Holorime
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このページ名「Holorime」は暫定的なものです。(2008年5月) |
HolorimeまたはHolorhymeとは、押韻の1形式で、全行または全フレーズに韻が押されているもの。Holorimeは同音異字の韻文から成る対句か短詩として存在しうる。
英語詩のHolorime
[編集]- "In Ayrshire hill areas, a cruise, eh, lass?"
- "Inertia, hilarious, accrues, he'las!"
- -- Miles Kington『A Lowlands Holiday Ends in Enjoyable Inactivity』
フランス語のHolorime
[編集]フランス詩では、3つ以上の音素の押韻は「rime richissime」(非常に豊かな押韻)である。Holorimeはその極端な例である。
- Et ma blême araignée, ogre illogique et las
- Aimable, aime à régner, au gris logis qu'elle a.
- -- ヴィクトル・ユーゴー
Poème holorime(Holorime詩)の代表的人物はアルフォンス・アレーである。
- Par les Bois du Djinn, où s'entasse de l'effroi,
- Parle et bois du gin !... ou cent tasses de lait froid.
- -- アルフォンス・アレー
その他の例
[編集]Holorimeは響きは同じだが意味は違う2つのフレーズのことを指すこともありうる。そのようなHolorimeは、「Scuse me while I kiss the sky」と「Scuse me while I kiss this guy」といった具合に、音楽の歌詞の中に現れる。