クリス・クロス
クリス・クロス Kris Kross | |
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出身地 | アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ |
ジャンル | ヒップホップ |
活動期間 | 1990–1996 |
共同作業者 |
ダ・ブラット ジャーメイン・デュプリ スーパーキャット |
メンバー |
クリス“マック・ダディ”ケリー クリス“ダディ・マック”スミス |
クリス・クロス(英: Kris Kross)は1990年代前半に活躍したアメリカ合衆国のティーンエイジ・ラップデュオで、クリス“マック・ダディ”ケリー(英: Chris "Mack Daddy" Kelly)とクリス“ダディ・マック”スミス(英: Chris "Daddy Mack" Smith)の2人である。彼らの代表曲である「ジャンプ」は、1992年に全米シングルチャートで8週間1位を記録した[1]。また、前後逆に服を着る彼らのファッションスタイル(dessorc style ※crossedの逆読み)でも知られていた。
来歴
[編集]幼馴染であるアトランタ出身のケリー(1978年8月11日生)とスミス(1979年1月10日生)は、1990年にアトランタのショッピング・モールで当時18歳であるジャーメイン・デュプリにスカウトされた。
デュプリがプロデュースした彼らのデビュー・アルバム『Totally Krossed Out』は1992年にリリースされると、全米で400万枚売れるヒットとなった。また、同アルバムにも収録されているヒット・シングル「ジャンプ」は、1992年に全米シングルチャートで8週間1位を記録した[1]。
彼らは1992年のマイケル・ジャクソンのデンジャラス・ワールド・ツアーや、「ジャム」のミュージック・ビデオに出演し、注目を浴びた。また、Run-D.M.C.の「Down with the King」や、TLCの「Hat 2 Da Back」のミュージック・ビデオにも出演した。彼らはテレビ番組「A Different World」のエピソードでも特集された。
1992年に「Kris Kross: Make My Video」と題した彼らを主人公にしたテレビゲームが発売された。このゲームはメガCD・ソフトで、彼らのヒット曲やミュージック・ビデオから構成されており、アメリカでのみ発売された。
クリス・クロスは1993年のテッド・デミの映画「Who's the Man?」に出演した。
1993年にリリースされた2ndアルバム『Da Bomb』はプラチナレコードを記録し、シングル「Alright」もヒットしたが、デビュー時の大ヒットには及ばなかった。彼らの曲はライバルであるダ・ヤングスタズやイリーガル、アナザー・バッド・クリエイションに向けられた。1996年初めにリリースされた3rdアルバム『Young, Rich & Dangerous』は、ゴールドディスクを記録した。そのアルバムには、ヒット曲が2曲(「Tonite's tha Night」「Live and Die for Hip Hop」)収録されていた。その後、彼らは世間から姿を消してしまった。
2007年、彼らが再結成するとの噂がたった[2]。スミスはソロ・アルバム『Urbane Expressions』をレコーディングしたが、リリースされなかった。ケリーは C.co records というレーベルをつくった。
2013年2月、ジャーメイン・デュプリが創設したレーベル、ソー・ソー・デフ・レコーディングスの20周年記念コンサートのため再結成[3]。
2013年5月1日 ケリーがアメリカ・アトランタの自宅で死去した。34歳。死因などの詳細は不明だという。
ディスコグラフィ
[編集]スタジオ・アルバム
[編集]年 | アルバムの情報 | チャート順位 | 認定 | ||||||
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US | US R&B |
UK | AUS | SWE | AUT | ||||
1992 | Totally Krossed Out
|
1 | 1 | 31 | 7 | 30 | 33 |
| |
1993 | Da Bomb
|
13 | 2 | — | — | — | — |
| |
1996 | Young, Rich & Dangerous
|
15 | 2 | — | — | — | — |
| |
"—": チャートインしなかったことを示す |
コンピレーション・アルバム
[編集]年 | アルバムの情報 |
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1996 | Best of Kris Kross Remixed '92 '94 '96
|
1998 | Gonna Make U Jump
|
シングル
[編集]年 | シングル | 最高位 | 収録アルバム | ||||||
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US | US Rap | US R&B | US Dance | UK | |||||
1992 | "Jump" | 1 | 1 | 2 | 13 | 2 | Totally Krossed Out | ||
"Warm It Up" | 13 | 1 | 3 | 23 | 16 | ||||
"I Missed the Bus" | 63 | 17 | 29 | — | 57 | ||||
"It's a Shame" | — | 11 | 55 | — | 31 | ||||
1993 | "Alright" | 19 | 1 | 8 | 40 | 47 | Da Bomb | ||
"I'm Real" | 84 | 8 | 45 | — | — | ||||
1994 | "Da Bomb" (with Da Brat) | — | 25 | 74 | — | — | |||
1995 | "Tonite's tha Night" | 12 | 1 | 6 | — | — | Young, Rich, & Dangerous | ||
1996 | "Live and Die for Hip Hop" | 72 | 11 | 36 | — | — | |||
"—": チャートインしなかったことを示す |
脚注
[編集]- ^ a b FM Fan編集部『ミュージック・データ・ブック 1955年-95年ビルボード年間チャート完全収録』共同通信社、1996年。ISBN 978-4-7641-0367-2。
- ^ VH1.com (2007年12月6日). “Kris Kross, Crazy Town, EMF, Extreme And More Unmemorable Reunions, In Our Year-End Top 10s”. 2010年7月2日閲覧。
- ^ “90年代初めに一世風靡したクリス・クロスが復活! 現在の姿は……”. Billboard JAPAN (2013年1月18日). 2024年10月26日閲覧。
外部リンク
[編集]- One Life Entertainment[リンク切れ] Chris Smith's official website
- HipHop.sh[リンク切れ] The 411 on ATL's Kris Kross
- Kris Kross at Legacy Recordings[リンク切れ]
- Chris Kelly at BlackHistoryDaily.com