N900i
表示
キャリア | NTTドコモ |
---|---|
製造 | 日本電気 |
発売日 | 2004年2月22日 |
概要 | |
OS | ITRON |
CPU | OMAP 1610 |
音声通信方式 | FOMA(W-CDMA) (2GHz) |
形状 | 折りたたみ式 |
サイズ | 102 × 48 × 26 mm |
質量 | 115 g |
連続通話時間 | 約140分(音声電話時) 約90分(テレビ電話時) |
連続待受時間 | 約430時間(静止時) 約350時間(移動時) |
外部メモリ | miniSD (64MBまで) |
赤外線通信機能 | あり |
Bluetooth | なし |
放送受信機能 | 非対応 |
メインディスプレイ | |
方式 | TFT液晶 |
解像度 | QVGA (240×320ドット) |
サイズ | 2.2インチ |
表示色数 | 約6万色 |
サブディスプレイ | |
方式 | STN液晶 |
解像度 | 30×120ドット |
サイズ | 0.96インチ |
表示色数 | 約4000色 |
メインカメラ | |
画素数・方式 | 約200万画素CCD |
機能 | - |
サブカメラ | |
画素数・方式 | 約11万画素CMOS |
機能 | - |
カラーバリエーション | |
オレンジ | |
シルバー | |
ブラック | |
■テンプレート / ■ノート ■ウィキプロジェクト |
FOMA N900i(フォーマ・エヌ きゅう まる まる アイ)は、NECによって開発された、NTTドコモの第三世代携帯電話 (FOMA) 端末製品である。
概要
[編集]N900iは、曲線を中心に構成された折りたたみ式端末で、大きさは同時発表された5種のFOMA 900i端末のうち最もコンパクトなものである。 カラーバリエーションはオレンジ、シルバー、ブラックの三種類。
端末を開いた状態で側面から見ると、ゆるやかに弧を描いているかのように感じられる。 この特徴的なデザインフォルムは彎刀を模しているともされ、アークラインと名付けられた。 以降これを踏襲した製品がいくつか開発されている。
メインディスプレイには2.2インチTFT液晶 (QVGA) を採用。 背面には有効画素数100万ながらも、200万画素相当の解像度を実現するスーパーCCDハニカムによるCCD デジタルカメラを搭載。 接写(マクロ撮影)時はレンズ周りのスイッチを切り替えることで行う。 撮影者が自らを撮影する、いわゆる自分撮りをする際には、0.96インチのサブディスプレイにプレビュー表示させることもできる。 本体上端には赤外線通信ポートを備える。 ボタン部分にはカーソル追従性に改良が施されたニューロポインターを装備。 文字入力システムにはT9を採用した。
FOMA 900iシリーズはiアプリ容量が最大500キロバイトに拡張。 N900iには、往年の名作ロールプレイングゲーム (RPG) 、『ドラゴンクエスト』がプリインストールされている。
歴史
[編集]- 2003年12月10日: 電気通信端末機器審査協会 (JATE) による審査を通過(認定番号: A03-0715JP)。
- 2003年12月18日: D900i・F900i・N900i・P900i・SH900iの開発が発表。
- 2004年2月22日: N900i 発売。
- 2004年6月25日: マイナーチェンジモデルのN900iS 発売。
- 2004年11月16日: 無線LAN搭載の法人向けモデル N900iL 発売。
- 2004年12月25日: 国際ローミングサービス対応の N900iG 発売。
不具合
[編集]- 2004年3月9日: 利用者の意志に反して端末が再起動する不具合が発見。対象は2004年3月7日までに販売されたN900i。ソフトウェアのバグが原因で、ソフトウェア更新によって対処。販売は継続された。
- 2004年4月26日: 特定の操作・状況により、iモードへの接続ができない、着信時の受話音量レベルが強制的にリセットされる、メール用サイズ変更できないという不具合が発見。対象は2004年4月19日までに販売されたN900i。ソフトウェアのバグが原因で、ソフトウェア更新によって対処。販売は継続された。