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一関テレビ・FM中継局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

一関テレビ・FM中継局(いちのせきテレビ・エフエムちゅうけいきょく)は、岩手県西磐井郡平泉町にあるテレビおよびFMラジオ中継局である。岩手県中南部の広範囲に電波を発射している。

なお、ここでは一関市にある一関中継局・一関釣山中継局(アナログテレビ放送デジタルテレビ放送)および、厳美町地区にある一関厳美中継局(アナログテレビ放送および、ギャップフィラー局のデジタルテレビ放送)について記述する(このうち、アナログテレビ放送については2012年3月31日をもって廃止されている)。

一関中継局

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NHKテレビ・FM中継局
TVI・IBCデジタル・FM岩手中継局
MIT・IAT中継局

デジタルテレビ放送

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リモコン
キーID
放送局名 物理
チャンネル
空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
1 NHK
盛岡総合
23ch
57ch
25W[1] 200W 水平偏波 岩手県 7万4355世帯 2007年
8月20日[1]
2 NHK
盛岡教育
37ch
55ch
全国
4 TVI
テレビ岩手
27ch 210W 岩手県
5 IAT
岩手朝日テレビ
43ch
6 IBC
岩手放送
15ch
8 mit
岩手めんこいテレビ
29ch

アナログテレビ放送

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チャンネル
番号
放送局名 空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
2 NHK
盛岡教育
映像25W/
音声6.25W
映像22W/
音声5.4W
垂直偏波 全国 36,773世帯[3] 1965年
3月25日[4][3]
9 NHK
盛岡総合
映像21W/
音声5.2W
岩手県
11 IBC
岩手放送
31,231世帯[3]
23 IAT
岩手朝日テレビ
映像100W/
音声25W
映像1.5kW/
音声380W
水平偏波 52,979世帯[3] 1996年
10月1日[注 1]
25 mit
岩手めんこいテレビ
56,131世帯[3] 1991年
4月1日[注 2]
37 TVI
テレビ岩手
映像1.25kW/
音声310W
1970年
9月24日[3]
  • 所在地: デジタルテレビ放送に同じ

FMラジオ放送

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周波数
(MHz)
放送局名 空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
80.3 FMI
エフエム岩手
10W 17W 垂直偏波 岩手県 34,006世帯[5] 1985年
9月13日[5]
83.8 NHK
盛岡FM
17.5W 1969年3月1日[6]
1967年11月23日[7]
85.5 IBC
岩手放送
14W 不明 約3万世帯 2015年12月1日[8]
  • 括弧内は実用化試験局としての運用開始日。
  • 所在地: デジタルテレビ放送に同じ
  • IBCラジオは2015年11月23日より試験電波を発射。山田FM岩泉小本FMに続く3番目のFM中継局として開局。[8]

一関釣山中継局

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一関釣山中継局(いちのせきつりやまちゅうけいきょく)は、岩手県一関市にある地上テレビ放送の中継局である。一関中継局が受信困難な一関市中心部などへ向けて電波を発射している。

デジタルテレビ放送

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リモコン
キーID
放送局名 物理チャンネル 空中線
電力
ERP 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
1 NHK
盛岡総合
45ch
57ch
1W[1] 6.8W 岩手県 1万8692世帯[9] 2010年
11月30日[1]
2 NHK
盛岡教育
47ch
55ch
全国
4 TVI
テレビ岩手
27ch 7.1W 岩手県
5 IAT
岩手朝日テレビ
43ch 6.9W
6 IBC
岩手放送
15ch 7.2W
8 mit
岩手めんこいテレビ
29ch 7.1W

アナログテレビ放送

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チャンネル
番号
放送局名 空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
39 TVI
テレビ岩手
映像10W/
音声2.5W
映像55W/
音声13.5W
水平偏波 岩手県 10,564世帯[10] 1982年
9月30日[10]
41 IBC
岩手放送
1979年
2月2日[10][11]
45 NHK
盛岡総合
47 NHK
盛岡教育
全国
59 mit
岩手めんこいテレビ
映像56W/
音声14W
岩手県 1997年
12月18日[10]
61 IAT
岩手朝日テレビ
9,872世帯[10]

