My Summer Car
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ジャンル |
シミュレーション サバイバル |
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対応機種 | Microsoft Windows |
開発元 | Amistech Games |
販売元 | Amistech Games |
デザイナー |
Johannes Rojola Kaarina Rojola |
プログラマー | Johannes Rojola |
人数 | 1人 |
メディア | Steam |
発売日 | Steam版 : 2016年10月24日(早期アクセス) |
必要環境 |
以下はWindowsOSでの環境 最小環境 プロセッサー: +3 GHZ dual core processor メモリー: 6 GB RAM グラフィック: Nvidia GTX 960 or AMD equivalent DirectX: Version 9.0 ストレージ: 1 GB の空き容量 サウンドカード: DirectX Compatible Soundcard 推奨環境 プロセッサー: Intel Core i5 or AMD equivalent メモリー: 8 GB RAM グラフィック: Nvidia GTX 1070 or AMD equivalent DirectX: Version 9.0 ストレージ: 1 GB の空き容量 サウンドカード: DirectX Compatible Soundcard |
エンジン | Unity Engine |
対応言語 | 英語、フィンランド語 |
その他 | Mod対応 |
My Summer Car(マイサマーカー)は、フィンランドのAmistech Gamesが開発しているシミュレーションゲームである。2016年10月25日に早期アクセスで発売された[1]。
ゲームの流れ・設定
[編集]このゲームの舞台は1995年8月、フィンランド共和国オウル州ポフィヨイス・ポフヤンマー県アリヴィエスカのペラヤルヴィ湖周辺の夏。オープンワールドで架空の地域である[2]。
主人公は1976年、ゲームのメイン的存在のサツマのリアシートで産まれる。プレイヤーがゲームを開始した時間によって18歳〜19歳と異なる。
両親はスペイン領カナリア諸島のテネリフェ島に旅行中。そのため、冷蔵庫のメモには以下のようなことが書かれている。
「薪の注文があったらちゃんとやっとけよ。パパの古いクルマを直すつもりがないなら、スクラップ場に持っていくからな。あれはガレージの中で場所をとって邪魔になってるんだ。ちゃんと直して車検を取れるならお前にやる。出かける時はおじさんのバンを使っていい。サマーキャビンに行くなら、火元の確認をちゃんとしなさい。酒は飲むな、万一やらかした時は自分で後始末をつけろよ。テネリフェ島に飽きたら帰国する。」
主人公の自宅があるのはケセリンペラという場所。住所は「Kesselinperäntie 3, 62362 Alivieska」。62362はポフヤンマー県の郵便番号ではあるが、アリヴィエスカを指す正確な番号ではない。
このゲームは、父親のサツマ・AMP(車)を修理するのが目的。ゲームのメインメニュー時に、カラーリングを選択できる。開始直後は、ドアやタイヤなど、外れるものは全て外れているような姿で、そこからガレージにある部品などを装着したり、カタログから部品を注文したり、バンを運転してコンビニに行き、そこから部品を購入することも可能。完成した状態からさらにカスタマイズすることも可能。部品の取り付けはかなり細かく、現実の方が簡単ということもある。当然、ゲームの方が簡単という作業もある。きちんと組み立てないと、走行中に部品が外れるといった事故の元になるため、注意が必要である。そのほかに、飲酒、喫煙、シャワーやサウナ、トイレにベッドを利用することで回復することもできる。
サツマの修理に加え、主人公には空腹、喉の渇き、疲労、尿意、ストレスなどの概念がある。これは、コンビニなどに行き食料や飲料などを調達する必要がある。
カスタマイズをするには当然お金がかかるが、自宅にある電話機にかかってくる依頼などを受けることで、稼ぐこともできる。仕事はかなりの種類があり、それ以外にもギャンブルやラリー、祖母からのお小遣いなどでお金を受け取ることもできる。
ゲーム内の時間は、1995年8月が永遠ループしている。リアル時間の12倍の速度で進んでいて、ゲーム内の1日は2時間。従って、ゲーム内の1分は5秒、1時間は5分になっている。
上級者向けのモードとして、一度死亡するとデータが消去される難易度の高いモードがある。交通事故やマンホールの中に転落するなど、不慮の事故で死亡することが多く、かなりの種類がある。なお、交通事故に関してはシートベルトが追加されたため、減少している。死亡すると、その事故を記載した新聞が表示され、強制的にメインメニューに戻される。
人物
[編集]- Teimo - 男性。コンビニとパブの店長。
- Fleetari - 男性。修理屋の店長。
- Jokke - 男性。深夜2時に送迎の依頼をしてくる酔っ払い。
- Kesseli - 男性。バンとバキュームカーを貸し出してくれる、主人公のおじ。
- Pena - 男性。Fittanの運転手で、主人公の従兄弟。モデルはフィンランド人のPentti Juola氏で、100回も飲酒運転で逮捕されている。
- 薪の男 - 男性。薪の依頼をしてくる。
- Jani - 男性。コンビニ前でRicochetを運転している。
- バス運転手 - 男性。町を発着し、高速道路を走行しているバスの運転手。
- Lindell - 男性。車検場に勤めている。
- Petteri - 男性。コンビニ前でSvovodaを運転している。
- 処理場の男 - 男性。処理場に勤めている。
- Sirkka - 女性。主人公の祖母。
- Suski - 女性。Janiの彼女で、Ricochetの助手席に乗車している。
