コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜」
ZARDシングル
初出アルバム『永遠
B面 Love is Gone
リリース
規格 8cm CD(オリジナル盤)
12cm CD(再発現行盤)
ジャンル J-POP
レーベル B-Gram RECORDS
作詞・作曲 坂井泉水
織田哲郎
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間3位(オリコン
  • 1997年12月度月間8位(オリコン)
  • 1998年度年間71位(オリコン)
  • ZARD シングル 年表
    永遠
    (1997年)
    My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜
    (1997年)
    息もできない
    (1998年)
    永遠 収録曲
    ZARD BEST 〜Request Memorial〜 収録曲
    ZARD BLEND II 〜LEAF&SNOW〜 収録曲
    Golden Best 〜15th Anniversary〜 収録曲
    ZARD Forever Best 〜25th Anniversary〜 収録曲
    ZARD Request Best 〜beautiful memory〜 収録曲
    テンプレートを表示

    My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜」(マイ・ベイビー・グランド ぬくもりがほしくて)は、ZARDの23作目のシングル

    背景

    [編集]

    表題曲は、NTTドコモ'97冬CMソングに起用され「あなたを感じていたい」以来、ドコモのCMソングのタイアップとなる。CMで流された音源とシングル盤ではミックスが異なっている。

    カップリング曲の「Love is Gone」は、日本テレビ系ドラマ『失楽園 特別編』主題歌に使用された[1]。エンディングで使用されたバージョンと製品盤では歌詞が異なっている。アルバム未収録だったが、葉山たけしによりリアレンジされてベストアルバムZARD Request Best 〜beautiful memory〜』にアルバム初収録となった。

    楽曲、ジャケット、PV含めて坂井泉水自身が最も気に入っている楽曲の一つ。

    音楽性

    [編集]

    My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜

    [編集]

    シングルでは「心を開いて」以来の池田大介による編曲。

    タイトルの「Baby Grand」とはレコーディング時に音程チェックのため、愛用していたトイピアノのことを坂井自身がそう呼んでいた[2][注釈 2]

    コーラスには坂井の他に、徳永暁人川島だりあ、高原由妃が参加しており、ギターは鈴木英俊が担当している。

    Love is Gone

    [編集]

    高音部にまでコーラスを使用している。初めてZARDの楽曲に綿貫正顕が起用された曲である。

    ミュージック・ビデオ

    [編集]

    ロンドンの街並みを坂井が歩く映像で構成され、12月リリースに合わせ、雪が降るCGや街並みが挿入されている。坂井の死後、セレクションアルバム『Soffio di vento 〜Best of IZUMI SAKAI Selection〜』の特典DVDに初公開映像を使用したPVが収録された。

    ディスクジャケット

    [編集]

    ジャケットの素材にNKベルネと呼ばれる、メタリックな光沢を持った銀色の紙を使用し、モノクロ写真を印刷。「新しいドア 〜冬のひまわり〜」「GOOD DAY」「運命のルーレット廻して」のジャケットにも使用された。なお、2020年にマキシ化された際にはこのNKベルネは使われていない。

    収録曲

    [編集]
    1. My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜
      作詞:坂井泉水
      作曲:織田哲郎
      編曲:池田大介
    2. Love is Gone
      作詞:坂井泉水
      作曲:綿貫正顕
      編曲:池田大介
    3. My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜(オリジナルカラオケ)
    4. Love is Gone(オリジナルカラオケ)

    楽曲の収録アルバム

    [編集]

    脚注

    [編集]

    注釈

    [編集]
    1. ^ 2003年までの旧基準での認定。
    2. ^ このトイピアノは本人の音楽葬で祭壇に供えられたが、ファンにはその時までトイピアノの存在を知らされていなかった。

    出典

    [編集]
    1. ^ 失楽園 特別編!”. テレビドラマデータベース. 2022年2月4日閲覧。
    2. ^ オフィシャル追悼本「きっと忘れない」より