一関釣山中継局の要目

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  • 偏波面
    • アナログテレビ中継局 - 水平偏波
    • デジタルテレビ中継局 - 水平偏波
  • 置局住所 - 一関市釣山13番地(釣山団地北)

一関厳美中継局

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一関厳美中継局(いちのせきげんびちゅうけいきょく)は、岩手県一関市にあるテレビ放送の中継局である。一関中継局からの電波が届きにくい、一関市厳美町沖野々地区などをカバーしている。

なお、デジタルテレビ中継局については、東北地方で61番目、岩手県内で15番目の「ギャップフィラー」方式による中継局である。

一関厳美中継局(デジタルテレビ)

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リモコンキー
ID
放送局名 物理チャンネル 空中線電力 ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
1 NHK
盛岡総合
23ch
57ch
50mW 126mW 垂直偏波[12] 岩手県 15世帯[12]
2 NHK
盛岡教育
37ch
55ch
全国
4 TVI
テレビ岩手
27ch 岩手県
5 IAT
岩手朝日テレビ
43ch
6 IBC
岩手放送
15ch
8 mit
岩手めんこいテレビ
29ch
  • 赤数字chは、2012年8月下旬から11月30日の期間中に変更されたチャンネル。

一関厳美中継局(アナログテレビ)

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チャンネル
番号
放送局名 空中線電力 ERP 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
46 NHK
盛岡総合
映像1W
音声250mW
映像7.2W
音声1.8W
岩手県 690世帯[13] 1972年
12月15日[14]
48 NHK
盛岡教育
全国

一関厳美中継局の要目

[編集]
  • 置局住所
    • デジタルテレビ中継局 - 一関市釣山13番地(釣山団地北)[要出典]
    • アナログテレビ中継局 - 一関市厳美町字中道(遠矢舘山)

脚注

[編集]

注釈

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  1. ^ 岩手朝日テレビの本放送開始日。試験放送としては1996年9月20日から運用開始[3]
  2. ^ 岩手めんこいテレビの本放送開始日。試験放送としては1991年2月28日から運用開始[3]

出典

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  1. ^ a b c d e f 岩手県(2013年12月19日現在)免許情報”. 総務省、東北総合通信局. 2021年10月30日閲覧。
  2. ^ a b 岩手県、宮城県リパック対象地デジ中継局の概要 (PDF) - 総務省東北総合通信局
  3. ^ a b c d e f g h NHKアイテック/編集; 日本放送協会/監修; 日本民間放送連盟/監修『全国テレビジョン・FM・ラジオ放送局一覧 2004』NHKアイテック、2004年、129頁。 
  4. ^ 日本放送協会 編『NHK年鑑'65』日本放送出版協会、1965年、235頁。 
  5. ^ a b NHKアイテック/編集; 日本放送協会/監修; 日本民間放送連盟/監修『全国テレビジョン・FM・ラジオ放送局一覧 2004』NHKアイテック、2004年、1031頁。 
  6. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'69』日本放送出版協会、1969年、225頁。 
  7. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'68』日本放送出版協会、1968年、42頁。 
  8. ^ a b IBCラジオ一関FM開局 IBC岩手放送
  9. ^ 地上デジタルテレビジョン放送局チャンネル再編予定表 - 総務省(2009年4月3日付)
  10. ^ a b c d e NHKアイテック/編集; 日本放送協会/監修; 日本民間放送連盟/監修『全国テレビジョン・FM・ラジオ放送局一覧 2004』NHKアイテック、2004年、146頁。 
  11. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'79』日本放送出版協会、1979年、363頁。 
  12. ^ a b 一関厳美中継局(地上デジタルテレビ放送)の概要及び放送エリア図” (PDF). 総務省、東北総合通信局. 2021年10月30日閲覧。
  13. ^ NHKアイテック/編集; 日本放送協会/監修; 日本民間放送連盟/監修『全国テレビジョン・FM・ラジオ放送局一覧 2004』NHKアイテック、2004年、139頁。 
  14. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'73』日本放送出版協会、1973年、453頁。 

外部リンク

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