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Portal:アジア/西アジア/過去ログ

2018年12月9日から2019年5月29日まで

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アイユーブ朝の最大支配領域(1188年)

アイユーブ朝アラビア語: الأيوبيون‎、クルド語:دەوڵەتی ئەییووبی )は、12世紀から13世紀にかけてエジプトシリアイエメンなどの地域を支配した スンナ派イスラーム王朝。シリアのザンギー朝に仕えたクルド系軍人のサラーフッディーン(サラディン)を王朝の創始者とする。

1169年にエジプトを支配するファーティマ朝の宰相に就任したサラディンは、ザンギー朝から事実上独立した政権を樹立する。サラディンはアッバース朝カリフの権威を認め、支配の正統性を主張してマリク(王)を称した。ファーティマ朝の実権を握ったサラディンは独自の政策を立案したため、後世の歴史家はサラディンが宰相の地位に就いた1169年をアイユーブ朝が創始された年と見なしている。サラディンの死後、国家の領土は各地の王族たちによって分割され、ダマスカスアレッポディヤルバクルには半独立の地方政権が成立した。アル=アーディルアル=カーミルアッ=サーリフら有力な君主の時代には一時的に統一が回復され、彼らはカイロで政務を執った。1250年マムルーク(軍人奴隷)のクーデターによってカイロのアイユーブ家の政権は滅亡し、シリアに残った地方政権も1250年代後半から中東に進出したモンゴル帝国とマムルーク朝の抗争の過程で消滅した。

2012年5月26日から2018年12月9日まで

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シャフリヤールに物語を話すシャハラザード(シェヘラザード)

千夜一夜物語は、アラビア語でまとめられた説話物語集である。

千夜一夜物語は、日本語では千一夜物語アラビアンナイトとも呼ばれている。初期の翻訳においては、永峯秀樹訳『開巻驚奇 暴夜(あらびや)物語』や、日夏耿之介訳『壹阡壹夜譚』の題名も見られた。

妻の不貞を見て女性不信となったシャフリヤール王が、国の若い女性と一夜を過ごしては殺していたのを止めさせるため、大臣の娘シャハラザード(シェヘラザードشهرزاد)が自ら王の元に嫁ぐ。そしてシャハラザードは千夜にわたって毎夜王に話をしては気を紛らわさせ、終に殺すのを止めさせたという物語が主軸となっている。