M1942 (銃剣)
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M1942 bayonet | |
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M1942銃剣 | |
種類 | 銃剣 |
原開発国 | アメリカ合衆国 |
運用史 | |
関連戦争・紛争 | 第二次世界大戦 |
開発史 | |
製造期間 | 1942年-1943年 |
製造数 | 1,505,000本 |
諸元 | |
全長 | 20インチ (51 cm) |
刃長 | 16インチ (41 cm) |
M1942銃剣(M1942 Bayonet)は、1942年-1943年の間に製造されたM1905銃剣(M1905 Bayonet)の通称である[1]。刃渡りは16インチ (41 cm)、握りは4インチ (10 cm)。
概要
[編集]M1942銃剣なる呼称は、主にコレクター間で利用される愛称であり、調達時の名称はあくまでもM1905銃剣である。1941年の太平洋戦争勃発によってM1ガーランド小銃が戦時増産体制に突入すると、これに伴って銃剣も大量に生産する必要が出てきた。こうして生産性を高めるべく、M1905銃剣の再設計が行われ、1942年に改めて採用されたのである。従来のM1905では木製だった握りの部分が新型では樹脂製に変更されており、これが外見上の特徴となる。事実上の同等品であるためにM1905銃剣とM1942銃剣は完全な互換性を保っており、いずれのM1903小銃およびM1ガーランド小銃も双方の銃剣を使用することが可能であった。
短縮
[編集]1943年、アメリカ陸軍はより短い銃剣の有用性を認め、M1905およびM1942銃剣を回収し、刃渡りを10インチ (25 cm)まで切り詰めて再配備した。こうした短縮形のM1905銃剣およびM1942銃剣は共に区別なくM1905E1銃剣(M1905E1 bayonet)と呼ばれた。また、新たに生産された10インチ銃剣にはM1銃剣(M1 Bayonet)の名称が与えられた。
American Fork and Hoe | 350,000 | 23% |
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Oneida, Limited | 235,000 | 16% |
Pal Blade and Tool | 250,000 | 17% |
Utica Cutlery | 225,000 | 15% |
Union Fork and Hoe | 385,000 | 26% |
Wilde Drop Forge and Tool | 60,000 | 4% |
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ GCA journal.Fall.2009[1]P.25
- ^ USMilitaryKnives.com