NTT北海道硬式野球部
チーム名(通称) | NTT北海道 |
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加盟団体 | 日本野球連盟 |
加盟区分 |
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創部 | 1956年 |
廃部 | 2006年 |
チーム名の遍歴 |
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本拠地自治体 |
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練習グラウンド | NTT北海道白石球場 |
都市対抗野球大会 | |
出場回数 | 16回 |
最近の出場 | 2004年 |
最高成績 | 8強 |
社会人野球日本選手権大会 | |
出場回数 | 7回 |
最近の出場 | 2006年 |
最高成績 | 8強 |
全日本クラブ野球選手権大会 | |
出場回数 | ※出場資格なし |
NTT北海道硬式野球部(エヌティーティーほっかいどうこうしきやきゅうぶ)は、北海道札幌市に本拠地を置き、日本野球連盟に加盟していた社会人野球のクラブチームである。2006年に解散した。
概要
[編集]1956年、日本電信電話公社の北海道支社の硬式野球部『電電北海道』として創部。
1971年に都市対抗野球に、1984年に日本選手権にそれぞれ初出場している。
1985年、電電公社の民営化に伴い、チーム名を『NTT北海道』に改称した。
1999年、NTTグループの再編に伴ってNTTの企業保有チームはNTT東日本とNTT西日本の2チームのみになり、同年1月にグループ内の各野球部はどちらかに統廃合される事が決まった。これに伴い、チームは同年の都市対抗野球で敗退した後、登録種別を企業チームからクラブチームに変更し、チーム名を『NTT北海道硬式野球倶楽部』に改称し活動を続けることになった。
2001年のシーズン終了後、クラブチーム登録のままチーム名を再び『NTT北海道』に改称した。
2004年、都市対抗野球の北海道2次予選でサンワード貿易と相星となったが直接対決で勝利していたため優勝し、クラブチーム化後初となる本戦出場を決めた。これにより、サンワード貿易は連続本戦出場が4年でストップした。
2006年5月、「選手の高齢化によりチーム力を維持できない」という理由で、同年シーズン限りでの活動休止を発表。同年は、都市対抗野球は北海道2次予選で2位と一歩及ばず本戦出場は逃したが、日本選手権は北海道予選決勝のJR北海道戦において9回に大逆転を収め優勝し本戦出場を決めた。本戦では、1回戦を突破したが、2回戦のホンダ熊本戦で敗退し、50年の歴史に幕を下ろした。
設立・沿革
[編集]- 1956年 - 『電電北海道』として創部。
- 1971年 - 都市対抗野球に初出場(2回戦敗退)。
- 1984年 - 日本選手権に初出場(初戦敗退)。
- 1985年 - 『NTT北海道』に改称。
- 1999年 - シーズン途中に、クラブチームとなり、チーム名を『NTT北海道硬式野球倶楽部』に改称。
- 2002年 - チーム名を『NTT北海道』に再改称。
- 2006年 - 解散。
主要大会の出場歴・最高成績
[編集]- 都市対抗野球大会:出場16回、8強2回(1977、1992年)
- 社会人野球日本選手権大会:出場7回、8強1回(1990年)
- JABA北海道大会:優勝3回(1972、1973、1986年)
- JABA岡山大会:優勝1回(1987年)
主な出身プロ野球選手
[編集]- 若松勉(外野手) - 1970年ドラフト3位でヤクルトアトムズに入団
- 村井英司(捕手) - 1973年ドラフト4位で日本ハムファイターズに入団
- 三浦正行(捕手) - 1974年ドラフト6位で大洋ホエールズから指名を受け、翌1975年シーズン終了後に入団
- 鈴木貴久(外野手) - 1984年ドラフト5位で近鉄バファローズに入団
- 島崎毅(投手) - 1991年ドラフト4位で日本ハムファイターズに入団
元プロ野球選手の競技者登録
[編集]関連項目
[編集]- 社会人野球チーム一覧
- 都市対抗野球大会 (北海道勢)
- NTTの硬式野球部(NTT東日本、NTT西日本)
- 東北マークス(旧:NTT東北) - 統廃合の際にクラブチーム化。
- NTT関東 - 統廃合の際に廃部。
- 信越硬式野球クラブ(旧:NTT信越) - 統廃合の際にクラブチーム化。
- NTT北陸 - 統廃合の際にクラブチーム化。1999年に廃部。
- NTT西日本名古屋野球クラブ(旧:NTT東海) - 統廃合の際にクラブチーム化。2002年に廃部。
- NTT西日本中国野球クラブ(旧:NTT中国) - 統廃合の際にクラブチーム化。2003年に廃部。
- NTT四国 - 統廃合の際に廃部。
- NTTグループ九州野球クラブ(旧:NTT九州) - 統廃合の際にクラブチーム化。2001年に廃部。