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Lプロ!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
文化放送ライオンズナイタースペシャル
Lプロ!
ジャンル スポーツ・情報ワイド番組
放送方式 生放送
放送期間 2018年4月4日 - 2018年9月26日
放送時間 ナイターのない平日
最大で17:57 - 21:30
放送局 文化放送
パーソナリティ 佳村はるか優木かな
出演 小川真由美粕谷紘世長麻未寺島啓太
公式サイト 公式サイト
特記事項:
文化放送ライオンズナイター』の中継カードがない場合に放送。
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Lプロ!(エルプロ)は、文化放送で2018年4月4日から9月26日まで不定期に放送されていたラジオ番組。2018年度の平日のプロ野球中継「文化放送ライオンズナイター」の中継カードが無い場合の雨傘番組枠「文化放送ライオンズナイタースペシャル」内にて放送されていた。

概要

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文化放送では平日の野球中継が無い場合の雨傘番組として、文化放送のスポーツアナウンサーが主導となって進行するスポーツ情報番組「SET UP!!」を2011年から7年間編成してきたが、2018年はこれを大幅に刷新。ライオンズファンの女性声優や女性タレントをメインパーソナリティーに迎え、女性ライオンズファンをメインターゲットとする形で本番組が新たにスタートした。なお、本番組開始に先立って、2018年3月3日の「文化放送サタデープレミアム」枠にて、事実上のパイロット番組「ライオンズ女子 拡大化計画」が放送された[1]

メインパーソナリティーのほか、「ライオンズナイター」のスタジオ担当アナウンサー(小川真由美粕谷紘世長麻未)のうち1 - 2名がアシスタントとして出演し、文化放送の野球解説者1名がコメンテーター(回によっては「指南役」とも呼ばれる)を務めた。コメンテーターを置かない回には、当番組の前枠番組「ライオンズエキスプレス」を担当する男性スポーツアナウンサー(のちに寺島啓太に固定)が加わっていた[2]。尤も、シーズン後半になってからはメインパーソナリティーが出演せず[3]、アシスタントと男性アナウンサーのみで進行する回が多くなった。

なお、中継予定の試合が予備カードも含めて中止となった場合も「Lプロ!」として放送されるが、この場合は「ライオンズエキスプレス」[4]を担当する男性スポーツアナウンサーがメインパーソナリティーを務めるため、前年までの「SET UP!!」に近い体裁となっていた。

メールアドレスやツイッターアカウントは「SET UP!!」のように独自のものを設定せず、「ライオンズナイター」のものを共用していた。

しかし当番組は1シーズンのみで終了。2019年度は代わって『野球居酒屋獅子』が雨傘番組としての役割を担うが、「突撃!L女インタビュー」のコーナーのみ同番組へ引き継がれる。 さらにその翌年度(2020年度)の雨傘番組『がんばれ○○! 獅子奮迅』、そのまた翌年度(2021年度)の雨傘番組の『スポーツ居酒屋獅子』でも不定期に「突撃!L女インタビュー」がそれぞれコーナーとして組まれていた。

なお2022年度の雨傘番組は『斉藤一美 ど〜かひとつ![5]になることが発表されたため、2018年度より継続していた「突撃!L女インタビュー」は行われなかった。

2023年度の雨傘番組は『長谷川太のスポーツギャラクシー』になることがライオンズナイターの公式ツイッターなどで告知された[6]。「突撃!L女インタビュー」が再び行われるかは不明。

主なコーナー

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突撃!L女インタビュー
公募で選ばれた一般の女性リスナーが西武の選手にインタビューする。インタビューを行ったリスナーは当日スタジオにも生出演する。
テラスホープ
ブレイク間近の西武の若手選手へのインタビューコーナー。
聖地巡礼マップを作ろう
西武の選手の行きつけの店を取り上げる。
世界に広げよう!ライオンズの輪
公募で選ばれた遠方在住の西武ファン(男女不問)と生電話を繋ぐ。
ザ・ドキュメント「獅子の時代」
ライオンズの歴史を順を追って、インタビュー音源や当時の実況音源を交えつつ振り返る。ナレーションのみで進行され、この間にスタジオの出演者は一切登場しない。
がんばれ!セイバーくん
セイバーメトリクスの専門家・鳥越規央が、数字を通じて野球のさまざまな話題を解説する。

