OHLA
 マドリードの本社 | |
| 種類 | 公開会社 |
|---|---|
| 市場情報 | BMAD: OHL |
| 本社所在地 |
 スペイン28046 Paseo de la Castellana, 259D, マドリード |
| 設立 | 1999年 |
| 業種 | 建設 |
| 代表者 | フアン・ミゲル・ビジャール・ミール（CEO） |
| 売上高 | €2,831 million（2020年） |
| 従業員数 | 20,425人（2020年） |
| 外部リンク | コーポレートサイト |
OHLA（オラ）は、スペイン・マドリードに本拠を置く総合建設会社である。2021年7月にOHL（西: Obrascón Huarte Lain, S.A.）から社名変更した。
概要
[編集]オブラスコン（Obrascón）、ワルテ（Huarte）、ライン（Lain）の3つの建設会社が合併して誕生した。ヨーロッパや南北アメリカを中心に事業を展開。2016年まではスペイン株式市場において最も重要な取引指標であるIBEX 35の銘柄の1社であった。マドリード証券取引所上場企業（BMAD: OHL）。
沿革
[編集]OHLAは、その源流となるオブラスコンの設立（1911年5月15日）から数えて、100年以上の歴史を有する[1]。
- 1911年 オブラスコン（Obrascón）がビルバオで設立
- 1927年 コンストルクシオネス・ワルテ（Construcciones Huarte）がパンプローナで設立
- 1963年 コンストルクシオネス・ライン（Construcciones Lain）が、イギリスのJohn Laing Constructionの子会社として設立
- 1998年 オブラスコンとコンストルクシオネス・ワルテが合併し、オブラスコン・ワルテ（Obrascón Huarte）となる。
- 1999年 オブラスコン・ワルテとコンストルクシオネス・ラインが合併し、OHLとなる。
- 2010年 アメリカの建設・土木会社Judlau Contracting, Inc.の株式を50.1％取得
- 2021年 OHLAとなる。
事業内容
[編集]OHLAの事業は、以下の5つのセグメントで構成されている。2020年の売上高比率は、建設部門（82.9%）、インダストリアル部門（5.9%）、サービス部門（10.6%）、その他（0.6%）
国際展開
[編集]OHLAの主な活動地域[7]
主なプロジェクト
[編集]OHLAが主導する国際プロジェクトの事例[8]
- シドラ病院（カタール・ドーハ）
- OHLA（55%）主導の国際コンソーシアムが事業推進。医療研究センターとしては世界一豪華とされ、最新設備を完備
- マルマライ CR3プロジェクト（トルコ）
- OHLA（70%）主導のコンソーシアムが事業推進。総距離63キロメートルの鉄道ライン（海抜下1.4キロメートルを通るトンネル）と36駅の改装
- LAV イスタンブール-アンカラ鉄道ルート（トルコ）
- チャム病院（カナダ・モントリオール）
- OHLA（50%）が事業推進。世界有数の最先端技術を誇るモントリオール大学の医療センター建設
- メキシコシティ環状道路（メキシコ）
- OHLA（64%）主導の国際コンソーシアムが事業推進。155キロメートルにおよぶメキシコシティの環状道路の建設および開発（期間は48年）
脚注
[編集]- ^ “Over 100 years of history”. OHL. 2021年6月閲覧。
- ^ “OHL Construcción”. OHL. 2021年6月閲覧。
- ^ “OHL Industrial”. OHL. 2021年6月閲覧。
- ^ “OHL Servicios”. OHL. 2021年6月閲覧。
- ^ “OHL Desarrollos”. OHL. 2021年6月閲覧。
- ^ “Concession Development”. OHL. 2021年6月閲覧。
- ^ “OHL in the world”. OHL. 2021年6月閲覧。
- ^ “スペインの企業が世界を造る”. スペイン国政府・外務協力省. 2014年11月閲覧。
