Portal:LGBT/最近の出来事/2016-2017年
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2017年
- 2月 - 京都府酒販国民健康保険組合が性同一性障害当事者に対し、保険証での通名の使用を容認[1]。
- 4月5日 - 東京都文京区が、区職員や教員へむけた性的指向や性自認に関する網羅的な対応指針を策定[2]。日本の地方自治体としては初めて[3]。
- 5月24日 - 中華民国の憲法裁判所である司法院大法官会議が、同性婚を認めない当時の民法を違憲であると公表した[4]。(前述の通り中華民国では2019年5月に同性婚合法化。)
- 6月1日 - 札幌市が「パートナーシップ宣誓制度」の運用を開始。政令指定都市では初[5]。
- 6月30日 - ドイツで同性婚が認められる[6]。
- 8月20日 - 日本の家庭裁判所が、2015年と2016年に性分化疾患(DSD)当事者の性転換手術を伴わない戸籍の性別「訂正」を認めていたことが公表された[7]。
- 8月31日 - 厚生労働省が公式に保険証での通名の使用を公式に認める。この判断により、健康保険組合や協会けんぽ、後期高齢者医療の保険証でも性同一性障害者が通名を使えるようになった[8]。
- 12月8日 - オーストラリアで同性婚が認められる[9]。
2016年
- 2月18日 - パナソニックは4月より、社内規定により同性カップルを結婚に相当する関係と認める。慶忌休暇の申請も可能となる見込み[10]。
- 6月23日 - 全日本空輸は性的少数者の従業員や顧客への取り組みの一環として、ファミリーマイルで同性のパートナーの登録受付を7月1日から開始すると発表[11]
- 6月29日 - 性同一性障害であることを職場に公表するようカミングアウトを強要されたとして、株式会社愛知ヤクルト工場に勤務していた社員が同社を提訴(アウティング)[12]。
- 11月1日 - 東京スター銀行が、日本の銀行としては初めて同性パートナーにも家族優遇措置を適用[13]。
- 12月 - 大阪市が全国で初めて同性カップルを養育里親と認定した[14]。
- 12月6日 - マルタがヨーロッパ連合加盟国としては初めて転向療法を禁止する[15]。
出典
[編集]- ^ “性別変更が認められない性同一性障害者が初めて、保険証での通名の使用が認められました”. アウト・ジャパン (2017年2月17日). 2020年11月4日閲覧。
- ^ “文京区職員・教職員のための性自認及び性的指向に関する対応指針”. 文京区 (2017年4月5日). 2020年11月5日閲覧。
- ^ “東京都文京区が、性的マイノリティが行政窓口や学校で差別的な言動を受けないようにするための職員・教員向けの対応指針を策定しました”. アウト・ジャパン (2017年4月26日). 2020年11月5日閲覧。
- ^ “台湾、同性婚禁止は「違憲」 アジア初の容認に向け蔡政権後押し”. 産経新聞社 (2017年5月24日). 2020年11月5日閲覧。
- ^ “札幌市で「パートナーシップ宣誓制度」がスタート、政令指定都市では初”. アウト・ジャパン (2017年6月3日). 2020年11月4日閲覧。
- ^ ドイツ連邦議会、同性婚の合法化を可決、BBC News Japan、2017年6月30日。
- ^ “家裁が「手術なし」でも性別の変更認める…従来の枠組み広げる判断、今後の影響は?”. 弁護士ドットコムニュース. (2017年9月17日) 2020年11月5日閲覧。
- ^ 水戸部六美 (2017年9月1日). “性同一性障害で通称名記載、すべての健康保険証で可能に”. 朝日新聞. 2020年11月4日閲覧。
- ^ 「オーストラリア、同性婚を正式に合法化」『BBC News Japan』2017年12月8日。
- ^ “同性婚、社内規定で容認 4月から”. 毎日新聞 (2016年2月18日). 2016年2月18日閲覧。
- ^ Yusuke KOHASE (2016年6月23日). “ANA、LGBTへの対応強化 ファミリーマイルでパートナー登録”. 2020年11月4日閲覧。
- ^ “性同一性障害「カミングアウトを強制された」 40代会社員、愛知ヤクルト工場を提訴” (2016年6月28日). 2020年11月4日閲覧。
- ^ “LGBT対応サービス続々 同性カップルも「夫婦」…生命保険、ブライダルなど市場拡大” (2016年11月16日). 2020年11月4日閲覧。
- ^ “男性カップルが里親に 大阪市が異例の認定”. https://www.nikkei.com/. 日本経済新聞 (2017年4月5日). 2020年11月5日閲覧。
- ^ Jon Henley (2016年12月7日). “Malta becomes first European country to ban 'gay cure' therapy”. ガーディアン. 2016年12月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月7日閲覧。