放送リスト

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○印:元々中継予定がなかったため、放送された日/●印:中継予定試合が中止のため、急遽放送された日

  1. 2018年4月4日(水)○ - 佳村はるか(声優)をメインパーソナリティー、松沼博久をコメンテーターとして、20:30まで2時間半放送[7]。前述のパイロット番組もこの組み合わせで放送された。
  2. 2018年4月5日(木)○ - 優木かな(声優)をメインパーソナリティー、笘篠賢治をコメンテーターとして、20:30まで2時間半放送[8]
  3. 2018年4月24日(火)● - 北九州市民球場で行われる予定であった「ソフトバンク対西武」が中止となったため、松島茂アナウンサーをメインパーソナリティーとして、21:30まで3時間半のフルバージョンで放送。コメンテーターは配置されなかったが、21時台には長谷川太アナウンサーが登場し2018 FIFAワールドカップの話題を伝えた。
  4. 2018年4月27日(金)○ - この回はメインパーソナリティーを置かず、「ライオンズナイター」スタジオ担当の3名(小川・粕谷・長)が共同でパーソナリティを担当。さらに松沼雅之をコメンテーターとして、20:30まで2時間半放送[9]。19時台後半からゲストとしてけらえいこ(漫画家)と斉藤一美アナウンサーが登場。
  5. 2018年5月3日(木)○ - 優木かなをメインパーソナリティーとして、19:30まで1時間半放送[10]。コメンテーターの配置はなく、「ライオンズエクスプレス」を担当した寺島啓太アナが続けて出演しその役割を兼ねる。
  6. 2018年5月10日(木)○ - 優木かなをメインパーソナリティー、松沼雅之をコメンテーターとして、21:30まで3時間半放送のフルバージョン。
  7. 2018年5月17日(木)○ - 佳村はるかをメインパーソナイティーとして、19:30まで1時間半放送[11]。コメンテーターの配置はなく、「ライオンズエクスプレス」を担当した寺島啓太アナが続けて出演しその役割を兼ねる。
  8. 2018年5月18日(金)○ - この回はメインパーソナリティーを置かず、「ライオンズナイター」スタジオ担当の粕谷・長が共同でパーソナリティを担当。さらに平尾博嗣をコメンテーターとして、20:30まで2時間半放送[12]
  9. 2018年6月19日(火)○ - この回はメインパーソナリティーを置かず、「ライオンズナイター」スタジオ担当の長・「ライオンズエクスプレス」を担当した寺島啓太アナが共同でパーソナリティを担当。さらに西本聖をコメンテーターとして20:30まで2時間半放送[13]
  10. 2018年6月20日(水)○ - 佳村はるかをメインパーソナリティー、松沼博久をコメンテーターとして、20:30まで2時間半放送。[14]
  11. 2018年6月21日(木)○ - 優木かなをメインパーソナリティーとして、19:30まで1時間半放送[15]。コメンテーターの配置はなく「ライオンズエクスプレス」を担当した寺島啓太アナが続けて出演してその役割を兼ねる。
  12. 2018年7月4日(水)○ - この回はメインパーソナリティーを置かず、「ライオンズナイター」スタジオ担当の粕谷・「ライオンズエクスプレス」を担当した寺島啓太アナが共同でパーソナリティを担当。さらに薮田安彦[16]をコメンテーターとして20:30まで2時間半放送[17]
  13. 2018年7月5日(木)○ - 優木かなをメインパーソナリティーとして、19:30まで1時間半放送[18]
  14. 2018年7月27日(金)○ - この回はメインパーソナリティーを置かず、粕谷と寺島が共同でパーソナリティーを担当。18:55まで55分放送[19]
  15. 2018年8月30日(木)○ - この回はメインパーソナリティーを置かず、小川と寺島が共同でパーソナリティーを担当。さらに新谷博をコメンテーターとして20:00まで2時間放送[20]
  16. 2018年9月6日(木)○ - 優木かなをメインパーソナリティーとして、21:30まで3時間半のフルバージョン。
  17. 2018年9月13日(木)○ - この回はメインパーソナリティーを置かず、粕谷以外のメンバーが共同でパーソナリティーを担当。さらに西本聖をコメンテーターとして21:30まで3時間半のフルバージョン。
  18. 2018年9月26日(水)○ - この回はメインパーソナリティーを置かず、「ライオンズナイター」スタジオ担当の3名が共同でパーソナリティーを担当。さらに松沼雅之をコメンテーターとして21:30まで3時間半のフルバージョン。結果としてこの回が最終回となった。

