ウェスタン・カンファレンス (MLS)
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ウェスタン・カンファレンス | |
---|---|
加盟国 | アメリカ合衆国 |
開始年 | 1996年 |
参加クラブ | 14 |
最新優勝クラブ | ポートランド・ティンバーズ (2021年) |
最多優勝クラブ | ロサンゼルス・ギャラクシー (8回) |
ウェスタン・カンファレンス(Western Conference)は、北米プロサッカーリーグMLSの二つあるカンファレンスのうちの一つ。もう一つは、イースタン・カンファレンス (Eastern Conference)。
2022年現在、アメリカ合衆国から13クラブ、カナダから1クラブの計14クラブが参加している。
参加クラブ
[編集]★はカナダのクラブ
年表
[編集]1990年代
[編集]1996年
- MLSおよびウェスタン・カンファレンス初開催。
- 参加クラブはコロラド・ラピッズ、ダラス・バーン(現FCダラス)、カンザスシティ・ウィズ(現スポルティング・カンザスシティ)、ロサンゼルス・ギャラクシー、サンノゼ・クラッシュ(現サンノゼ・アースクエイクス)の5クラブ。
1998年
- シカゴ・ファイアーFCが新規参入。
- 参加クラブは6クラブ。
2000年代
[編集]2000年
- ウェスタン・ディビジョンに改称。
- セントラル・ディビジョンの創設に伴い、シカゴ・ファイアーFCとダラス・バーンが脱退。
- 参加クラブは4クラブ。
2002年
- 名称がウェスタン・カンファレンスに戻された。
- セントラル・ディビジョンの廃止に伴い、ダラス・バーンが復帰。
- 参加クラブは5クラブ。
2005年
- チーヴァスUSAとレアル・ソルトレイクが新規参入。
- カンザスシティ・ウィザーズが脱退しイースタン・カンファレンスに加盟。
- 参加クラブは6クラブ。
2006年
- サンノゼ・アースクエイクスが活動を休止。
- ヒューストン・ダイナモが新規参入。
- 参加クラブは6クラブ。
2008年
- サンノゼ・アースクエイクスが活動を再開。
- 参加クラブは7クラブ。
2009年
- シアトル・サウンダーズFCが新規参入。
- 参加クラブは8クラブ。
2010年代
[編集]2011年
- ポートランド・ティンバーズとバンクーバー・ホワイトキャップスが新規参入。
- ヒューストン・ダイナモが脱退しイースタン・カンファレンスに加盟。
- 参加クラブは9クラブ。
2015年
- チーヴァスUSAが解散。
- スポルティング・カンザスシティとヒューストン・ダイナモが復帰[1]。
- 参加クラブは10クラブ。
2017年
- ミネソタ・ユナイテッドFCが新規参入[2]。
- 参加クラブは11クラブ。
2018年
- ロサンゼルスFCが新規参入。
- 参加クラブは12クラブ。
2020年代
[編集]2020年
- ナッシュビルSCが新規参入。
- 参加クラブは13クラブ。
2021年
- ナッシュビルSCがイースタン・カンファレンスに移籍。
- オースティンFCが新規参入。
- 参加クラブは13クラブ。
2022年
- ナッシュビルSCがウェスタン・カンファレンスに復帰。
- 参加クラブは14クラブ。
2023年
- ナッシュビルSCがイースタン・カンファレンスに移籍。
- セントルイス・シティSCが新規参入。
- 参加クラブは14クラブ。
歴代優勝クラブ
[編集]プレーオフ
[編集]2001年までのカンファレンスプレーオフ決勝は3試合制で、先に2勝したクラブが優勝とされた(カンファレンスプレーオフ形式が使用されなかった2000年と2001年のMLS準決勝を含む)。同点の場合は引き分けとせず、シュートアウト(PK戦ではない)によって勝敗が決められた。2002年には引き分けと勝ち点制が採用された。2003年から2011年にかけての決勝戦は1試合のみ行われ、延長戦でも決着がつかなかった場合はシュートアウトが行われる。2012年から決勝戦は2試合となり、2014年からアウェーゴールルールが採用された。2019年、プレーオフは単一の試合形式に戻った。
色付きはMLSカップ優勝クラブ |
シーズン | 優勝 | 得点 | 準優勝 |
---|---|---|---|
1996 | ロサンゼルス・ギャラクシー | 2試合-0試合 | カンザスシティ・ウィザーズ |
1997 | コロラド・ラピッズ | 2試合-0試合 | ダラス・バーン |
1998 | シカゴ・ファイアーFC | 2試合-0試合 | ロサンゼルス・ギャラクシー |
1999 | ロサンゼルス・ギャラクシー | 2試合-1試合 | ダラス・バーン |
2000 | 開催されず | ||
2001 | 開催されず | ||
2002 | ロサンゼルス・ギャラクシー | 勝ち点6-勝ち点0 | コロラド・ラピッズ |
2003 | サンノゼ・アースクエイクス | 3–2 (延長) | カンザスシティ・ウィザーズ |
2004 | カンザスシティ・ウィザーズ | 2–0 | ロサンゼルス・ギャラクシー |
2005 | ロサンゼルス・ギャラクシー | 2–0 | コロラド・ラピッズ |
2006 | ヒューストン・ダイナモ | 3–1 | コロラド・ラピッズ |
2007 | ヒューストン・ダイナモ | 2–0 | カンザスシティ・ウィザーズ |
2008 | ニューヨーク・レッドブルズE | 1–0 | レアル・ソルトレイク |
2009 | ロサンゼルス・ギャラクシー | 2–0 (延長) | ヒューストン・ダイナモ |
2010 | FCダラス | 3–0 | ロサンゼルス・ギャラクシー |
2011 | ロサンゼルス・ギャラクシー | 3–1 | レアル・ソルトレイク |
2012 | ロサンゼルス・ギャラクシー | 4–2(2戦合計) | シアトル・サウンダーズFC |
