PickGo
URL | https://pickgo.town/ |
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言語 | 日本語 |
タイプ | 配送マッチングプラットフォーム |
運営者 | CBcloud株式会社 |
設立者 | 松本隆一 |
営利性 | 営利 |
開始 | 2017年6月 |
現在の状態 | 運営継続中 |
開発元 | CBcloud株式会社 |
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最新版 |
iOS版:1.8.0 Android版: 10.4.1 |
対応OS |
iOS 11.0以降 Android 5.0以降 |
サイズ |
iOS版: 73.4MB Android版:69.65 MB |
対応言語 | 日本語 |
サポート状況 | 公開中 |
公式サイト | https://pickgo.town/consumer/express |
PickGo(ピックゴー)はCBcloud株式会社が提供する配送プラットフォームである。
荷物を配送したい荷主と、空いている配送事業者(トラックドライバーや運送会社など)をWebやアプリ上で直接マッチングできるITサービス。
概要
[編集]サービスに登録している配送事業者(PickGoでは配送パートナーと呼称する)の登録数は軽貨物4万台以上、一般貨物1000社以上、二輪車1万5000台以上[1]と業界トップクラスの規模を誇る。軽貨物車両だけでなく、一般貨物車両やバイク、自転車での配送を依頼することもできる。24時間365日、配送依頼が可能。配送エリアは全国対応で、電話ではなくオンラインで依頼するのが特徴。サービス内容は法人向けと個人向けに分かれており、サービス内容や依頼方法などが異なる。
法人向けサービス
[編集]緊急/即日配送(PickGoエクスプレス)
[編集]24時間365日いつでも、全国どこでも依頼可能で、見積りや依頼にかかる作業はおよそ1分程度。Web上から依頼すると配送パートナーに一斉に通知が届くため、最短56秒でドライバーが見つかる仕組みになっている。法人向けサービスは軽貨物だけでなく、2tトラック、4tトラック、10tトラックや、冷蔵車・冷凍車も手配可能。
定期配送(PickGoエンタープライズ)
[編集]専任の担当者がつき、ニーズに合わせて定期配送を設計するサービス。ルート配送やエリア配送、店舗間配送などに利用できる。扱う商品の特性ごとに運送の詳細を設定できる。
物流ソリューション(PickGoエンタープライズ)
[編集]PickGoのインフラを利用して、会社ごとのサービス課題や目的に会わせてソリューションを設計・提供するサービス。運営するCBcloud自体に開発体制があるため、配送API連携など柔軟な対応も可能。
個人向けサービス
[編集]配送サービス(PickGoエクスプレス)
[編集]法人向けの配送サービスと同様のサービスを受けられるが、スマホアプリでのみ利用可能。二輪車(バイク・自転車)か軽貨物を手配できる。
買い物サービス(PickGoショッピング)
[編集]食料品や日用品など、買い物を代わりに代行して自宅まで運んでくれるサービス。かかる費用は買い物実費(レジ袋代含む)と配送料、サービス料(プラットフォームの使用料)の合計額。利用可能エリアは東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県。
手荷物当日配送サービス
[編集]空港で預けた手荷物を、当日中に滞在先ホテルまで届けるサービス。旅行先で荷物を持ち運ばなくて済む。予約および決済はJALのWebサイト上で完結する。[2][3]
ドライバー向けサービス
[編集]配送パートナー募集
[編集]車種や形態に合わせて「バイク・自転車パートナー」「軽貨物パートナー」「一般貨物運送会社パートナー」の3種類に分けて配送事業者を募集している。「バイク・自転車パートナー」「軽貨物パートナー」は主に個人事業主向けで、スキマ時間に稼ぐことができ、報酬は最短即日で得られる。「一般貨物運送会社パートナー」は運送会社向けで、小型~大型トラックの求車情報のやり取りをPickGoがサポートし、登録料・利用料は無料。
PickGoカーリース
[編集](この節の出典:[4])
