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Help:出典表記形式1

出典表記形式1英語: Citation Style 1CS1)は、出典を明記する際に使われる出典テンプレートの一種で、モジュール:Citation/CS1で実装されています。なお、CS1またはテンプレートで整形することは必須ではなく、記事内で体裁が統一していれば十分とされています。

CS1はシカゴ・マニュアル・オブ・スタイルAPA論文作成マニュアルを基に改変された体裁を使用しています。

CS1テンプレート

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Citeで始まるテンプレートは数多く、その多くがCS1とは独立して作成されたためCS1と違う体裁をとっています。CS1の体裁を使用するテンプレートには下記があります。完全な一覧はCategory:CS1テンプレートを参照してください。

CS1テンプレートの使い方

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CS1テンプレートは統一した表示を目指しています。各テンプレートは主に引数に差異があり、例えば{{cite book2}}はタイトルと章(title, chapter)の引数があり、{{cite journal2}}はジャーナルとタイトル(journal, title)の引数があります。

このヘルプページでは各テンプレートでほぼ統一された引数名を使用していますが、詳しくは各テンプレートの解説ページをご参照ください。

CS1テンプレートは下記のように出典を表示します。

  • 著者名が指定された場合:
Author (n.d.). "Title". Work. Publisher. Identifiers。 {{cite journal}}: |last=に無意味な名前が入力されています。 (説明)
  • 著者名が指定されなかった場合:
"Title". Work. Publisher. n.d. Identifiers。

("n.d."は日付不明を指します)

著者

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著者名は姓名を分けて、姓を|last=で、名を|first=で指定します。複数の著者がいる場合、2人目以降は|last2=|first2=|last3=|first3=のように指定します[注 1]。以下に示すように、1人目の著者についても番号付きの|last1=|first1=を使うことができます。

{{cite book2 |last1=Hawking |first1=Stephen |last2=Hawking |first2=Lucy |title=George's Secret Key to the Universe}}
Hawking, Stephen; Hawking, Lucy. George's Secret Key to the Universe.

編集者や他の寄与者の引数(後述)と区別しやすくするため、|author-last=|author-first=という引数名を使うこともできます。さらに|author-lastn=|author-firstn=|authorn-last=|authorn-first=のように番号を組み合わせることもできます(nには著者の番号が入ります)。

出典の著者が大勢いる場合、|display-authors=引数で表示する著者の人数を制限できます。詳しくは表示オプションをご参照ください。

著者が独立記事作成の目安を満たす場合、|author-link=引数で著者名に内部リンクをつけることができます[注 2]。2人目以降は|author-link2=|author-link3=のように指定します。内部リンク先を別の引数にしたのは著者名が|last=|first=の2引数に分けて指定されるためです。なお、|author-link=引数は外部リンクにできず、そのように指定した場合は正しく表示できません。下記に著者の内部リンクつきの出典を例示します。

{{cite book2 |author-last1=Hawking |author-first1=Stephen |author-link1=スティーヴン・ホーキング |author-last2=Hawking |author-first2=Lucy |title=George's Secret Key to the Universe}}
Hawking, Stephen; Hawking, Lucy. George's Secret Key to the Universe.

著者と日付が指定された場合、日付は著者の後に表示されます:

{{cite book2 |author-last1=Hawking |author-first1=Stephen |author-link1=スティーヴン・ホーキング |author-last2=Hawking |author-first2=Lucy |title=George's Secret Key to the Universe |date=2007}}
Hawking, Stephen; Hawking, Lucy (2007). George's Secret Key to the Universe.

一方で著者が指定されなかった場合、日付はタイトルの後に表示されます:

{{cite book2 |title=George's Secret Key to the Universe |date=2007}}
George's Secret Key to the Universe. 2007.

ニュースワイヤープレスリリースや会社の公式サイトのように、出典に著者が記載されていない場合、下記のように指定してください。

|author=<!--記載なし-->

上記のようにコメントを書くことで、出典を直す雑草とり編集者やボットが著者引数の指定忘れではなく出典に記載されていないという情報を与えることができます。これにより、ほかの編集者はわざわざ出典をあたって著者を探さずに済みます。

|author=引数を指定するとき、{{cite news |work=Weekday Times |author=''Weekday Times'' editors |title=...}}(work引数に新聞の名前、author引数に「なにがし新聞編集部」)のように指定することは推奨されません(一部分野で「編集部」を著者とする出典表記形式が主流となっていることもあり、その場合は例外となります)。

委員会報告書などで特定の組織が著者とされている場合、実際の著者名を推測せず、|author=引数にその組織を記載してください(例:|author=Commission on Headphone Safety|author=Rules Sub-committee)。実際の著者名を推測して指定した場合は独自研究になり、出典の検証可能性信頼性を損ないます。

|author=引数には2人目以降の著者の名前を記載せず、|author2=以降に記載してください。

編集者

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著者名と同じく、編集者名も姓名を分けて、1人目は|editor-last=|editor-first=、以降は|editor2-last=|editor2-first=|editor3-last=|editor3-first=のように指定します。

