M50 155mm榴弾砲
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M50 155mm榴弾砲(フランス語:Obusier de 155 modèle 1950)は、第二次世界大戦後にフランスが開発した30口径155mm牽引式榴弾砲である。
フランス以外にも輸出されており、イスラエル国防軍ではスーパーシャーマンの車体に本砲を搭載したM50 155mm自走榴弾砲が開発され運用された。
スペック
[編集]- 口径:155mm
- 全長:7.8m(牽引時)
- 全幅:2.7m
- 重量:8,100kg
- 砲身長:4,650mm(30口径)
- 仰俯角:-4°~+69°
- 左右旋回角:80°
- 運用要員:5名
- 発射速度:3~4発/分(最大)、発/分(連続射撃時)
- 射程:18,000m(有効射程)/23,300m(最大射程)
- 生産・配備期間:1952年~1990年代
- 生産総数:不明
採用国
[編集]- フランス - 後にTRF1 155mm榴弾砲に更新された。
- イスラエル - 170門。牽引式および自走砲化したM50 155mm自走榴弾砲として運用し、第三次中東戦争、第四次中東戦争に投入。
- レバノン - 50門。レバノン内戦中には国軍の装備が、ファランヘ党、南レバノン軍、レバノン軍団等の民兵組織に流用されて各組織で運用された。
- スウェーデン - 170門。
- スイス - 20門。
- モロッコ - 18門。
- セネガル - 6門。
- チュニジア - 30門。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]ウィキメディア・コモンズには、M50 155mm榴弾砲に関するカテゴリがあります。