OTS 44
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OTS 44 | |
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OTS 44の塵の円盤の想像図
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星座 | カメレオン座 |
分類 | M9.5[1] |
位置 元期:J2000.0 | |
赤経 (RA, α) | 11h 10m 11.5s |
赤緯 (Dec, δ) | −76° 32′ 13″ |
距離 | 554 光年 |
物理的性質 | |
半径 | 0.23 R☉[1] |
質量 | 0.015 M☉[1] |
光度 | 0.0013 L☉[1] |
表面温度 | 2,300 K |
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
太陽 | OTS 44 |
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OTS 44は、カメレオン座の方角に約550光年離れた位置にある褐色矮星である。質量は木星質量の15倍(太陽質量の約1.5%)、半径は太陽半径の約23%と[1]、既知の褐色矮星の中で最も小さい。
この褐色矮星は、星形成領域カメレオン座Iに位置する。スピッツァー宇宙望遠鏡の赤外線観測によると、OTS 44は赤外超過であり、岩石や氷の粒子や塵等でできた星周円盤を持つことが示唆される。この円盤の内径はおおよそOTS 44の半径の3倍で、1年間に太陽質量の約10-10太陽質量の速度で物質が降着している。最終的には、惑星系に発展する可能性がある[1]。
関連項目
[編集]- SCR 1845-6357 - 赤色矮星と褐色矮星からなる連星系
- Cha 110913-773444 - 原始惑星系円盤に囲まれた自由浮遊星
出典
[編集]- ^ a b c d e f Luhman, K. L. et al. (February 2005), “Spitzer Identification of the Least Massive Known Brown Dwarf with a Circumstellar Disk”, The Astrophysical Journal 620 (1): L51-L54, arXiv:astro-ph/0502100, Bibcode: 2005ApJ...620L..51L, doi:10.1086/428613
外部リンク
[編集]- Astronomers Discover Beginnings of 'Mini' Solar System (Spitzer Space Telescope)