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N902iL

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
NTTドコモ FOMA N902iL
キャリア NTTドコモ
製造 日本電気
発売日 2007年2月13日
概要
音声通信方式 FOMAW-CDMA
(800MHz,2GHz)
形状 折りたたみ式
サイズ 106 × 51 × 25.2 mm
質量 126 g
連続通話時間 約160分(音声電話時)
約100分(テレビ電話時)
連続待受時間 静止時500時間
移動時380時間
外部メモリ miniSD
FeliCa あり
赤外線通信機能 あり
Bluetooth なし
放送受信機能 非対応
メインディスプレイ
方式 TFT液晶
解像度 QVGA+
(240×345ドット
サイズ 2.5インチ
表示色数 約26万色
サブディスプレイ
方式 STN液晶
解像度 30×120ドット
サイズ 1.0インチ
表示色数 1色
メインカメラ
画素数・方式 約130万画素νMaicovicon
機能 AF対応
サブカメラ
画素数・方式 約11万画素CMOS
機能 -
カラーバリエーション
コスミックブラック
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

FOMA N902iL(フォーマ・エヌ きゅう まる に アイエル)は、日本電気(NEC)が開発した、NTTドコモ第三世代携帯電話 (FOMA) 端末製品である。

概要

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2004年11月に発売されたN900iLの後継端末である。NTTドコモの法人向け通信サービス、PASSAGE DUPLE(パッセージ・デュプレ)において提供される。N902iをベースに開発されたが、フォルムは変更され、ハーフミラーのボディを採用している。カメラの撮像素子はνMaicoviconに変更されている。ボタン等の配置はN902iを流用し内部ソフトウェアはN902iSのものをベースにしている。無線LANによる高速な通信(IEEE 802.11g規格上、最大54Mbps)が可能である。規格はIEEE 802.11b/gに対応している。FeliCaに対応し企業側が整備すればそれによる勤怠管理、入退室管理等が可能である。シンプルロックや顔認証等によるセキュリティの強化も図られている。

法人専用モデルのため、個人での購入はできない。

2007年9月1日に開業したザ・ペニンシュラ東京には、本機が全客室に備えられ、館内どこからでも内線電話がかけられる上館外では携帯電話として通話可能という特長が生かされている。館外での使用が可能なことで外国人客が携帯電話をレンタルする必要がなくなるという利点もある。NECでは他のホテルへの売り込みを図る予定。[1]

歴史

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不具合

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  • 2007年5月28日に以下の機能の追加がソフトウェアの更新でなされた。
    • 「Wi-Fi Protected Setup」に対応し、無線LAN利用時におけるWPS対応アクセスポイントへの接続設定が簡素化できる様になる更新。
  • 2007年12月19日に以下の不具合の修正がソフトウェアの更新でなされた。
    • 電話帳に登録しているポーズダイヤルを、電話帳・リダイヤルから発信するとポーズ部分でダイヤルデータを区切ることができずに、一度に送出してしまう不具合。
    • プレゼンス登録端末が多い場合にSIPアイコンが点灯しているにも関わらず、発着信ができない場合がある不具合。
  • 2008年4月22日に以下の不具合の修正がソフトウェアの更新でなされた。
    • 液晶画面に「Wait a minute」と表示されたままフリーズし、キー操作不能となる場合がある。
    • 特定の環境下において、電池の持ちが悪くなる場合がある。
  • 2008年11月5日に以下の不具合の修正がソフトウェアの更新でなされた。
    • 無線LAN環境での音声通話中にプッシュ(トーン)信号での遠隔制御ができない場合がある。
    • プレゼンスサーバを利用している環境において、発着信できなくなる場合がある。
  • 2009年6月2日に以下の不具合の修正がソフトウェアの更新でなされた。
    • 無線LAN環境での音声通話中に特定操作を行うと、プッシュ(トーン)信号での遠隔制御ができない場合がある
    • 特定の環境下において、電池の持ちが悪くなる場合がある

(参照)N902iLのソフトウェアアップデート情報

関連項目

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外部リンク

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