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OGLE-2006-BLG-109Lc

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
OGLE-2006-BLG-109Lc
OGLE-2006-BLG-109cの軌道と太陽系の木星の軌道(5.2天文単位)の比較
OGLE-2006-BLG-109cの軌道と太陽系の木星の軌道(5.2天文単位)の比較
星座 いて座
発見
発見日 2008年2月14日
発見者 Gaudi and
Bennettら
発見方法 重力マイクロレンズ法
現況 公表
軌道要素と性質
離心率 (e) 0.15 ± 0.1
公転周期 (P) 4931 ± 1750 日
(13.5 ± 4.79 年)
軌道傾斜角 (i) 64 ± 8 °
OGLE-2006-BLG-109Lの惑星
主星との推定距離 4.5 ± 1 au
主星
視等級 +17.17
位置
赤経 (RA, α)  17h 52m 35s
赤緯 (Dec, δ) −30° 05′ 16″
距離 4,920 ± 390 光年
(1,510 ± 120 pc)
物理的性質
質量 0.271 ± 0.022 MJ
(85.8 ± 9.5 M)
表面温度 59 ± 7 K
他のカタログでの名称
EWS 2006-BUL-109Lc
Template (ノート 解説) ■Project

OGLE-2006-BLG-109Lcは、いて座の方角に約4920光年の位置にある太陽系外惑星である。

この惑星は2008年に重力マイクロレンズ法を用いて、OGLE-2006-BLG-109Lの周囲を公転しているのが検出された。主星は太陽の約50%の質量で、この惑星は土星の約90%の質量である[1][2]

OGLE-2006-BLG-109LcはOGLE-2006-BLG-109Lbと同時期に発見され、重力マイクロレンズ法によって発見された複数の惑星を持つ惑星系では初めての例である[3]

関連項目

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出典

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  1. ^ Discovery of a Jupiter/Saturn Analog in OGLE-2006-BLG-109”. MicroFUN (Microlensing Follow-Up Network). 2008年6月27日閲覧。
  2. ^ Gaudi et al.; Bennett, DP; Udalski, A; Gould, A; Christie, GW; Maoz, D; Dong, S; McCormick, J et al. (February 15, 2008). “Discovery of a Jupiter/Saturn Analog with Gravitational Microlensing”. Science 319 (5865): 927-930. doi:10.1126/science.1151947. PMID 18276883. https://arxiv.org/abs/0802.1920. 
  3. ^ 名古屋大学太陽地球環境研究所(STEL) (2008年2月15日). “太陽系に良く似た構成の惑星系を発見”. 2020年4月1日閲覧。

外部リンク

[編集]

座標: 星図 17h 52m 35s, −30° 05′ 16″