LASRE
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LASRE(レーザー、Light-weight Advanced Super Response Engine[1])は、トヨタ自動車が1980年代に市場に投入した自動車用レシプロエンジンのシリーズ名。
概要
[編集]基本的には、当時トヨタが開発に力を入れていたDOHC(トヨタでは「ツインカム」と称する)エンジン、その中でも小型軽量・高出力を実現したエンジンに与えられた[1]。初めて「LASRE」を冠せられたのは、1980年3月発売のクレスタに搭載された1G-EU型[1]。以後セリカの1S-U型などが「LASRE」を名乗った。
トヨタでは同時に「レーザーキャンペーン」として、「それはエンジンからはじまった」のキャッチコピーでLASREエンジンを全面に押し出した宣伝を行い話題となった[1]。これには他社も類似のキャンペーンで対抗し、中でも日産自動車は当時の新型エンジンに「PLASMA(Powerful & economic Lightweight Accurate Silent Mighty Advanced engine)」のシリーズ名をつけ、トヨタと全面対決する形となった。これらの動きを受け、トヨタも1985年頃からは、新たに開発したサスペンション「PEGASUS」と組み合わせた「LASRE & PEGASUS」といった形にキャンペーンを発展させている[2][3]。
脚注
[編集]- ^ a b c d 「レーザー(LASRE)」エンジンの開発 - トヨタ75年史
- ^ トヨタ、スポーティパーソナルカー「トヨタ MR2」を新発売 - トヨタ自動車
- ^ ランドクルーザー 40周年記念特別仕様車 - 京都トヨタ自動車