- Kuski - 男性。EDM 500LXを運転している。
- イチゴ男 - 男性。イチゴ畑のテントの中にいる。
- Ventti - 男性。カードゲームハウスに午後8時以降に現れるカードゲームディーラー。
- 窓際の男 - 男性。コンビニの交差点付近に建つ家の住人。
- Jörkka Sten - 男性。バンドのボーカルで、土曜日の夜8時からダンスホールで演奏している。
- 酒乱おやじ - 男性。ケンカ好きの酔っ払い。
- 子供 - 男の子。校庭でサッカーをしている。
- 警備員 - 男性。ダンスホールのステージの横にいるバンドチームを守る警備員。
- 警察官 - 男性。高速道路で検問をしている。
- Reijo - 男性。学校の用務員で、車が校庭に進入すると職員室から銃を持って校庭に出てくる。
- 中古パーツ屋 - 男性。土日のラリーが開催される日に学校でパーツを販売している。
- Tohvakka - 男性。農場で主人公に仕事を依頼する。
乗り物
[編集]このゲームには、多くの乗り物が登場する。
主人公が運転できる乗り物
[編集]- Satsuma - 小型自動車。主人公がレストアできる。モデルは初代E10型日産・チェリー。
- Hayosiko - バン。荷物の運搬などに重宝する。モデルは2代目トヨタ・ハイエース。
- Kekmet - トラクター。フロントローダー付きで、荷台を牽引できる。 モデルはフィンランド製のValmet 502。
- Gifu - バキュームカー。汲み取り作業などに使う。モデルはフィンランドのSisu M-162。ロゴのデザインのモデルはCandy。
- Ferndale - ドラッグカー。サツマの車検時に代車として貸し出してもらえるアメ車。モデルは1971年式(4代目)プリムス・ロードランナー、6代目ダッジ・コロネット。
- Jonnez ES - バイク。横転しやすいが、基本的には死亡することはない。モデルはスズキ・PV50。
- Ruscko - ワゴン車。カードゲームハウス近くの納屋の中にある。モデルは60年代のシュコダ・オクタヴィアコンビ。
- ボート - ボート。船外機付きで、自宅付近の桟橋に停泊している。モデルは不明。
- Arvo-Algotson - ハーベスター。農場にある。回収する仕事の際は、高速道路付近にある。モデルはSampo-Rosenlew 500。
主人公が運転できないが乗車可能な乗り物
[編集]- バス - バス。コンビニ前を経由しながら指定の時刻表に沿って時計回りに高速道路を周回している。モデルはスカニア・kutter 9。
- Fittan - 小型自動車。たまに事故を起こしていることがあり、その際車内はひどいことになっている。モデルはフィアット・133。
- EDM 500LX - 普通乗用車。モデルはBMW・5シリーズ E34だが、フロントグリルは固有のものになっている。
AIが操作する乗り物
[編集]- パトカー - パトロールカー。警察官が検問をしていると近くに停車しており、無視すると車を追跡する。モデルは初代サーブ・900。
- Ricochet - DQNカー。かなりの直線番長だが、レース中に対向車線にはみ出し他車と正面衝突することもある。モデルは初代トヨタ・カリーナ 1600GT。
- Svovoda - DQNカー。ところどころサビて凹んでいる。モデルはシュコダ・120L、シュコダ・105。
- 蛍光緑の車 - 暴走車。かなりの速度で高速道路を走行し、次々と前走車を追い越している。正面衝突すれば大型トラックでも死亡する可能性がある勢い。モデルはオペル・ベクトラ。
- 列車 - 列車。不定期に線路を走行している。モデルは1960年代のVR Dr13。
- 高速のトラック - 大型トラック。高速道路を時計回りに走行している。荷台にはビールが積まれている。モデルはSisu M-162。
- 高速の黄色いバン - バン。高速道路を反時計回りに走行している。モデルは2代目トヨタ・ハイエース。
- Costo - ラリーカー。土日にラリーをしている。モデルはフォード・エスコート マークII。
- Orca - ラリーカー。土日にラリーをしている。モデルはオペル・マンタ。
- Pollo - ラリーカー。土日にラリーをしている。モデルはトヨタ・スターレット KP60。
- AIボート - ボート。湖を周遊している。主人公が運転するボートが接近すると進路を変え離れていく。モデルは不明。
- Masser Y - ドラッグカー。金曜日に飛行場でドラッグレースをしている。モデルはMorris 12 Y-type。
- Covina - ドラッグカー。金曜日に飛行場でドラッグレースをしている。モデルは2代目シボレー・ベルエア。
- 高速のキャンピングカー - キャンピングトレーラー。高速道路を時計回りに走行している。モデルはフィンランド製のSolifer Articキャラバン。牽引する車両も存在し、モデルはサーブ900 セダン。
その他の乗り物
[編集]- 荷台 - トレーラー。自宅敷地内の薪小屋の前に置いてある。トラクターと連結して薪を運ぶ。モデルは不明。
- ボロ車 - ジャンクカー。マップ内に放置されている。修理屋に運び込むと買い取ってもらえる。4種類のジャンクカーが存在し、モデルはフォード・モデルT、ポンティアック・ファイヤーバード、フォード・フェアレーン、ダットサン・100A。
脚注
[編集]- ^ Kawase, Ayuo (2016年10月21日). “飲酒運転やサウナ、スロットに舟漕ぎ。自由度全開のドライブゲーム『My Summer Car』が10月25日に早期アクセス開始”. AUTOMATON. 2024年2月26日閲覧。
- ^ Kauppinen, Jukka O. (2016年10月26日). “Suomalaisesta tietokonepelistä tuli yllättävä hitti – kömpelö ja ruma My Summer Car on ehtaa ysäriä” (フィンランド語). Ilta-Sanomat. 2024年2月26日閲覧。