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K110 (小銃)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
K-110
種類 ボルトアクション式小銃
原開発国 東ドイツの旗 東ドイツ
開発史
製造業者 人民公社MEWAエルンスト・テールマン工場ズール(エルンスト・テールマン車両及び猟銃工場の前身)
製造期間 1952年 - 1953年
諸元
重量 2.5 kg (銃のみ)
全長 1,070 mm
銃身 610 mm

弾丸 .22lfB弾
装填方式 単発式
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小口径小銃 K110型(KK-Gewehr Modell K110)は、ドイツ民主共和国(東ドイツ)で開発されたボルトアクション式小口径小銃である。製造は人民公社MEWAエルンスト・テールマン工場ズール(VEB MEWA Ernst-Thälmann-Werke Suhl)が担当した[1]

概要

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K110は、K100を改良したボルトアクション式小銃である。第二次世界大戦以前のジムソンドイツ語版製ライフルなど、一般にモーゼルライン(Mauserlein)と通称されたスポーツライフルの流れを汲む。

当時、各地に進駐した連合国間の合意に基づき、ドイツ国内での武器製造は禁じられていた。しかし、K110は製造元を秘匿した「業者1001号」(Lieferer Nr.1001)という刻印のみ施され、ソ連占領地域内で製造された。

1954年頃から、後継製品の連発銃KK V型(Modell KK V)の開発が行われた。

運用

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K110を用いて射撃訓練を行うGST会員

K110は少なくとも80,104丁が製造された。ルストガルテンで催された対ヒトラー・ファシズム戦勝10周年記念式典のパレードでも使われたほか、大部分はスポーツ技術協会ドイツ語版(GST)での軍事教練に用いられた。

脚注

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  1. ^ Zentralvorstand der Gesellschaft für Sport und Technik, ed. (1953), Handbuch für den Schießsport (ドイツ語), vol. 1. Teil

参考文献

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  • Ernst G. Dieter (2007), Sportgewehre und Sportpistolen Kaliber 22 aus Suhl und Zella-Mehlis, die Zeit nach 1945 (ドイツ語), Suhl, ISBN 978-3-00-023488-0
  • Handbuch über Waffen, Munition und Ausrüstung für das sportliche Schießen. (ドイツ語), Berlin: Militärverlag der Deutschen Demokratischen Republik, 1979

関連項目

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