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熊本県果実農業協同組合連合会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
JA熊本果実連から転送)
熊本県果実農業協同組合連合会
法人番号 9330005000788 ウィキデータを編集
代表理事会長 橋本明利
設立日 1954年9月9日[1]
出資金 19億2640万円
職員数 527名
本部
所在地 861-8514
熊本県熊本市東区小山町1846
外部リンク 3kj.jp ウィキデータを編集
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熊本県果実農業協同組合連合会(くまもとけんかじつのうぎょうきょうどうくみあいれんごうかい)は、熊本県熊本市に本部を置く青果物の生産指導及び販売、清涼飲料水の製造及び販売等を行う団体[1]。略称はJA熊本果実連[1]

組織

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1947年(昭和22年)に熊本県果実協会が発足し、1948年(昭和23年)に熊本県果実農業協同組合が設立された[2]。その後、1954年(昭和29年)に熊本県果実農業協同組合連合会に改組された[2]

事業所

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デコポン

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熊本県果実農業協同組合連合会は「デコポン」の商標権を所有しており、許諾を受けた農業団体のみが商品(加工品を含む)にこの商標を使用することができる[3]

ジューシー

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温州ミカン果汁を100%使用したジューシー(正式名称「ジューシー みかん100」)の製造販売元である[4]。学校給食用として開発され、1973年(昭和48年)5月に全国初の紙容器入りみかんジュースとしてメニューに登場した[4]。当初はテトラパック社製の三角形の紙パックだったが、1986年(昭和61年)から四角形の紙パックになった[4]

白州工場

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1982年(昭和57年)に山梨県白州工場が竣工。以降も増設を繰り返し2012年までに第四工場までが建設され稼働している[5]。全国のJAグループでも県連合会が自県でなく遠隔地に大規模な工場設備を持つ例は類を見ない。2013年(平成25年)にはISO 9001FSSC 22000英語版の認証を取得するなど最新鋭の設備で、オートメーションシステムによる立体倉庫等を備えている[6]

日本で最大級の紙容器清涼飲料製造工場として自社製品(ジューシーなど)のほか、カゴメ明治キリンビバレッジヤクルト伊藤園など大手飲料メーカーの委託工場として稼働している[7]

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b c 組織概要”. 熊本県果実農業協同組合連合会(JA熊本県果実連). 2023年6月3日閲覧。
  2. ^ a b JA熊本果実連の歴史”. 熊本県果実農業協同組合連合会(JA熊本県果実連). 2023年6月3日閲覧。
  3. ^ 『デコポンの商標登録について』”. 日本園芸農業協同組合連合会. 2023年6月3日閲覧。
  4. ^ a b c 「ジューシー」給食に登場50年 JA熊本果実連、県内の小中学校に16万本贈呈”. 熊本日日新聞 (2023年6月3日). 2023年6月3日閲覧。
  5. ^ JA熊本果実連の歴史|組織について | 熊本県果実農業協同組合連合会(JA熊本果実連)
  6. ^ JA熊本果実連 白州工場
  7. ^ 合同就職説明会 熊本県果実農業協同組合連合会白州工場|甲府商工会議所

外部リンク

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