チュンマリー・サイニャーソン(Choummaly Sayasone, 1936年3月6日 - )はラオスの軍人、政治家。ラオス人民軍中将。現在、第2代ラオス人民革命党中央委員会書記長、第5代ラオス人民民主共和国主席を務め、同国の最高指導者の地位にある。革命第二世代で、党の保守的な路線を継承する。
ラオス南部のアッタプー県サイセタ郡ウットヌア村に生まれる。1954年よりフアパン県にて革命運動に参加し、左派勢力の兵士となる。1955年、ラオス人民党に入党。ラオス内戦が始まると、左派軍事勢力パテート・ラーオの将校として……続きを読む