RAYS (アルバム)
『RAYS』 | ||||
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Snow Man の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | MENT RECORDING | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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Snow Man アルバム 年表 | ||||
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『RAYS』収録のシングル | ||||
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「One」 | ||
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Snow Manの配信楽曲 | ||
リリース | 2024年10月14日 | |
規格 | デジタル・ダウンロード | |
録音 | 2024年 | |
ジャンル | J-POP | |
レーベル | MENT RECORDING | |
作詞者 | JUN[10] | |
作曲者 | Sunny、D&H[10] | |
チャート順位 | ||
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『RAYS』(レイズ)は、Snow Manの4thアルバム。2024年10月30日にMENT RECORDINGからリリースされた[16]。
概要
[編集]前作『i DO ME』から約1年半ぶりのアルバム[16]。初回盤A(CD+DVD/Blu-ray)、初回盤B(CD+DVD/Blu-ray)、通常盤(CDのみ)の3形態で発売された[17]。シングルとしてリリース済みの「Dangerholic」、「LOVE TRIGGER」、「We'll go together」は収録されているが、通常盤18曲中13曲は新曲となる[18]。タイトルの"RAYS"には、9人の「光線」が集まればより大きな光となり、もっと遠くまで輝き、先の未来に向かって加速していくという想いが込められている[16][17]。
8月21日に実施されたYouTube生配信「夏の1日をSnow Manと一緒にちょっとだけ過ごそうぜ生配信」[注釈 1]にて、リーダーの岩本照から本作のリリースが発表され[22]、さらにメンバーがその場で初めて聞く言葉を10秒でプレゼンするゲームの中で、本作を引っ提げ自身初となる5大ドームツアー「Snow Man Dome Tour 2024 RAYS」を11月9日から12月27日まで行うことも発表され[23]、この配信は63万人以上が同時視聴した[24]。
配信終了直後にはリード曲「EMPIRE」(読み:エンパイア[24])のMVがプレミア公開された[25]。モーツァルトの「交響曲 第25番 ト短調」をサンプリングした、ラップパートがふんだんに用いられたこれまでにないほどアグレッシブな楽曲で、EMPIRE=帝国を築く、「俺たちの帝国を打ち立てよう」という決意や覚悟が歌われている[18][25][26]。MVは「Snow World」以来4年ぶりの海外ロケ、スペイン・バルセロナにて丸3日を費やして撮影された[25]。黒のスーツに身を包んだメンバーが街角のざわめきの中で思い思いに過ごした後、ラウールが目を上げると緊迫感のあるシンコペーションが特徴的な楽曲のイントロが始まる[26][27]。サクラダ・ファミリアやバルセロナの景観を背に9人が堂々と歩いたり、広大な砂上で総勢54名(総勢62名[24])による迫力のダンスを披露する[注釈 2]など壮大な世界観が話題となり、翌8月22日には800万回再生を突破して「人気急上昇中の音楽」1位となった[25][27][29]。そしてグループ史上最速、公開25時間で1000万回再生[24]、公開後10日間で3000万回再生を突破し[30]、9月4日に発表されたYouTubeチャートでも2位を記録した[31]。監督はYUANN、振付はkEnkEnが担当している[28]。また、Snow Man公式TikTokアカウントでは、メンバーのダンス動画や「『EMPIRE』SPEED-UP CHALLENGE」、宮舘涼太と岩本照による「おもしろ動画」などがアップされている他、9月30日にはM!LKがTikTokで「EMPIRE」のカバーダンス動画をアップしている[32]。
「One」はテレビ朝日系IMAnimation『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』第2期のエンディングテーマ[33]。9月17日にアニメの第2弾PVで音源が初公開された[33]。「夢を追う人」や「何かに夢中な人」がもつ強い意志や闘争心、エゴや進み続けることの尊さを歌う、アニメだけでなくグループの世界観ともマッチした楽曲で、メンバー1人1人が歌いつなぐスタイルのミディアムバラードとなっている[33][34][35]。本アルバムに収録されると発表されていたが[10]、先行して10月14日に配信リリースされた[34][注釈 3]。Snow Manの楽曲がサブスクリプションサービスで解禁されるのはこの楽曲が初であり、Xでは「#スノサブスク開始_One」が日本のトレンド1位を記録し、SNSでも喜びの声が溢れた[34]。同日午後9時にはSnow ManオフィシャルYouTubeチャンネルでMVがプレミア公開され[34]、再生回数は10月20日時点で1000万回を超えた[35]。監督は加藤ヒデジンが務めており[39]、"0"は輪・ゼロを角度を変えて見ることで"1"=Oneになり、その"1"が9つ重なって虹になるという、Snow Manを思わせる演出がなされている[35]。
10月28日放送のTBS系『CDTVライブ!ライブ!』では「EMPIRE」と「One」がフルサイズでパフォーマンスされ、「#Oneパイア」がトレンド入りした[40]。
特典・仕様
[編集]- 購入者先着特典[41]
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- 初回盤A - ホログラム缶ミラー(58mm)(RAYS ver.)
