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KESAKAシステム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

株式会社KESAKAシステム(けさかしすてむ、英称:KESAKA System, inc.)は、非接触ICカード技術「FeliCa」を用いてマンション戸建ホテルオフィス等のを提供している会社。 特におサイフケータイを使い、通信させることで新しい鍵のサービス「kesakaサービス」を提供している。

株式会社KESAKAシステム
KESAKA System, inc.
種類 株式会社
本社所在地 132-0021
東京都江戸川区中央3丁目5番5号
設立 2004年
業種 情報サービス提供事業 他
事業内容 非接触ICカード技術「FeliCa」を用いた鍵の提供及びソリューション開発、鍵システムASP事業
代表者 藤井惠介(代表取締役社長)
資本金 2億5,250万円 資本準備金(1億3,750万円)
外部リンク http://www.kesaka.net
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概要

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早川不動産のIT部門として2002年にスタート。 NTTドコモとの実証実験を経て、世界で初めておサイフケータイを鍵として利用できる仕組みを開発。 マンションの住戸から共用部に至るまでネットワーク化を行い「高セキュリティ」と「利便性」を売りにしている。 第1号物件に福岡県の分譲マンションにサービス提供を開始。 当時はNTTドコモのみ対応で、帰宅通知、施錠確認、合鍵発行といった機能を中心に「kesakaサービス」を提供した。

その後、Softbankauディズニーモバイルと対応キャリア・対応機種を拡大し、サービスを拡大。 分譲マンション、賃貸マンションに関わらず、戸建て、ホテル、オフィス、店舗にまで対象を広げ、 おサイフケータイを利用した鍵の提供を行っている。

kesaka-ID

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KESAKAシステムがICカードやおサイフケータイ内のFeliCaチップの共通領域に書き込む独自のID。

kesakaサービス

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おサイフケータイの機能を使い、鍵に通信させることで生み出されたサービス。 遠隔施錠、帰宅通知、施錠確認、合鍵発行、解錠履歴といった機能が利用できる。

  • 遠隔施錠:自宅の鍵を外出先から鍵をかけることができる機能。
  • 合鍵発行:携帯電話のメールで、相手に合鍵を渡すことができる機能。利用期限の設定や鍵の失効も自由に行える。
  • 帰宅通知:玄関の解錠のタイミングで、指定のメールアドレスに通知できる機能。
  • 解錠履歴:いつ誰が解錠したのかの履歴を確認する機能。

沿革

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  • 2002年 早川不動産IT部門にてFeliCaプロジェクトスタート。
  • 2004年 日本初ICカード搭載iモード対応携帯電話を各ドア・エントランスの鍵として採用したマンションを設立し、株式会社KESAKAシステムを設立。福岡市内にてkesakaサービス運用開始。
  • 2005年 グリーンシート参考推薦企業認定。MCPC(奨励賞受賞)。
  • 2006年 フェリカネットワークスのソリューションパートナーとなる。KESAKAシステム導入ホテル『KESAKA inn』完成。
  • 2007年 本社を東京都新宿区に移転。
  • 2011年 本社を東京都江戸川区に移転。
  • 2013年 おサイフケータイ鍵サービスを含むキーサービス事業を株式会社シブタニへ事業譲渡。Tebra F IDに名称変更。

外部リンク

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