Kseries
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Kseries(Kシリーズ)とは、JVCケンウッド(旧・ケンウッド)がKENWOODブランドで、2004年から現在まで販売しているプレミアム系ミニコンポ(ハイコンポ)のシリーズ名である。
前身となる、1993年から販売されていた「K's(ケイズ)」シリーズについても便宜上この項目で記載する。
概要
[編集]ケンウッドが長年培ってきたHi-Fi技術を生かした高音質を特徴とするプレミアムミニコンポとして、2004年11月に発売された。現在はケンウッドのホームオーディオ製品の基幹モデルとなっている。カタログでは"Acoustic Sound System"とも表記されている。以前のモデルには、設置環境が理想的でない場合においても、付属のマイクによる測定結果をもとに音場を改善する「AUTO ROOM EQ」という自動音場補正機能が搭載されていた。
2006年以降の製品では、CDや圧縮音源の再生時における高域補間技術として「Supreme EX」という機能が搭載されている。
さらに、2013年以降の一部機種には旧・日本ビクターがビクタースタジオと共同開発した高音質技術「K2 TECHNOLOGY(ケーツーテクノロジー)」を搭載したコンポも登場している。
「Kシリーズ」のブランド名は、1970年代にトリオ時代に販売していたコンポーネントステレオのシリーズ名として使用されていた経緯がある。
現行製品
[編集]- XK-330(CD/FM/AMチューナーレシーバー)
- 2016年9月発売
- FM/AMチューナー部はワイドFMに対応
- Bluetooth (NFC) 搭載
- USBフラッシュメモリに書き込まれたハイレゾ音源(WAV、またはFLAC。最大96kHz/24bit)の再生に対応
- CDレシーバーとハイレゾ高帯域対応スピーカーシステムのセット販売
- ゴールドとブラックの2色展開
- K-515(CD/FM/AMチューナーレシーバー)
- 2018年10月発売
- 後述するK-505の後継モデル
- FM/AMチューナー部はワイドFMに対応
- iPod、iPhone(iPhone 6以前の製品対応)
- Bluetooth (NFC) 搭載
- USBフラッシュメモリに書き込まれたハイレゾ音源(WAV、またはFLAC。最大192kHz/24bit)の再生に対応
- USB録音対応(CD、ラジオ、AUXからUSBフラッシュメモリへ)
- CDレシーバーとハイレゾ高帯域対応スピーカーシステムのセット販売
- ゴールドとシルバーの2色展開
生産完了品
[編集]- Kseries Esule(Kシリーズ エシュール)
- R-K1(CDレシーバー)
- LS-K1(3wayスピーカーシステム)
- 2006年10月発売。Kseriesの最高級モデルであり、これをベースとした限定モデルも存在した。(後述)
- K-521(スピーカーシステム・CDレシーバーのセット。iPod対応)
- U-K525(スピーカーシステム・CDレシーバー一体型システム。iPhone/iPod対応)
- U-K323(スピーカーシステム・CDレシーバー一体型システム)
- K-521は2009年11月に、U-K323は2009年3月に発売。
- K1000シリーズ
- R-K1000(レシーバー)
- DP-K1000(CDプレーヤー)
- LS-K1000(2wayスピーカーシステム)
- 2007年11月発売。Kseriesの中で唯一、レシーバーとCDプレーヤーが単体で販売されていた。
- K711シリーズ
- R-K711(CDレシーバー)
- LS-K711(2wayスピーカーシステム)
- 2007年9月発売。K800シリーズの後継モデル。
- LS-K703(2wayスピーカーシステム)
- K800シリーズ
- R-K801(CDレシーバー)
- LS-K800(2wayスピーカーシステム)
- K700シリーズの上位モデル。2005年10月発売。
- K700シリーズ:Kseriesの初代モデル。
- R-K700(CD/MDレシーバー)
- LS-K701(2wayスピーカーシステム)
- LS-K707(2wayスピーカーシステム)
- K500シリーズ
- K-521
- 2009年11月発売
- iPod、iPhone(iPhone 4以前の製品に対応するDOCKを天盤に装備)
- USB録音対応(CD、ラジオ、AUXからUSBフラッシュメモリへ)
