R・J・ミッチェル
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R・J・ミッチェル(R. J. Mitchell)は、1850年代に活躍した天文学者で、ウィリアム・パーソンズのアシスタントであった。ゴールウェイ大学で学び[1]、1853年にパーソンズのアシスタントとして雇用された[1]。また、パーソンズの息子達の家庭教師も務めた[1]。ミッチェルには観測の才能があり、パーソンズの72インチ望遠鏡での多くの発見について優れた絵も残した[1]。パーソンズの発見とされるものの多くは、実際はミッチェルの発見であったとも言われている[2]。1858年5月にパーソンズの下を離れた後は、アイルランドの公務員となった[1]。
出典
[編集]- ^ a b c d e Steinicke, Wolfgang (2010-08-19) (英語). Observing and Cataloguing Nebulae and Star Clusters: From Herschel to Dreyer's New General Catalogue. Cambridge University Press. pp. 103. ISBN 978-1-139-49010-8
- ^ “The Discoverers of the NGC / IC Objects”. cseligman.com. 2019年12月14日閲覧。