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JAIRO

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
JAIRO
URL
サイトトップ
http://jairo.nii.ac.jp/
取り扱いリポジトリ一覧
https://www.nii.ac.jp/irp/list/
タイプ 機関リポジトリの横断検索サイト
分野 日本国内の機関リポジトリ
使用言語 日本語、英語
項目数 機関リポジトリ数
 217機関(一覧
コンテンツ数 全体
 1,406,613件
コンテンツ数 本文あり
 1,038,155件
(2012年8月31日現在)[1]
閲覧 無料
登録 不要
運営元 国立情報学研究所
営利性 なし
設立 試験公開 2008年10月22日[2]
正式公開 2009年4月1日[3]
現状 2019年3月終了

JAIRO(ジャイロ、Japanese Institutional Repositories Online)は、日本国内の学術機関リポジトリに蓄積された学術情報(学術雑誌論文学位論文研究紀要、研究報告書等)を横断的に検索できた検索サイト。運営を行っていたのは大学共同利用機関法人 国立情報学研究所。2019年3月に閉鎖され[4]、リニューアルされた学術機関リポジトリデータベース(IRDB)に統合された[5]

概要

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JAIROは2008年10月22日に試験公開され[2]、2009年4月1日に正式公開された[3]。前身となったのは2007年5月より試験公開されていたJuNii+[6]。JAIROの正式公開にともない2009年3月でJuNii+のサービスは終了した。

2011年3月31日時点の収録データ数は全体で1,091,859件、このうち本文があるものが787,532件、本文があるコンテンツの内訳を種類別で見ると、最も多いのが紀要 53.3%、次に多いのが学術雑誌論文 15.7% となっている[7]

サービス利用状況を見ると、2011年4月現在一日の詳細表示回数が約6万5千回となっており、コンテンツ種別ではその約半数の3万回が紀要の表示、次に多いのが1万5千回の学術雑誌論文の表示となっている[8]

2019年3月に閉鎖され、学術機関リポジトリデータベースに統合された。

脚注

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  1. ^ 学術機関リポジトリデータベースコンテンツ分析システム” (2012年8月31日). 2023年5月17日閲覧。
  2. ^ a b NII、学術機関リポジトリポータルJAIROを試験公開”. STI Updates 学術情報流通ニュース (2008年10月22日). 2023年5月17日閲覧。
  3. ^ a b NII、CiNiiとKAKENをリニューアル、JAIROを正式公開”. カレント・アウェアネス (2009年4月1日). 2011年4月17日閲覧。
  4. ^ JAIROサービス終了について(2018/10/12)』(プレスリリース)JAIRO、2018年10月12日。オリジナルの2019年4月2日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190402231805/http://jairo.nii.ac.jp/help/index.html2019年4月6日閲覧 
  5. ^ 日本の学術情報流通のハブ機能を果たすデータベース「IRDB」をリニューアル~オープンサイエンス時代の新しいメタデータ規格に対応~』(プレスリリース)国立情報学研究所、2019年4月4日。オリジナルの2019年4月6日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190406085224/https://www.nii.ac.jp/news/release/2019/0404.html2019年4月6日閲覧 
  6. ^ NII、機関リポジトリポータル“JuNii+”を試験公開”. カレント・アウェアネス (2007年5月17日). 2011年4月17日閲覧。
  7. ^ IRDBコンテンツ分析システム”. 国立情報学研究所. 2011年4月7日閲覧。
  8. ^ JAIRO利用統計 - アイテムアクセス状況”. JAIRO. 2011年4月18日閲覧。

参考文献

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  • 谷藤幹子、高久雅生、大塚真吾、轟眞市「材料系研究所におけるリポジトリシステムの実践と将来」『情報管理』第51巻第12号、科学技術振興機構、2008年、888-901頁、doi:10.1241/johokanri.51.8882011年4月18日閲覧 

関連項目

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外部リンク

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