コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

MIA (アミューズメント施設)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社MIA
種類 株式会社
略称 宝島
本社所在地 日本の旗 日本
111-0051
東京都台東区蔵前4丁目21-9 蔵前坂口ビル2F[1]
設立 2001年2月15日[1]
業種 小売業
法人番号 8010501024299
事業内容 アミューズメント施設の運営他
代表者 破産管財人 安藤信彦[1]
資本金 5000万円[1]
特記事項:2014年6月4日破産手続開始決定。2019年4月8日法人格消滅。
テンプレートを表示

株式会社MIA(エムアイエー)[2]は、かつてゲームセンターの運営を行っていた日本の企業。旧社名は株式会社UCO(UCO Co.,Ltd.)。

概要

[編集]

2001年2月に日本ユニカの子会社として設立[2][3]2006年2月に日本ユニカよりアミューズメント施設運営事業の移管を受けた[1][2][3]。その後は「宝島」「あそびの広場」「パラボランド」などのブランドで、東北、関東、北陸、近畿に最盛期は約30店舗を出店していた[1][2]

2007年12月期には58億7000万円の売上があった[2]。しかしその後は、消費低迷やスマートフォンゲームの台頭、東日本大震災の影響で業績が悪化[1][2]。このためUCOは2012年から、再建策として不採算店舗の閉鎖の他にも、会社分割を実施した上で、事業を複数の同業者へ譲渡した[1][2][3]

UCOは、2013年9月に残っていた事業を株式会社宝島ホールディングス(後の株式会社宝島を経てGENDA GiGO Entertainmentに吸収)へ譲渡したと同時に事業を停止し、商号を株式会社MIAへ変更[1][2][3]。MIAは同年12月に解散を決議。2014年6月4日に東京地方裁判所から破産手続開始決定を受けた[1][2][3]。負債総額は35億1000万円。

MIAは2019年4月8日に法人格が消滅した。

沿革

[編集]
  • 2001年2月15日 - 日本ユニカの子会社として設立。
  • 2006年
  • 2012年10月 - 「新宝島浦和美園店」にデイサービス施設である「『シニアサロン』樹楽 浦和美園」を併設。
  • 2013年
    • 9月 - 残っていた事業を株式会社宝島ホールディングス(後の株式会社宝島)へ譲渡したと同時に事業停止。同時に商号を株式会社UCOから株式会社MIAへ変更。
    • 12月 - 株主総会において解散を決議。
  • 2014年6月4日 - 東京地方裁判所から破産手続開始決定を受ける。
  • 2019年4月8日 - 法人格消滅。

店舗

[編集]

事業停止直前である2013年8月時点では、20店舗を展開していた。

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j TSR速報 (株)MIA東京商工リサーチ 2014年6月11日
  2. ^ a b c d e f g h i 株式会社MIATEIKOKU NEWS ONLINE 2014年6月11日
  3. ^ a b c d e ゲーム場引き継いだ旧UCO、現MIAが自己破産を開始。ゲームマシン 2014年7月1日号

外部リンク

[編集]
  • 公式サイトウェイバックマシン(2013年3月15日のキャッシュ)