INDUSTRIAL-X
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒105-0003 東京都港区西新橋3丁目25-31 愛宕山PREX 11F |
設立 | 2019年4月15日[1] |
業種 | サービス業 |
事業内容 |
DXコンサルティング ESG経営支援 DX導入展開支援 DX定着化支援 マーケティングDX BPO 人材採用・育成支援 ソリューション調達支援[1] |
代表者 | 代表取締役CEO 八子知礼[1] |
資本金 | 178,000,018円 (資本準備金を含む)[1] |
従業員数 | 43名(業務委託を含む)2023年6月1日現在[1] |
外部リンク | https://industrial-x.jp/ |
特記事項:有料職業紹介事業 許可番号:13-ユ-314141 プライバシーマーク:10840731(01)[1] |
INDUSTRIAL-X(インダストリアル・エックス)は、東京都港区西新橋3丁目に本拠を置き、DX推進に関するコンサルティング、人材開発、教育事業を行う日本の企業[1]。ESG経営やDXを切り口に企業の変革を支援する事業を手掛ける[2]。
概要
[編集]2019年4月15日、松下電工(現パナソニック)出身の八子知礼により設立[3][4]。事業構造のトランスフォーメーション支援、事業構造変革にかかるビジネスコンサルティング及びソリューション評価・選定・導入、事業構造変革リソースの提供サービス、事業構造変革度の評価サービス、人材開発・教育事業などを企業や自治体に提供[5]。
独自のビジネスモデル、RaaS(Resource as a Service:経営資源の包括提供サービス)によるDX推進事業を展開[6][7]。その具体的なサービスが「Resource Cloud」である[8]。新型コロナ禍以降急速に進展したDXの恩恵を受けにくかった製造・物流・小売の現場を制御セキュリティ対策を担保した上でリモート化・自動化するDXに注力[9]。特に製造業やハイテク業界を中心として支援実績がある[10]。企業が目指すべき新たなビジネスモデルの構築アドバイザリから、Resource Cloudを活用したソリューション調達、導入支援、DX人材育成、広報・マーケティング支援(BPO)といった、アドバイザリから実行までをワンストップで支援[11]。全社規模のDX推進業務や機能を丸ごと受託する例もある[12]。
主に製造業や建設業界、ハイテク業向けに、デジタルを活用した新しいビジネスの姿を啓蒙し、その方向への包括的な支援を行い、自らが企業の一部となり主体者として変革推進を支援する。同社の手法は、未来から逆算し企業が、「こんな姿になっていなければ生き残っていけない」という姿を具体的に提示し、速度感を伴う課題解決を進めるというもので、目指すものは需要と供給が最適化され、デジタルとリアルが最適化された社会だとする[6]。高知県では「楽しく、楽に稼げる農業」の実現を目指し、ビニールハウスの温度や湿度、水分量、窒素濃度、日照などのデータを毎分取り続け、AIによる解析で、出来高を予測するなど、農業プラットフォーム基盤「IoP(Internet of Plants)クラウド」を活用した取り組みも行っている[13][14]。
また、自社主催のイベント「Conference X」「Collaboration X」を主催する[15][16][17]。
代表者の八子知礼は、2020年10月より広島大学AI・データイノベーション教育研究センターの特任教授を務めるほか、数冊のDXに関するビジネス関係の著書がある[18]。八子はDXとは、CX(コーポレート・トランスフォーメーション)を経て、SX(ソーシャル・トランスフォーメーション)を実現するものだと主張する[19][20][21][22]。
沿革
[編集]主要商品・サービス
[編集]DXコンサルティング
Resource Cloud
[編集]2021年夏から提供[12]。同社のビジネスコンセプトである「Resource As a Service」の具体的なサービスである。サブスクリプション方式による月額課金制サービスで[8]、顧客がDXの目標を定めた上で、必要なソリューション(製品、サービス、人材、情報など)を検索し、設置・構築やコンサルティングの必要性の有無を選択する。選択したソリューションによってオプションの追加料金が加算される[12][36]。
- DXに関する知識を学ぶ研修の提供。[4]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g “会社概要”. INDUSTRIAL-X公式サイト. 2023年8月25日閲覧。
- ^ “伴走型支援で企業変革を実現するINDUSTRIAL-X”. Kotoonline (2023年3月9日). 2023年8月25日閲覧。
- ^ a b “次はマーケットへの恩返し。Mr.IoTが描く「50歳以降のキャリア」―八子知礼さん”. dodaキャリアコンパス (2020年3月31日). 2023年8月25日閲覧。
- ^ a b c “INDUSTRIAL-Xが提供する DX基礎講座とは”. INDUSTRIAL-X公式サイト. 2023年8月25日閲覧。
- ^ “株式会社INDUSTRIAL-X”. 日経COMPASS. 2023年8月25日閲覧。
- ^ a b “変化への対応なくして生き残れない。DXで日本の産業構造を変える【株式会社INDUSTRIAL-X代表取締役・八子知礼】”. NTT DOCOMO. 2023年8月25日閲覧。