- 初回盤B - チェキ風フォトカード9枚セット(RAYS ver.)※メンバー直筆「RAYS」(プリント)入り
- 通常盤 - A4サイズステッカーシート(RAYS ver.)
- 仕様・封入特典[41]
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- 初回盤A - ワンピースBOX+デジパック仕様、動画A視聴シリアルナンバー封入
- 初回盤B - ワンピースBOX+デジパック仕様、動画B視聴シリアルナンバー封入
- 通常盤初回仕様 - スリーブ・フォトブック付、動画C視聴シリアルナンバー封入
収録曲
[編集]クレジット出典[1]
CD
[編集]※14曲目以降は通常盤のみ収録。
- EMPIRE[3:21]
- 作詞:D&H、栗原暁、Henrik Nordenback / 作曲:Henrik Nordenback、Christian Fast、Didrik Thott / 編曲:Henrik Nordenback
- 本作品のリード曲。モーツァルトの『交響曲 第25番 ト短調』をサンプリングしている[16][26]。
- 作詞:D&H、栗原暁、Henrik Nordenback / 作曲:Henrik Nordenback、Christian Fast、Didrik Thott / 編曲:Henrik Nordenback
- One[3:40]
- 作詞:JUN / 作曲・編曲:Sunny、D&H
- テレビ朝日系IMAnimation『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』エンディングテーマ
- 作詞:JUN / 作曲・編曲:Sunny、D&H
- Dangerholic[3:51]
- LOVE TRIGGER[3:54]
- 作詞:悠 / 作曲・編曲:I Don't Like Mondays.
- 10thシングル『LOVE TRIGGER/We'll go together』の1曲目
- 岩本照主演 テレビ朝日系オシドラサタデー『恋する警護24時』主題歌
- 作詞:悠 / 作曲・編曲:I Don't Like Mondays.
- We'll go together[4:30]
- リンディーララ[3:06]
- 作詞:鈴木まなか / 作曲:鈴木まなか、Hiroki Sagawa、小松和貴
- endless night[3:40]
- 作詞・作曲:MiNE、Atsushi Shimada、川口進 / 編曲:Atsushi Shimada
- スタートライン[4:26]
- 作詞:Kenichi Sakamuro、MiNE / 作曲:Kenichi Sakamuro、佐原康太 / 編曲:佐原康太
- 君へ贈る応援歌[3:48]
- 作詞・作曲・編曲:川口進
- これが愛じゃないのなら[3:43]
- 作詞:TATSUNE / 作曲・編曲:原一博
- ROCK 'N' ROLL[3:32]
- 作詞:SHOW / 作曲・編曲:Mitsu.J
- TBS系『それSnow Manにやらせて下さい』テーマソング
- 作詞:SHOW / 作曲・編曲:Mitsu.J
- Wha cha cha[3:38]
- 作詞・作曲:草川瞬、MiNE、Atsushi Shimada / 編曲:Atsushi Shimada
- KATANA[4:10]
- 作詞:KENTZ、YUKI(2D) / 作曲:Albin Nordqvist、Kenichi Sakamuro / 編曲:Kenichi Sakamuro
- GLITCH[3:28] - 岩本照・ラウール
- 作詞:柿沼雅美 / 作曲・編曲:Peter Nord
- 『メン・イン・ブラック』のように黒のサングラスに肩を強調したダークスーツを着た2人が複数の男性ダンサーを従えて踊る、クールでゴリゴリのダンスナンバー[42][43]。
- Hot Flow[3:27] - 目黒蓮・佐久間大介
- ナイトスケープ[3:36] - 深澤辰哉・阿部亮平・宮舘涼太
- 星のうた[4:32] - 向井康二・渡辺翔太
- KANPAI Year!!(Bonus Track)[3:20]
- 作詞・作曲:草川瞬、MiNE、Atsushi Shimada / 編曲:Atsushi Shimada
DVD・Blu-ray
[編集]初回盤A
[編集]Disc1
[編集]- 「EMPIRE」 Music Video
- 「We'll go together」 Music Video
- 「LOVE TRIGGER」 Music Video
- 「DA BOMB」 Music Video
- 「Dangerholic」 Music Video
- 「EMPIRE」マルチアングル映像
- 「EMPIRE」Behind The Scenes
Disc2
[編集]※DVDのみ。Blu-rayはDisc1に収録。
