一関テレビ・FM中継局
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(NHK一関厳美テレビ中継局から転送)
一関テレビ・FM中継局(いちのせきテレビ・エフエムちゅうけいきょく)は、岩手県西磐井郡平泉町にあるテレビおよびFMラジオの中継局である。岩手県中南部の広範囲に電波を発射している。
なお、ここでは一関市にある一関中継局・一関釣山中継局(アナログテレビ放送・デジタルテレビ放送)および、厳美町地区にある一関厳美中継局(アナログテレビ放送および、ギャップフィラー局のデジタルテレビ放送)について記述する(このうち、アナログテレビ放送については2012年3月31日をもって廃止されている)。
一関中継局
[編集]デジタルテレビ放送
[編集]リモコン キーID |
放送局名 | 物理 チャンネル |
空中線 電力 |
ERP | 偏波面 | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
運用開始日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | NHK 盛岡総合 |
23ch 57ch |
25W[1] | 200W | 水平偏波 | 岩手県 | 7万4355世帯 | 2007年 8月20日[1] |
2 | NHK 盛岡教育 |
37ch 55ch |
全国 | |||||
4 | TVI テレビ岩手 |
27ch | 210W | 岩手県 | ||||
5 | IAT 岩手朝日テレビ |
43ch | ||||||
6 | IBC 岩手放送 |
15ch | ||||||
8 | mit 岩手めんこいテレビ |
29ch |
- 所在地: 西磐井郡平泉町長島字深山(束稲山)
- 放送区域: 胆沢郡金ケ崎町の全域と一関市・奥州市・北上市・西磐井郡平泉町の各一部
- 2007年8月13日に本免許が交付され[1]、同年8月20日に本放送を開始した[1]。
- 赤文字Chは、2012年8月20日から11月30日まで行われた[2]リパック作業前のものである。
アナログテレビ放送
[編集]チャンネル 番号 |
放送局名 | 空中線 電力 |
ERP | 偏波面 | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
運用開始日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | NHK 盛岡教育 |
映像25W/ 音声6.25W |
映像22W/ 音声5.4W |
垂直偏波 | 全国 | 36,773世帯[3] | 1965年 3月25日[4][3] |
9 | NHK 盛岡総合 |
映像21W/ 音声5.2W |
岩手県 | ||||
11 | IBC 岩手放送 |
31,231世帯[3] | |||||
23 | IAT 岩手朝日テレビ |
映像100W/ 音声25W |
映像1.5kW/ 音声380W |
水平偏波 | 52,979世帯[3] | 1996年 10月1日[注 1] | |
25 | mit 岩手めんこいテレビ |
56,131世帯[3] | 1991年 4月1日[注 2] | ||||
37 | TVI テレビ岩手 |
映像1.25kW/ 音声310W |
1970年 9月24日[3] |
- 所在地: デジタルテレビ放送に同じ
FMラジオ放送
[編集]周波数 (MHz) |
放送局名 | 空中線 電力 |
ERP | 偏波面 | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
運用開始日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
80.3 | FMI エフエム岩手 |
10W | 17W | 垂直偏波 | 岩手県 | 34,006世帯[5] | 1985年 9月13日[5] |
83.8 | NHK 盛岡FM |
17.5W | 1969年3月1日[6] (1967年11月23日[7]) | ||||
85.5 | IBC 岩手放送 |
14W | 不明 | 約3万世帯 | 2015年12月1日[8] |
一関釣山中継局
[編集]一関釣山中継局(いちのせきつりやまちゅうけいきょく)は、岩手県一関市にある地上テレビ放送の中継局である。一関中継局が受信困難な一関市中心部などへ向けて電波を発射している。
デジタルテレビ放送
[編集]リモコン キーID |
放送局名 | 物理チャンネル | 空中線 電力 |
ERP | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
運用開始日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | NHK 盛岡総合 |
45ch 57ch |
1W[1] | 6.8W | 岩手県 | 1万8692世帯[9] | 2010年 11月30日[1] |
2 | NHK 盛岡教育 |
47ch 55ch |
全国 | ||||
4 | TVI テレビ岩手 |
27ch | 7.1W | 岩手県 | |||
5 | IAT 岩手朝日テレビ |
43ch | 6.9W | ||||
6 | IBC 岩手放送 |
15ch | 7.2W | ||||
8 | mit 岩手めんこいテレビ |
29ch | 7.1W |
- 所在地: 一関市釣山13番地(釣山団地北)
- 放送区域: 一関市・西磐井郡平泉町の各一部
- 2010年9月28日予備免許交付、同年11月上旬から試験放送開始、11月25日本免許交付、11月30日本放送開始。
- 赤文字Chは、2012年8月20日から11月30日まで行われた[2]リパック作業前のものである。
アナログテレビ放送
[編集]チャンネル 番号 |
放送局名 | 空中線 電力 |
ERP | 偏波面 | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