- ^ “[https://project.nikkeibp.co.jp/atclmono/vision/070200040/?P=2 加速する製造業DX 変革に挑む企業に包括支援基盤を提供 INDUSTRIAL-X 代表取締役 八子知礼氏]”. ものづくり未来図. 2023年8月25日閲覧。
- ^ a b c “DXコンサルで成長。必要なリソースを提供し企業変革を支援ーINDUSTRIAL-X”. 経済界ウェブ. 2023年8月25日閲覧。
- ^ “【各社トップが語る2021】INDUSTRIAL-X SECURITY「現場DXで産業構造を革新」八子知礼 代表取締役社長”. オートメーション新聞. 2023年8月25日閲覧。
- ^ “支援実績”. INDUSTRIAL-X公式サイト. 2023年8月25日閲覧。
- ^ “株式会社INDUSTRIAL-X 八子知礼”. 創業手帳 (2022年2月7日). 2023年8月25日閲覧。
- ^ a b c d “DXのコモディティー化は2025年--INDUSTRIAL-Xの八子CEO”. ZDNET (2021年8月25日). 2023年8月25日閲覧。
- ^ “『 INDUSTRIAL―X』八子知礼が目指す「伴走型デジタル商社」”. 財界ONLINE. 2023年8月25日閲覧。
- ^ “「データ駆動型農業」が農業ビジネスを拓く。高知県の“農業DX”最前線”. COKI. 2023年8月25日閲覧。
- ^ “「Conference X in 広島( INDUSTRIAL-X )”. 2023年8月25日閲覧。
- ^ “食品業界の変化に対応するデジタル活用 ―Conference X in 広島レポート3(iot)”. 2023年8月25日閲覧。
- ^ “【イベントレポート】Collaboration X vol.2 可視化されたデータの分析・活用術. 〜DXのためにデータを使ってできることについて考える〜. 2023年5月18日(金)”. 2023年8月25日閲覧。
- ^ “DX CX SX ―― 挑戦するすべての企業に爆発的な成長をもたらす経営の思考法 ―― 単行本(ソフトカバー)著者について – 2022/3/28”. Amazon. 2023年8月25日閲覧。
- ^ “INDUSTRIAL-X八子氏が語る、社会や産業構造の変革からバックキャストする実践的DXとは?ゲスト:株式会社INDUSTRIAL-X 代表取締役CEO 八子知礼(やこ とものり)氏【前編】”. Biz/Zine (2022年7月21日). 2023年8月25日閲覧。
- ^ “八子 知礼”. NEWSpicks. 2023年8月25日閲覧。
- ^ “八子知礼Yako Tomonori INDUSTRIAL-X”. ニューススイッチ. 2023年8月25日閲覧。
- ^ “八子 知礼(やこ とものり)”. 東洋経済ONINE. 2023年8月25日閲覧。
- ^ “官民連携事業研究所はINDUSTRIAL-Xとの業務提携を発表 2019.11.7”. 2023年8月16日閲覧。
- ^ “INDUSTRIAL-XとAnother worksが業務提携、産業領域での人材流動化へ”. Enterprisezine (2020年6月10日). 2023年8月16日閲覧。
- ^ “INDUSTRIAL-Xとi Smart Technologiesが業務提携~製造現場の見える化とデータドリブンなDXを推進~”. ZDNET (2020年7月15日). 2023年8月25日閲覧。
- ^ “株式会社INDUSTRIAL-XとTKインターナショナルが業務提携~日本企業による東南アジアでのDX推進をシームレスに実現~”. 2023年8月16日閲覧。
- ^ “INDUSTRIAL-X 八子知礼社長のDX補完計画 「リソースクラウド」とは”. EnterpriseZine. 2023年8月25日閲覧。
- ^ “大成温調第71期報告書”. 2023年8月16日閲覧。
- ^ “【Press Release】INDUSTRIAL-Xが岡野バルブ製造と資本業務提携を締結”. INDUSTRIAL-X. 2023年8月16日閲覧。
- ^ “DX推進のINDUSTRIAL-Xが総額2.5億円の資金調達”. KEPPLE. 2023年8月16日閲覧。
- ^ “目視検査業務の効率化を実現する画像認識エッジAI を提供する株式会社フツパー(本社:大阪府大阪市、代表取締役CEO:大西洋、以下「フツパー」) は、株式会社INDUSTRIAL-X(本社:東京都港区、代表取締役CEO:八子 知礼、以下「INDUSTRIAL-X」)と、業務提携契約を締結いたしましたのでお知らせいたします。”. Hutzper. 2023年8月16日閲覧。
- ^ “レブコム、DX推進を支援するINDUSTRIAL-Xと業務提携 2021.08.24”. 2023年8月16日閲覧。
- ^ “DX提案を迅速化・最適化するレポート生成AI”. LOGISTICS TODAY|国内最大の物流ニュースサイト. 2024年10月24日閲覧。
- ^ “INDUSTRIAL-X、DX提案のための業界分析「InduStudy」提供開始”. .work-master. 2024年10月24日閲覧。
- ^ “【初開催|11月5日開催】実践知の共有で未来を創るDX戦略会議「金沢DXサミット2024」ー北陸エリア企業による事業変革の最前線ー”. INDUSTRIAL-X. 2024年11月7日閲覧。
- ^ “Resource Cloudとは”. INDUSTRIAL-X公式サイト. 2023年8月25日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 株式会社INDUSTRIAL-X
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