J'S CHAMP'98
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(KINETTALKから転送)
『J'S CHAMP'98』(ジェイズ・チャンプ・ナインティエイト)は、FM-FUJIで放送されたアーティスト出演のラジオ番組の複合枠である。
本項では1998年4月から9月期に放送された番組を取り上げる。
概説
[編集]1990年代に入り、FM-FUJIは、東京支社(STUDIO ViViD)が開設されるとともに、アーティストのレギュラー出演番組に積極的に力を入れてきた。特に東京支社制作の時間帯となっている平日の夜の時間帯はアーティスト番組が幅を利かせており、ほとんどの番組が生放送で発信されてきた。それらの番組からブレイクするアーティストも少なくない。
FM-FUJIはアーティスト番組の充実を図るべく1998年4月、月曜~木曜日の21時~24時枠をJ'S CHAMP'98という複合枠でくくり、8本もの番組を編成した。9月まで続く。
なお、FM-FUJI東京支社制作のアーティスト出演番組の多くは冠番組となっている。
各曜日の放送番組
[編集]月曜日
[編集]- 21:00
『HAKUEI SPECIAL ROLLING THUNDER』
- DJ:HAKUEI (PENICILLIN)
- もともとは1996年10月-1997年9月まで、同じHAKUEIのDJ番組で、甲府本社で制作され、日曜夜20:00-20:55(55分)枠に放送されていた『CHAMELEON KISS』(カメレオン・キス)という番組。同番組を発展解消する形で、制作を東京支社へ移管、HAKUEI初の冠ラジオ番組となった。1997年10月開始時は23:00-24:00だった。一時期22:00枠へ移動(→21:00へ復帰)し、2001年9月をもって終了した。
- 22:00
『RADIO Ftc』
- DJ:FANATIC◇CRISIS
- FANATIC◇CRISISの冠番組として、本枠新設とともに登場したが、半年で終了する。
火曜日
[編集]- 21:00
『TOSHI IN GOOD VOICE』
- DJ:TOSHI(X JAPAN(1997年解散、2008年に再結成))
- 1996年4月に放送開始(23:00-24:00)。本枠新設に伴い2時間繰り上げ。
- 本枠で放送していた1998年(番組3年目)に、TOSHIの宗教問題(一部週刊誌報道)が持ち上がった。ちなみに同年5月にはX JAPANのメンバーだったhideが死去している。
- 1998年9月の本枠廃止とともに、TOSHI IN GODD VOICEは2年半にわたる歴史に終止符を打った。
- 22:00
『ROUAGE RAW KAZUSHI TUNE』
- DJ:KAZUSHI(ROUAGE)
- 本枠新設とともにスタートした、ROUAGEメンバー、KAZUSHIの冠番組。本枠廃止とともに1時間に短縮され(23:00開始に繰り下げ、1999年4月より22:00に復帰)、2000年3月をもって終了となった。
水曜日
[編集]- 21:00
『YONE'S GROOVE BABY C'MON』
- DJ:米倉利紀
- 月〜木曜[1]深夜の人気番組だった『POWER ZZZ』(1998年3月終了)でリスナーから一躍人気を得た米倉の単独冠番組として登場。本枠廃止とともに22:00-23:00枠へ移動、末期には日曜夕方17:00-18:00枠で放送され、そして終了した。
- 22:00
『BABY BOMBERS WITH DEAR』
- DJ:Mahiro (Dear)
- 1997年10月開始。木曜日23:00枠からの移動。
木曜日
[編集]- 21:00
『KINETTALK』
- DJ:木根尚登
- TM NETWORKの木根尚登の冠番組。1997年4月に甲府本社制作で日曜夕方17:30-17:55(25分)枠(収録)で開始。その翌年に制作を東京支社に移管し本枠に編入され、1時間生放送となる。本枠廃止後、10月より火曜22:00-23:00枠へ移動し、1999年3月に終了するまで約2年間にわたって放送された。
- この番組の前身は1997年1月-3月に放送された『REMEMBER ME?』(甲府本社制作)。
- 22:00
『黒夢・清春のKIKAナイト LONG VERSION』
- 1996年4月に23:00の1時間枠『黒夢・清春のKIKAナイト』(くろゆめきよはるのキカナイト)として放送開始。清春が自らのこだわりや、影響・感銘を受けたアーティストの楽曲などを紹介。その後、1997年10月より24:00-26:00に繰り下げ、2時間枠となり、タイトルも『黒夢・清春のKIKAナイト LONG VERSION』(=ロングバージョン)となる。1998年4月に本枠に編入、2時間繰上げとなる。
- 1998年10月より22:00-23:00枠となり、再び1時間番組に戻りタイトルも『黒夢・清春のKIKAナイト』に復帰。
- 1999年3月の黒夢の活動休止[2]とともに、KIKAナイト第1期は3年間の歴史に幕を下ろす。
- 6年のブランクを経て、2005年4月より、清春の冠を外した『KIKAナイト11』(キカナイトイレブン)として復活し、金曜23:00-24:00に放送。もちろんDJは清春が担当。2007年3月まで2年間続く。
- なお、フジテレビ系列のバラエティ番組『キカナイト』[3]とはタイトルが似ているが無関係。
このほかFM-FUJIにおける主なアーティスト番組
[編集]→「エフエム富士 § 番組」も参照
- 宇都宮隆 EASY ATTRACTION(宇都宮隆)
- SING LIKE TALKING FAST BREAK (SING LIKE TALKING)
- EBONY & IVORY (かとうれいこ)
- ON THE FREEWAY (中村耕一:JAYWALK)
- GISHOの会いたくて大滝(GISHO:PENICILLIN)- ※「RADIO-Veep」内の1コーナーとして放送
- CYBER NET CITY-FULLMETAL MIX-(HISASHI:GLAY)
- BRAIN TRIP NIGHT(キリト:Angelo)
- ハロー!プロジェクトメンバー出演番組
- Hello! Project Monday Party
- B.B.L. (美勇伝)
- COLORFUL PLEASURE(メロン記念日)
- Hello! Project Night(ハロー!プロジェクトメンバーが出演)
- ジャニーズ関連
- MEGUMI-X(MEGUMI)
- 〜DJ KOO PRESENTS〜 BEAT GOES ON(DJ KOO)
- FROM BACK STAGE(Qwai)
- MANO-DELI(真野恵里菜)
- STEP BY STEP(林田健司)
- MUTUAL LOVE(下川みくに)
ほか多数
参考文献
[編集]- FM-FUJIタイムテーブル 1998年4月号
脚注
[編集]関連項目
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番組関連