- ブラックとシルバーの2色展開
- CDレシーバーとスピーカーシステムのセット販売
- K-531
- 2012年9月発売
- iPod、iPhone(iPhone 4S以前の製品に対応するDOCKを天盤に装備)
- Kseries初のBluetooth対応でiPhoneやAndroid各種スマートフォンからも音楽再生が可能になった
- USB録音対応(CD、ラジオ、AUXからUSBフラッシュメモリへ)
- ブラックとシルバーの2色展開
- CDレシーバーとスピーカーシステムのセット販売だが、インターネット直販限定でCDレシーバー部が単体販売されていた。
- A-K905NT(ネットワークアンプ)
- A-K805(CD/FM/AMチューナーレシーバー)
- 2013年10月発売
- iPod、iPhone(iPhone 6以前の製品対応)
- K2TECHNOLOGY搭載
- LS-K901(2Wayスピーカーシステム)
- 2013年10月発売
- ハイレゾ広帯域音源対応
- K-735(CD/FM/AMチューナーレシーバー)
- 2013年10月発売
- iPod、iPhone(iPhone 6以前の製品対応)
- 前面にiPod、iPhone、USBフラッシュメモリ対応USB端子、背面にPC対応USB端子
- ゴールドカラーのCDレシーバーと、NEW2Wayスピーカーとのセット販売
- Supreme EX搭載
- R-K731(CD/FM/AMチューナーレシーバー)
- 2011年12月発売
- iPod、iPhone(iPhone 6以前の製品対応)
- 前面にiPod、iPhone、USBフラッシュメモリ対応USB端子、背面にPC対応USB端子
- Supreme EX搭載
- ブラックとシルバーの2色展開
- LS-K731(2wayスピーカーシステム)
- 2011年12月発売
- 木目とブラックの2色展開
- K-505(CD/FM/AMチューナーコンポ)
- 2014年9月発売
- iPod、iPhone(iPhone 6以前の製品対応)
- (500シリーズ初の前面のUSB端子でのiPhoneの充電/再生が可能に)
- Bluetooth (NFC) 搭載
- USB録音対応(CD、ラジオ、AUXからUSBフラッシュメモリへ)
- CDレシーバーとハイレゾ高帯域対応スピーカーシステムのセット販売
- ゴールドとシルバーの2色展開
- オプション
- SR-K800(スピーカースタンド)
- SW-508ES-ML(アクティブ・サブウーファー)
- KH-K1000(ヘッドホン)
限定モデル
[編集]- ハイコンポ15周年限定モデル
- Kseries Silver Limited(CDレシーバー、2wayスピーカーシステムのセット)
- TRIOモデル
- K-TR60(CDレシーバー、3wayスピーカーシステムのセット)
- 創立60周年記念モデル。Kseries Esule(R-K1・LS-K1)をベースに、ケンウッドの旧社名であった「トリオ」をこのセット限定で復活させた。
- コンパクトHi-Fiシステム
- U-K323LT(U-K323の突板仕上げバージョン)
- U-K525LT(U-K525の突板仕上げバージョン)
- 欧州カラーモデル
- K-521-SB(K-521の別カラーバージョン)
- コラボレーションモデル
- JK-RB21/RS11(R-K531に、JVCのウッドコーンスピーカーをセットにしたモデル)
K's
[編集]K's(ケイズ)は、現在のKseriesの前身となったミニコンポのシリーズ名。同社のROXYやALLORAとは異なる高級モデルとして開発され、1993年から販売されていた。
- 初代モデル
- 第二世代モデル
- KAF-7002/5002(プリメインアンプ)
- DPF-7002/5002(CDプレーヤー)
- KTF-5002(FM/AMチューナー)
- KXF-5002(カセットデッキ)
- DMF-7002(MDデッキ のちに録音レベルの設定を可能にした "DMF-7002S" 、MDメカ部と電源部が改善された "DMF-7003" が追加で単品販売される)
- LSF-777(2Wayスピーカーシステム)
- LSF-555(2Wayスピーカーシステム)
- LSF-333(2Wayスピーカーシステム)
- K's Esule(ケイズ・エシュール)
- K270(CDレシーバー)
- S270(2Wayスピーカーシステム)