Life in a Day 2020
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『Life in a Day 2020』(ライフ・イン・ア・デイ 2020)は、2020年7月25日の映像を集めてリドリー・スコット製作総指揮の元で制作されたドキュメンタリー映画である[1]。
概要
[編集]本作は2011年のドキュメンタリー映画『LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語』の続編にあたり、リドリー・スコット制作総指揮とケヴィン・マクドナルド監督にYouTubeが手を貸す形で制作された[1]。
2020年7月25日の日常生活の風景を撮影した動画を世界中から集める形で行われ、内容の制限などは撮影日が2020年7月25日であるということ以外設けられなかった[2]。
2020年7月25日から8月2日までYouTube上で動画を募集し、その後、2021年2月1日にサンダンス映画祭でプレミア公開され、2021年2月6日より一般公開されることとなった[3][4]。
その結果、192ヵ国から32.4万本の動画が集められ、新型コロナウイルスに起因するパンデミックや人種差別、気候変動、貧困などに関する力強いメッセージ性を込めながら世界的に、そして、政治的にも激動の時代となったコロナ禍の2020年の1日を87分の動画に収める形で仕立て上げられた[4][5][6][7]。
例として化学防護服に身を包んだ医療従事者や、ジョージ・フロイトの死に起因してアメリカを中心として世界的に広まったブラック・ライヴズ・マターのデモ行進などの映像が特に時間が割かれていたという[8][9]。
脚注
[編集]- ^ a b “世界中の“2020年7月25日”を記録。リドリー・スコット製作総指揮の『Life in a Day 2020』が始動 |最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS”. MOVIE WALKER PRESS. 2021年3月4日閲覧。
- ^ LABO編集部, TABI. “世界中の「2020年7月25日」がドキュメンタリーに!”. TABI LABO. 2021年3月4日閲覧。
- ^ “リドリー・スコット製作総指揮 “世界中の人々の7月25日”を集めたドキュメンタリー『LIFE IN A DAY 2020』制作”. ARBAN (2020年7月16日). 2021年3月4日閲覧。
- ^ a b “Life in a Day 2020 review – ambitious, bizarre and hugely exasperating” (英語). the Guardian (2021年2月2日). 2021年3月4日閲覧。
- ^ Roeper, Richard (2021年2月4日). “‘Life in a Day 2020’: A lot can happen worldwide in 24 hours” (英語). Chicago Sun-Times. 2021年3月4日閲覧。
- ^ “Preview YouTube's time capsule 'Life in a Day 2020' in exclusive first trailer” (英語). EW.com. 2021年3月4日閲覧。
- ^ “Subscribe to read | Financial Times”. www.ft.com. 2021年3月4日閲覧。
- ^ Azzopardi, Chris (2021年2月5日). “‘Life in a Day 2020’ Review: A Video Diary of a Difficult Year” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331 2021年3月4日閲覧。
- ^ Facebook (2021年2月5日). “Review: If July 25 went by too fast for you, 'Life in a Day 2020' relives the highs and lows” (英語). Los Angeles Times. 2021年3月4日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- Life in a Day 2020 | オフィシャルドキュメンタリー - YouTube