- 2023.12.31 「Snow Man Special Live 〜みんなと楽しむ大晦日!〜」Behind The Scenes
- 2023年の大晦日に実施された最大同時接続者数133万人超えを記録した配信のビハインド映像[49]。
初回盤B
[編集]- 「One」 Music Video
- 「GLITCH」 Music Video
- 「Hot Flow」 Music Video
- 「ナイトスケープ」 Music Video
- 「星のうた」 Music Video
- 「One」 Behind The Scenes
- Behind The Scenes - GLITCH - Hot Flow - ナイトスケープ - 星のうた
- 最も光っている男は誰だ!? Snow Man男前選手権
チャート成績
[編集]オリコンでは初日の店着日に82.4万枚を売り上げて2024年10月29日付「オリコンデイリーアルバムランキング」で1位を獲得し、今年度最高初週売上を記録した[50]。その後、2日目に12.8万枚、3日目に5.5万を売り上げ[50]、3日連続でデイリーランキング1位を獲得[51]。累積売上100万7000枚となり、アルバムでは自身最速3日間でミリオンセールスを達成した[51]。2024年11月11日付「オリコンウィークリーアルバムランキング」で前作『i DO ME』の106.1万枚を超える自己最高初週売上108.1万枚を記録し、初登場1位を獲得[2]。1stアルバム『Snow Mania S1』から4作連続・通作4作目の1位獲得であり、前作から2作連続での初週ミリオンを達成した[2]。また、このCD売上枚数のポイント108万577PTのみで合算アルバムでも1位となり、オリコン史上初、通算4作の累積ミリオン突破を記録した[3]。
Billboard JAPANでも、フラゲ日である10月28日から29日の集計で834,605枚を売り上げハーフミリオンを突破[52]。また、その後31日までの集計で1,032,457枚を売り上げ、4作連続での初週ミリオン突破を達成した[53]。11月4日に発表された"Top Albums Sales"では当週売上1,106,693枚となり、自己最多のアルバム初週セールスも記録した[5]。なお、"Hot Albums"においても4作連続で総合トップとなっている[7]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 当初は全員[19]での実施を予定していたが、目黒蓮が体調不良[20]のため欠席、8名での実施となった[21]。
- ^ 佐久間によれば、現地のダンサーと一緒に撮ったり、フリーで踊ってもらうというのはよくあるが、一緒に同じ振付で踊るということはまず無く、新しい試みだったという[28]。
- ^ 10月18日にはこの配信を記念してラウール、佐久間、向井による「Snow Man「One」配信リリース記念 リスニングパーティー」が行われる予定だったが、16日に公開されたアルバムのティザー映像「"songs on RAYS" TEASER」に不適切な映像があったとして公開停止し、レコード会社が謝罪文を発表するという騒動の影響により当日に急遽中止となった[36][37]。なお、ティザー映像はPR用の素材であり、アルバムには収録されていないコンテンツでメンバーの関与も無かった[38]ため本作リリース自体に影響は無かった。
出典
[編集]- ^ a b “Snow Man/RAYS<通常盤>”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2024年11月16日閲覧。
- ^ a b c “Snow Man、令和初の2作連続初週ミリオンでアルバム1位 初週売上108.1万枚【オリコンランキング】”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年11月5日). 2024年11月7日閲覧。
- ^ a b “Snow Man、ミリオンポイント超えで合算アルバム1位【オリコンランキング】”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年11月7日). 2024年11月7日閲覧。
- ^ “オリコン月間 アルバムランキング 2024年10月度”. ORICON NEWS. oricon ME. 2024年11月16日閲覧。
- ^ a b “【ビルボード】Snow Man『RAYS』110.6万枚でアルバム・セールス首位”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2024年11月4日). 2024年11月4日閲覧。
