IBM 3740
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IBM 3740データ入力システム(-いちななよんまるデータにゅうりょく-、英語: IBM 3740 Data Entry System)はIBMが1973年に米国で発表したデータ入力用のシステムである。入力されたデータは初めて、新しいメディアである8インチ・ディスケットに記録し、従来のパンチカード方式に代わるものであった。
構成
[編集]IBM 3740システムは次のような構成であった: [1]
- IBM 3741 データ・ステーション
- IBM 3742 デュアル・データ・ステーション
- IBM 3747 データ・コンバーター(ディスケット20枚を収容でき、ディスケット上のデータを半インチ磁気テープ上に変換)
- IBM 3713 プリンター(最高毎秒40英数字を印刷)
- IBM 3540 ディスケット入出力装置(ディスケット20枚を収容でき、IBM System/360または System/370へ接続)
このシステムは1973年1月に米国で発表され、その年の第2四半期に出荷され、1983年12月の発売中止された。開発はIBMのミネソタ州ロチェスター事業所で開発された。
IBM 3740システムは、従来のパンチカード方式に代わるものであった。
参照項目
[編集]脚注
[編集]- ^ IBM 3740 System With Flexible Diskette (IEEE Computer Society)
外部リンク
[編集]- IBM 3740 Announcement (1973) (IBM Archives)