OpenVAS
開発元 | Greenbone Networks GmbH |
---|---|
最新版 |
20.8.0
/ 2020年8月11日 |
リポジトリ | |
対応OS | クロスプラットフォーム |
種別 | 脆弱性スキャナ |
ライセンス | GPL |
公式サイト | www.openvas.org |
OpenVAS(Open Vulnerability Assessment System、旧称:GNessUs)は、脆弱性のスキャニングと脆弱性の管理の機能を提供するサービスおよびツール群からなるソフトウェアフレームワークである。
OpenVASの全プログラムは自由ソフトウェアであり、大部分のコンポーネントはGNU General Public License(GPL)でライセンスされている。OpenVASのプラグインは、Nessus Attack Scripting Language(NASL)で書かれている。
歴史
[編集]OpenVASは、以前はオープンソースだったNessusスキャンツールのフォークとして、GNessUsという名前で開発が始まった。Nessusを開発していたTenable Network Securityが、2005年10月に、Nessusをプロプライエタリ(クローズドソース)ライセンスに変更したためである[1]。OpenVASは、もともとはPortcullis Computer Securityでのペネトレーションテスト[2]として提案されたものだったが、その後、Tim BrownによってSlashdotで公開が発表された[3]。
OpenVASは、Software in the Public Interestのメンバープロジェクトの1つである[4]。
フレームワークの構造
[編集]ネットワーク脆弱性テスト(Network Vulnerability Tests; NVTs)の日次更新フィードがあり、合計47,000件以上が配信されている(2016年6月現在)。
ドキュメント
[編集]OpenVASプロトコルの構造は、開発者を助けるために十分ドキュメント化されている。OpenVASに関するドキュメントを配布するためのOpenVASプロジェクトの出版物として、OpenVAS Compendiumがある。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- ^ LeMay, Renai (2005年10月6日). “Nessus security tool closes its source”. CNet
- ^ Portcullis Computer Security
- ^ Slashdot
- ^ Log from SPI board meeting