- ^ “【ビルボード 2024年 年間Top Albums Sales】今年唯一のミリオン突破、Snow Manが2年ぶりに首位返り咲き”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2024年12月6日). 2024年12月7日閲覧。
- ^ a b “【ビルボード】Snow Man『RAYS』総合アルバム首位 、SEVENTEEN/竹内まりやが続く”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2024年11月6日). 2024年11月7日閲覧。
- ^ “【ビルボード 2024年 年間Hot Albums】Snow Man『RAYS』がミリオンを突破して総合アルバム首位(コメントあり) <12/6訂正>”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2024年12月6日). 2024年12月7日閲覧。
- ^ “Snow Man『RAYS』がミリオン認定!アルバムでは2024年初”. THE FIRST TIMES. THE FIRST TAKE (2024年11月8日). 2024年11月16日閲覧。
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- ^ “オリコン週間 合算シングルランキング 2024年10月14日〜2024年10月20日”. ORICON NEWS. oricon ME. 2024年11月21日閲覧。
- ^ “【ビルボード】Snow Man「One」DLソング首位デビュー、Creepy Nuts/L’Arc~en~Cielが続く”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2024年10月23日). 2024年11月21日閲覧。
- ^ “【ビルボード】Creepy Nuts「オトノケ」初のアニメ首位に浮上 Snow Man「One」が2位に”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2024年10月23日). 2024年11月21日閲覧。
- ^ “【ビルボード】Creepy Nuts「オトノケ」がグローバルに続いて日本でも総合首位 AKASAKI「Bunny Girl」が初のトップ10入り”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2024年10月23日). 2024年11月21日閲覧。
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- ^ “目黒蓮(Snow Man)に関するご報告”. STARTO ENTERTAINMENT (2024年8月21日). 2024年9月29日閲覧。
- ^ “Snow Manの21日夜生配信のYouTubeは目黒蓮欠席で8人で 「『夏の1日をSnow Manと一緒にちょっとだけ過ごそうぜ生配信』はメンバー8名でお送りさせて頂きます」”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (中日新聞社). (2024年8月21日) 2024年11月4日閲覧。
- ^ 『Snow Man Snow Man『夏の1日をSnow Manと一緒にちょっとだけ過ごそうぜ生配信』』(YouTube)Snow Man公式チャンネル、2024年8月21日、該当時間: 22m50s 。2024年10月27日閲覧。
- ^ “Snow Man、初の5大ドームツアー決定 5都市13公演を開催”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年8月21日). 2024年11月4日閲覧。
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- ^ “【先ヨミ速報】Snow Man『RAYS』フラゲ日で4作連続のハーフミリオン突破<10/31修正>”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2024年10月31日). 2024年11月7日閲覧。
- ^ “【先ヨミ速報】Snow Man『RAYS』自身2作目の初週ミリオン達成”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2024年11月1日). 2024年11月7日閲覧。
外部リンク
[編集]- 紹介ページ
- 4th ALBUM「RAYS」 - MENT RECORDING
- 4th ALBUM「RAYS」 - STARTO ENTERTAINMENT
- 4th ALBUM「RAYS」特設サイト - MENT RECORDING
- YouTube