2013 | レアル・ソルトレイク | 5–2(2戦合計) | ポートランド・ティンバーズ |
2013 | ロサンゼルス・ギャラクシー | 2–2(2戦合計)(a.) | シアトル・サウンダーズFC |
2015 | ポートランド・ティンバーズ | 5–3(2戦合計) | FCダラス |
2016 | シアトル・サウンダーズFC | 3–1(2戦合計) | コロラド・ラピッズ |
2017 | シアトル・サウンダーズFC | 5–0(2戦合計) | ヒューストン・ダイナモ |
2018 | ポートランド・ティンバーズ | 3–2(2戦合計) | スポルティング・カンザスシティ |
2019 | シアトル・サウンダーズFC | 3–1 | ロサンゼルスFC |
2020 | シアトル・サウンダーズFC | 3-2 | ミネソタ・ユナイテッドFC |
2021 | ポートランド・ティンバーズ | 2-0 | レアル・ソルトレイク |
E – イースタン・カンファレンスのクラブ
レギュラーシーズン
[編集]色付きはサポーターズ・シールド受賞クラブ |
シーズン | 優勝 | 記録 | プレーオフの結果 |
---|---|---|---|
1996 | ロサンゼルス・ギャラクシー | 19–13–0^ (+10) | 準優勝 |
1997 | カンザスシティ・ウィザーズ | 21–11–0^ (+6) | カンファレンス準決勝敗退 |
1998 | ロサンゼルス・ギャラクシー | 24–8–0^ (+41) | カンファレンス決勝敗退 |
1999 | ロサンゼルス・ギャラクシー | 20–12–0^ (+20) | 準優勝 |
2000 | カンザスシティ・ウィザーズ | 16–7–9 (+18) | 優勝 |
2001 | ロサンゼルス・ギャラクシー† | 14–7–5 (+16) | 準決勝敗退 |
2002 | ロサンゼルス・ギャラクシー | 16–9–3 (+11) | 優勝 |
2003 | サンノゼ・アースクエイクス | 14–7–9 (+10) | 優勝 |
2004 | カンザスシティ・ウィザーズ | 14–9–7 (+8) | 準優勝 |
2005 | サンノゼ・アースクエイクス | 18–4–10 (+22) | カンファレンス準決勝敗退 |
2006 | FCダラス | 16–12–4 (+4) | カンファレンス準決勝敗退 |
2007 | チーヴァスUSA | 15–7–8 (+18) | カンファレンス準決勝敗退 |
2008 | ヒューストン・ダイナモ | 13–5–12 (+13) | カンファレンス準決勝敗退 |
2009 | ロサンゼルス・ギャラクシー | 12–6–12 (+5) | 準優勝 |
2010 | ロサンゼルス・ギャラクシー | 18–7–5 (+18) | カンファレンス決勝敗退 |
2011 | ロサンゼルス・ギャラクシー | 19–5–10 (+20) | 優勝 |
2012 | サンノゼ・アースクエイクス | 19–6–9 (+29) | カンファレンス準決勝敗退 |
2013 | ポートランド・ティンバーズ | 14–5–15 (+21) | カンファレンス決勝敗退 |
2014 | シアトル・サウンダーズFC | 20–10–4 (+15) | カンファレンス決勝敗退 |
2015 | FCダラス | 18–10–6 (+13) | カンファレンス決勝敗退 |
2016 | FCダラス | 17–8–9 (+10) | カンファレンス準決勝敗退 |
2017 | ポートランド・ティンバーズ | 15–11–8 (+10) | カンファレンス準決勝敗退 |
2018 | スポルティング・カンザスシティ | 18–8–8 (+25) | カンファレンス決勝敗退 |
2019 | ロサンゼルスFC | 21–4–9 (+48) | カンファレンス決勝敗退 |
2020 | スポルティング・カンザスシティ | 12-6-3 (+13) | カンファレンス準決勝敗退 |
2021 | コロラド・ラピッズ | 17-7-10 (+16) | カンファレンス準決勝敗退 |
^ – MLSでは2002年まで引き分け制度無し
† – 2001年シーズンは9月11日の同時多発テロ事件によりレギュラーシーズンの残りが打ち切りになった後、ロサンゼルス・ギャラクシーがカンファレンス優勝クラブと宣言された。MLSカッププレーオフは9月20日に始まった。
MLSカップ歴代優勝クラブ
[編集]- 1998: シカゴ・ファイアーFC
- 2000: カンザスシティ・ウィザーズ
- 2001: サンノゼ・アースクエイクス
- 2002: ロサンゼルス・ギャラクシー
- 2003: サンノゼ・アースクエイクス
- 2005: ロサンゼルス・ギャラクシー
- 2006: ヒューストン・ダイナモ
- 2007: ヒューストン・ダイナモ
- 2009: レアル・ソルトレイク
- 2010: コロラド・ラピッズ
- 2011: ロサンゼルス・ギャラクシー
- 2012: ロサンゼルス・ギャラクシー
- 2014: ロサンゼルス・ギャラクシー
- 2015: ポートランド・ティンバーズ
- 2016: シアトル・サウンダーズFC
- 2019: シアトル・サウンダーズFC
脚注
[編集]- ^ “MLS announces new strategy for Los Angeles market, 2015 conference alignment”. mlssoccer.com. Major League Soccer. October 27, 2014閲覧。
- ^ “Atlanta to join Eastern Conference in 2017, Minnesota to compete in West”. Major League Soccer. (August 20, 2016) November 19, 2016閲覧。