コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

Rダーター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ケントロン V4 R-ダーター
種類 空対空ミサイル
原開発国 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国
運用史
配備期間 1995年-2008年[1]
配備先 南アフリカ空軍
開発史
製造業者 デネル ダイナミックス
諸元
重量 118 kg (260 lb)
全長 3.62 m (11.88 ft)
直径 0.16 m (6.3 in)

エンジン 固体燃料ロケット
誘導方式 アクティブレーダーホーミング
発射
プラットフォーム

軍用機:

テンプレートを表示

R-ダーターアクティブレーダーホーミング追尾装置によって誘導される視界外射程 (BVR) 空対空ミサイルである。南アフリカ共和国デネル ダイナミックスで設計、生産された。

Rダーターはイスラエルダービーと類似しており、外観の相違点は前方可動翼の後方の小翼の有無程度で、ほぼ同様の機能を有する。開発にあたって関与があったことが国際的なメディアで繰り返し報じられているにもかかわらず、プロジェクトに関わった南アフリカのエンジニアはイスラエルの関与がなかったと述べている(しかし、1980年から始まったダービーの開発時に南アフリカは、開発プログラムに参加し、数年後に資金を提供している)[3]

運用

[編集]

ミサイルは南アフリカ空軍アトラス・チーター戦闘機に装備され、2008年4月に引退した[3]

ブラジル空軍はRダーターをF-5戦闘機で使用するために評価すると述べ、デネルは試験で使用する為に有効期限の近いミサイルを安値で提供する予定である[4]

2010年の報告ではRダーターはパキスタン空軍によって運用中であるとされた。ディフェンスウェブではデネル社がパキスタンへ売却した記録は無かったが2010年発行のミリタリーバランスに記載された国際戦術研究所の調査ではパキスタン空軍は"Rダーター"視界外射程ミサイルを運用するとされる[1]

関連項目

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b Engelbrecht, Leon (12 October 2010). “NCACC inspectorate probing Icarus Marine”. Defence Web (defenceweb.co.za). 31 May 2011閲覧。
  2. ^ V4 R-Darter
  3. ^ a b China痴 Emerging 5th Generation Air-to-Air Missiles
  4. ^ Air Force Acquiring Additional F-5s and Evaluating R-Darter Missiles for Upgraded F-5s”. Forecast International (January 2006). 2007年3月6日閲覧。