脚注

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  1. ^ プロジェクト始動!「ライオンズ女子 拡大化計画」 - 文化放送ライオンズナイター公式ブログ、2018年3月3日(2018年4月21日閲覧)
  2. ^ 当番組への登場有無にかかわらず、「ライオンズエキスプレス」は従前通り当日文化放送に出勤している男性スポーツアナウンサーが進行した。
  3. ^ この理由は不明だが佳村、優木ともに本業は声優のため前の仕事が押したりアイドルマスター関連のライブのリハーサルと重複した場合、大人の事情(その多くは所属事務所の判断)でそちらを優先し当番組は番組を欠席せざるを得なかったと見られる。
  4. ^ 試合中止決定時間によっては「ライオンズナイター プロ野球直前情報」のタイトルのまま放送。
  5. ^ 野球中継のない日は 『斉藤一美 ど〜かひとつ!』 4月7日(木)放送開始! - 文化放送、2022年3月15日
  6. ^ 長谷川アナ起用の雨傘番組は『野球居酒屋獅子』、『スポーツ居酒屋獅子』以来3度目の登場となる。
  7. ^ 20:30からは「和牛のモーモーラジオ〜渚のいないバルコニー〜」を放送。
  8. ^ 20:30からは「チョコレートプラネットラジオ チョコプラのラ」を放送。
  9. ^ 20:30からは「落語DE成金」を放送。
  10. ^ 19:30からは「田原総一朗 オフレコ!」を放送。
  11. ^ 19:30からは「勝地涼×笠原秀幸 ほっとけないラジオ」を放送。
  12. ^ 20:30からは「ザ・ゴールデンヒストリー〜大竹まことが語る、命の記録〜」を放送。
  13. ^ 20:30からは「2018 FIFAワールドカップ ロシア 実況中継」 コロンビア日本を放送
  14. ^ 20:30からは「朝の小鳥 65年のコーラス」を放送
  15. ^ 19:30からは「鳥越裕貴のトリーズカフェ」・20:30からは「伊藤聡子の Prime Voice」を放送。
  16. ^ 厳密には文化放送の専属解説者ではないが、TBSラジオの野球中継全国配信撤退と制作業務縮小(横浜DeNAベイスターズ主催試合のJRN系列局向けのみ裏送りを担当)に伴い、平日を文化放送が行うことになったRKB毎日放送北海道放送への埼玉西武ライオンズ・千葉ロッテマリーンズ主催試合の裏送り中継に出演しており(土・日曜のニッポン放送担当時にも出演)、この2日後の7月6日には西武戦中止で該当試合(HBC向けに制作していた「ロッテ対日本ハム」)が予備から昇格し「ライオンズナイター」への初登場も果たしている。
  17. ^ 20:30からは「徳永英明"永遠の果てに〜セルフカヴァー・ベストI"」を放送。
  18. ^ 19:30からは「フジテレビアナウンサー宮澤智 はじめてのラジオ」を放送。
  19. ^ 18:55からは「文化放送スポーツスペシャル Jリーグ FC東京V・ファーレン長崎 実況中継」を放送。
  20. ^ 20:00からは「文化放送報道スペシャル ガダルカナルのうた」を放送。

関連項目

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外部リンク

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