ばら星雲
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(NGC 2238から転送)
ばら星雲 | ||
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星座 | いっかくじゅう座[1][2] | |
視直径 | 80'x60' | |
分類 | 散光星雲[2] 星生成領域[1] | |
位置 元期:J2000.0 | ||
赤経 (RA, α) | 06h 32m 3s[1] | |
赤緯 (Dec, δ) | +5° 03′[1] | |
距離 | 5,500 光年[1] | |
ばら星雲の位置
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物理的性質 | ||
直径 | 約130光年[1] | |
他のカタログでの名称 | ||
NGC 2237-9, 2246[1]、C 49 | ||
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
ばら星雲[3][2](ばらせいうん、英: The Rosette Nebula 、NGC 2237-9, 2246、Caldwell 49)は、いっかくじゅう座の方向にある散光星雲(HII領域)である。赤いバラの花飾り(ロゼット)のような姿であることから「ばら星雲(バラ星雲[4])」とよばれている。
概要
[編集]NGC番号は 2237、2238、2239、及び 2246である[3]。ばら星雲全体はウィリアム・ハーシェルが発見した[1]が、NGC 2237と2246はスウィフト、NGC 2238はマース、NGC 2239はジョン・ハーシェルがそれぞれ個別に発見している[1]。
おおよそオリオン座α星ベテルギウスからこいぬ座α星プロキオンに向かって1/3ほど行った冬の天の川の中、いっかくじゅう座12番星を中心とする散開星団NGC 2244の周囲に広がっている。眼では感じにくいHα線の成分が強いため肉眼で見ることはできない[2]が、望遠鏡に干渉フィルターを用いることで視認することができる。視直径 80'x60'、距離5,500光年、実直径130光年となっている。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i Hartmut Frommert, Christine Kronberg. “NGC 2244 and NGC 2237-9,46”. SEDS. 2019年4月6日閲覧。
- ^ a b c d 中西昭雄『メシエ天体ビジュアルガイド』誠文堂新光社、2014年10月28日、232頁。ISBN 978-4-416-11462-9。
- ^ a b “ばら星雲に約130個の若い星を発見”. AstroArts (2010年9月14日). 2019年4月6日閲覧。
- ^ “IV.オリオン座の三つ星の下にぼうっと見える光は何ですか?”. 宇宙の質問箱 - 星雲・星団編. 国立科学博物館. 2019年4月6日閲覧。