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MSYS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
MSYS
作者 Earnie Boyd
初版 2001年 (23年前) (2001)
最新版
1.0.19-1[1] / 2016年7月13日 (8年前) (2016-07-13)
対応OS Microsoft Windows
後継 MSYS2
サポート状況 終了
ライセンス GNU General Public License v2
公式サイト MSYS - 2020年まで存在したかつてのホームページのWayback Machineの記録
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MSYS(Minimal SYStem)は、Windows上で動作するUnixシェル(Bash)やテキスト操作ユーティリティ(gawk, sed, findutil)、ソースコードパッチ用ツール(diffutil), アーカイブツール(tar, bzip2, zlib)を統合したパッケージである。MinGWを補う目的で作られた。MSYSとMinGWはほぼ開発終了で、後継のMSYS2とMingw-w64の開発が継続している。

概要

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Unix向けのソフトウェアパッケージの一種であるtarボール(tar + gzip形式あるいはtar + bzip2形式で圧縮されたソフトウェア自体のソースコード/スクリプトのセット)からソフトウェアを構築・インストールするために最低限必要なツール群を提供している。また、仮想ターミナルソフト(rxvt)やCUIのテキストエディタ(Vim)も同梱しており、MinGWと併用する最小限のUnix風のCUI環境として利用することができる。

MSYSで提供されるライブラリ(msys-1.0.dllやmsys-z.dll)はGPLである。

このような環境はCygwinとも似ているが、CygwinがUnix環境すべてをWindows上で実現することを目標としている[2]のに対し、MSYSはプログラム開発の用途に限定的であるという違いがある。

MSYS2

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MSYS とは独立に2013年から始まったプロジェクト。MinGWの後継のMingw-w64で開発されているMSYSの後継。

関係する主なソフト

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  • QGISGISソフト)
  • MinGW (GNUツールチェーンのWindows移植版)

脚注

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  1. ^ MinGW - Minimalist GNU for Windows - Browse /MSYS/Base/msys-core/msys-1.0.19-1 at SourceForge.net”. July 27, 2024閲覧。
  2. ^ Cygwin” (英語). 2011年10月19日閲覧。 “Cygwin is: a collection of tools which provide a Linux look and feel environment for Windows.”

外部リンク

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  • MSYS - 2020年まで存在したかつてのホームページのWayback Machineの記録
  • MSYS2 - 別プロジェクトだがMingw-w64が開発している後継