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情報格差(じょうほうかくさ)とは、都市部と地方間における放送・通信の情報量やサービスの可否に差があること。また、情報技術 (IT) を使いこなせる者と使いこなせない者の間に格差が生じていることを指す。特に情報技術を使えていない、あるいは取り入れられる情報量が少ない人々または放送・通信のサービスを(都市部と同水準で)受けられない地域および住民のことを情報弱者(しばしば情弱と略される)とも呼ばれる。
「デジタル・デバイド」という言葉が公式に初めて使用されたのは1996年にアメリカ・テネシー州ノックスビルで行われた演説で当時のアメリカ合衆国副大統領であるアル・ゴアが発言したものであるといわれている。この演説では以前よりゴアが強く提唱していた「情報スーパーハイウェイ構想」を2000年までにアメリカ全土の都市部から郊外・農村部に至るまで隅々に網羅させることを約束し、将来の子孫達にが「デジタル・デバイド」によって区切られることがない世界を作りたいと演説の中に織り込んだ。……もっと読む