1]。
輸出
[編集]フィンカンティエリとルビーンの両社はインド海軍のプロジェクト75I級潜水艦に共同で6隻のS1000を$35億ドルで販売を提案していた[4]。他の候補にはフランスのスコルペヌ型潜水艦やドイツの214型潜水艦、ロシアのアムール型潜水艦がある[5][6]。
脚注
[編集]- ^ a b RIA Novosti (25 October 2006). “Russia, Italy present new diesel submarine at Euronaval 2006”. GlobalSecurity.org. 27 April 2011閲覧。
- ^ Российские и итальянские кораблестроители завершили разработку концептуального проекта подводной лодки S1000 для третьих стран
- ^ Россия и Италия перестали разрабатывать малую субмарину S-1000
- ^ Sources mentioned in. “Submarine Proliferation: Italy Export Behavior”. Various. 27 April 2011閲覧。
- ^ “Russia to offer Amur Class subs for Indian Navy's next submarine tender”. The Information Company (29 June 2009). 27 April 2011閲覧。
- ^ “Project-75A / Project-75I / Project 76”. GlobalSecurity.org. 27 April 2011閲覧。