軽貨物の新車を月3万1800円からリースできるサービス。開業に必要な黒ナンバーの代理取得も行ってくれる。PickGo以外の仕事を受けることも可能。サービス提供エリアは東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県のみ。
主なメリット
[編集]荷主のメリット
[編集](この節の出典:[5])
荷物を運んでくれるドライバーを一括ですぐに探すことができるため、複数の運送会社に連絡をしなくて済む。事前に料金総額がわかり、後から加算されることがないため安心して依頼できる。荷主による独自の評価システムを採用しているため、評価の高いドライバーを選ぶことができる。到着予想時刻が事前にわかり、現在の車両の位置もGPSでわかるため、確認の手間がかからない。
ドライバーのメリット
[編集](この節の出典:[6])
報酬が最短で即日入金されるため、資金繰りに困りにくい。労働日数や時間に縛られることなく、働きたいときに働くことができる。PickGoに手数料を払うだけで仕事を得ることができ、理不尽な下請け構造はなく、受けたくない仕事は受けずに済む。初期費用を抑えて改行したい人にはカーリースサービスも提供している。
沿革
[編集](この節の出典:[7])
- 2013年
- 10月 - 横浜市泉区にてサービス運営会社のCBcloud株式会社を代表取締役CEOの松本隆一が設立。
- 2016年
- 6月 - PickGoの前身となる軽貨物配送プラットフォーム「軽town」 をリリース。
- 2017年
- 6月 - サービス名称を「PickGo」に変更。
- 8月 - 個人向け配送サービス 「PickGo for Personal」(現在の個人向け「PickGoエクスプレス」)をリリース。
- 2019年
- 2月 - 「PickGo」の登録ドライバー数が1万名を突破。
- 2020年
- 2月 - 一般貨物のマッチングサービスをスタート。
- 4月 - プロの配送ドライバーによる買い物代行サービスをリリース。
- 7月 - 軽貨物の登録ドライバーが2万名突破。
- 9月 - 配送パートナー向け「PickGo スコア」を開始。
- 9月 - 買い物代行サービスにて自転車・バイクによる配送を開始。
- 2021年
- 1月 - 「PickGo」のリブランディングを実施。個人向け「PickGo」、法人向け「PickGo for Business」、配送パートナー向け「PickGo for Partner」へ名称を変更。
- 5月 - 配送マッチングサービス調査にて「ドライバーの質が高い」「安心・信頼」「リピートしたい」の3項目で1位を獲得。
- 6月 - 「PickGo配送API」をローンチ。
- 7月 - 軽貨物の登録ドライバーが3万名、二輪車パートナーが1万名突破。
- 2022年
- 3月 - 埼玉県川口市に初の物流倉庫「CBcloud川口デポ」を開設。
- 6月 - 軽貨物の登録ドライバーが4万名突破。
- 9月 - 二輪車パートナーが2万名突破。
出典
[編集]- ^ “「ピックゴー」実際に使ってみた!「展示会・イベントへの搬入」編 │物流に関する知識をまとめたメディア「PickGo物流コラム」”. 配送プラットフォーム「PickGo」. 2023年1月20日閲覧。
- ^ “JAL、JAL ABC、CBcloud、「手荷物当日配送サービス」の対象出発空港を拡大”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2023年1月20日閲覧。
- ^ “JAL | 手荷物当日配送サービス”. 2023年1月20日閲覧。
- ^ “PickGo(ピックゴー)のカーリース”. 配送プラットフォーム「PickGo」. 2023年1月20日閲覧。
- ^ “PickGo(ピックゴー)を始める方へ!仕組み・収入・メリット・デメリットを徹底解説”. 副業安定所 (2019年1月2日). 2023年1月20日閲覧。
- ^ “ピックゴー(pickGo)は稼げる?稼げない?副業の評判/ドライバー登録方法などまるわかり|【ドライバーズジョブ】”. 【ドライバーズジョブ】 (2020年4月17日). 2023年1月20日閲覧。
- ^ “CBcloud株式会社”. CBcloud株式会社. 2023年1月20日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 配送プラットフォーム「PickGo」
- CBcloud株式会社 - サービス提供元
- PickGo (@cb_pickgo) - X(旧Twitter)