運用開始日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
39 | TVI テレビ岩手 |
映像10W/ 音声2.5W |
映像55W/ 音声13.5W |
水平偏波 | 岩手県 | 10,564世帯[10] | 1982年 9月30日[10] |
41 | IBC 岩手放送 |
1979年 2月2日[10][11] | |||||
45 | NHK 盛岡総合 | ||||||
47 | NHK 盛岡教育 |
全国 | |||||
59 | mit 岩手めんこいテレビ |
映像56W/ 音声14W |
岩手県 | 1997年 12月18日[10] | |||
61 | IAT 岩手朝日テレビ |
9,872世帯[10] |
一関釣山中継局の要目
[編集]- 偏波面
- アナログテレビ中継局 - 水平偏波
- デジタルテレビ中継局 - 水平偏波
- 置局住所 - 一関市釣山13番地(釣山団地北)
一関厳美中継局
[編集]一関厳美中継局(いちのせきげんびちゅうけいきょく)は、岩手県一関市にあるテレビ放送の中継局である。一関中継局からの電波が届きにくい、一関市厳美町沖野々地区などをカバーしている。
なお、デジタルテレビ中継局については、東北地方で61番目、岩手県内で15番目の「ギャップフィラー」方式による中継局である。
一関厳美中継局(デジタルテレビ)
[編集]リモコンキー ID |
放送局名 | 物理チャンネル | 空中線電力 | ERP | 偏波面 | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | NHK 盛岡総合 |
23ch 57ch |
50mW | 126mW | 垂直偏波[12] | 岩手県 | 15世帯[12] |
2 | NHK 盛岡教育 |
37ch 55ch |
全国 | ||||
4 | TVI テレビ岩手 |
27ch | 岩手県 | ||||
5 | IAT 岩手朝日テレビ |
43ch | |||||
6 | IBC 岩手放送 |
15ch | |||||
8 | mit 岩手めんこいテレビ |
29ch |
- 赤数字chは、2012年8月下旬から11月30日の期間中に変更されたチャンネル。
一関厳美中継局(アナログテレビ)
[編集]チャンネル 番号 |
放送局名 | 空中線電力 | ERP | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
運用開始日 |
---|---|---|---|---|---|---|
46 | NHK 盛岡総合 |
映像1W 音声250mW |
映像7.2W 音声1.8W |
岩手県 | 690世帯[13] | 1972年 12月15日[14] |
48 | NHK 盛岡教育 |
全国 |
一関厳美中継局の要目
[編集]- 置局住所
- デジタルテレビ中継局 - 一関市釣山13番地(釣山団地北)[要出典]
- アナログテレビ中継局 - 一関市厳美町字中道(遠矢舘山)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f “岩手県(2013年12月19日現在)免許情報”. 総務省、東北総合通信局. 2021年10月30日閲覧。
- ^ a b 岩手県、宮城県リパック対象地デジ中継局の概要 (PDF) - 総務省東北総合通信局
- ^ a b c d e f g h NHKアイテック/編集; 日本放送協会/監修; 日本民間放送連盟/監修『全国テレビジョン・FM・ラジオ放送局一覧 2004』NHKアイテック、2004年、129頁。
- ^ 日本放送協会 編『NHK年鑑'65』日本放送出版協会、1965年、235頁。
- ^ a b NHKアイテック/編集; 日本放送協会/監修; 日本民間放送連盟/監修『全国テレビジョン・FM・ラジオ放送局一覧 2004』NHKアイテック、2004年、1031頁。
- ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'69』日本放送出版協会、1969年、225頁。
- ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'68』日本放送出版協会、1968年、42頁。
- ^ a b IBCラジオ一関FM開局 IBC岩手放送
- ^ 地上デジタルテレビジョン放送局チャンネル再編予定表 - 総務省(2009年4月3日付)
- ^ a b c d e NHKアイテック/編集; 日本放送協会/監修; 日本民間放送連盟/監修『全国テレビジョン・FM・ラジオ放送局一覧 2004』NHKアイテック、2004年、146頁。
- ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'79』日本放送出版協会、1979年、363頁。
- ^ a b “一関厳美中継局(地上デジタルテレビ放送)の概要及び放送エリア図” (PDF). 総務省、東北総合通信局. 2021年10月30日閲覧。
- ^ NHKアイテック/編集; 日本放送協会/監修; 日本民間放送連盟/監修『全国テレビジョン・FM・ラジオ放送局一覧 2004』NHKアイテック、2004年、139頁。
- ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'73』日本放送出版協会、1973年、453頁。
外部リンク
[編集]- 受信障害対策中継放送を行う放送局に免許-岩手県内15局目のギャップフィラー開局による地デジ難視聴の解消- - 総務省 東北総合通信局(2011年8月17日付)
- 一関厳美テレビ中継局無線局免許状情報 - 電波利用ホームページ(総務省)
- 岩手県・宮城県リパック対象地デジ中継局の概要 (PDF) - 総務省 東北総合通信局(プレスリリース、2012年7月26日付)