RHAPSODY (RCサクセションのアルバム)
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『RHAPSODY』 | ||||
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RCサクセション の ライブ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1980年4月5日 久保記念講堂 | |||
ジャンル | ロック、R&B | |||
レーベル |
キティレコード(LP) ユニバーサルミュージック(2005年11月23日現行CD) | |||
チャート最高順位 | ||||
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RCサクセション アルバム 年表 | ||||
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『RHAPSODY』(ラプソディー)は、1980年に発表されたRCサクセションのライヴ・アルバム。バンドにとって4年ぶりのアルバム。
解説
[編集]RCサクセションは、1978年を境にロックバンド編成に移行。そして、シングル「ステップ!」「雨あがりの夜空に」を経て、久保講堂でのライヴを収録した本作を発表。レコード会社やスタッフからは、スタジオ・アルバムを出すべきとの声もあったが、忌野清志郎は「ライヴの勢いをそのまま出した方がいい」と考え、また、スタジオ録音で音をいじられることを嫌っていたため、敢えてライヴ盤の発表に踏み切った[1]。全盛期のメンバー5人が揃ったのに加え、小川銀次(ギター)と、その後もRC及び忌野と深く関わることとなる梅津和時(アルト・サクソフォーン)がサポート・メンバーとして参加。本作は、RCにとってターニング・ポイントとなる成功作であり、本作発表後、RCのライヴは規模が拡大していく。また、発売年が1980年であるため、1980年代に一世を風靡した日本のロック・ニュー・ウェイヴの先陣を切ったアルバムとして評価されることが多い。
2005年、本作の完全版ともいえるライヴ・アルバム『RHAPSODY NAKED』が発売された。
収録曲
[編集]- 全作詞・作曲:忌野清志郎 編曲:RCサクセション(特記以外)
脚注
[編集]- ^ 『ミュージック・マガジン』2005年9月号p.22-23