編集者が独立記事作成の目安を満たす場合、|editor-link=引数で著者名に内部リンクをつけることができます(2人目以降は|editor2-link=|editor3-link=のように指定します)[注 2]。内部リンク先を別の引数にしたのは編集者名が|editor-last=|editor-first=の2引数に分けて指定されるためです。なお、|editor-link=引数は外部リンクにできず、そのように指定した場合は正しく表示できません。

出典の編集者が大勢いる場合、|display-editors=引数で表示する編集者の人数を制限できます。詳しくは表示オプションをご参照ください。

翻訳者

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著者名と編集者名と同じく、翻訳者も姓名を分けて、1人目は|translator-last=|translator-first=、以降は|translator2-last=|translator2-first=|translator3-last=|translator3-first=のように指定します。

翻訳者が独立記事作成の目安を満たす場合、|translator-link=引数で著者名に内部リンクをつけることができます(2人目以降は|translator2-link=|translator3-link=のように指定します)[注 2]。内部リンク先を別の引数にしたのは翻訳者名が|translator-last=|translator-first=の2引数に分けて指定されるためです。なお、|translator-link=引数は外部リンクにできず、そのように指定した場合は正しく表示できません。

その他

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|others=引数で著者、編集者、翻訳者以外のクレジット(一例としてはイラストレーター)を記載することができます。この引数を指定するとき、その人物の名前と役割を両方書くようにしてください(例:|others=Illustrated by John Smith[注 2]

日付

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日付は下記の引数で指定します。

  • date:出典に使われた文献の版の出版日付を記載します。できるだけ同じ記事に使われているほかの出典と同じ書式で指定してください。なお、date引数は内部リンクをつけることができず、そのように指定した場合は正しく表示できません。
  • year:出典に使われた文献の版の出版年を記載します。date引数と同時に指定できず、出版年以上の情報がある場合はdate引数を優先してください。
    • orig-date:文献の最初の公表日(もしくは年)を記載します。dateもしくはyearの直後に(角括弧で括られて)表示されます。「最初の公表日」の意味が明らかになるよう、初版(First published XXXX)や制作(Composed XXXX)のように指定してください(例:orig-date=First published 1859orig-date=Composed 1904)。orig-date引数はyear引数かdate引数が指定されている場合にのみ表示されます。別名:|orig-year=

出典に公表日が記載されていない場合、date=n.d.date=ndのように指定してください。

日付の書式については日本語版ウィキペディアの表記ガイドでは日本語の日付しか規定していませんので、下記は参考用に留めてください。

  • 日付に季節(Spring 2018、「2018年春」)が使われている場合、季節の先頭を大文字にしてください。
  • 日付に内部リンクをつけないでください。
  • |access-date=|archive-date=引数はen:MOS:DATEUNIFYの"Publication dates"の項に規定された書式か、YYYY-MM-DDの書式を使用してください。

日付の制限、同年の複数の著作

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日付を指定する場合、年は100から現在の範囲に限定されます。特定の著者が同年に出版した2つ以上の著作を同時に使用する場合、year引数かdate引数で指定した年の後ろに小文字1文字を追加して区別することができます(例:|date=July 4, 1997b|year)。

タイトルと章

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  • title:出典のタイトルを指定します。表示ではイタリックとするテンプレートと引用符でくくるテンプレート(前者の例として{{Cite book2}}が、後者の例として{{Cite news2}}、{{Cite journal2}}、{{Cite web2}}がある)にわかれる。タイトルを引用符でくくるタイプのテンプレートにおいては、タイトル中のダブルクォーテーションはシングルクォーテーションに置き換えてください。一般的にはタイトルケース(全ての単語の先頭のみを大文字にする)で記述しますが、タイトルケースを用いない分野は例外とします(ただし、1記事毎に統一してください)。タイトルの1語目が"The"である場合はそれを省略せずに記載してください。サブタイトルも記述する場合、タイトルとの間に": "か" – "を入れてください。出典でアッパーケースかローワーケース(それぞれ全ての文字を大文字、小文字とすることを指す)などの装飾が施された場合でもそれを使わずにタイトルケースで記述してください。出典に特筆性があり、独立記事が作成されている場合、内部リンクをつけることができますが、その場合は|url=で外部リンクを指定することができません。独立記事への内部リンクと原文への外部リンクの両方がある場合、原文への外部リンクを優先してください。
  • script-title:出典のタイトルがラテン文字を使わない言語で書かれている場合(アラビア語、中国語、キリル文字、ギリシア語、ヘブライ語、朝鮮語など。日本語文献の場合はCS-jaが使えます)、title引数の代わりに指定します。これらの文字ではイタリックで表示すべきではなく、また右から左英語版に読む言語もあります。タイトルの周りに配置されるであろう英語や日本語はどちらも左から右に読むため、script-titleに指定されたタイトルは特別なHTMLマークアップで前後の文字に混ざらないようにし、言語属性で正しく表示させます。script-title引数ではタイトルの先頭に使用可能な言語コードの項にある言語コードとコロン(:)をつけて、言語を明記してください(例:|script-title=ar:العربية)。ISO-639-1にないコードが指定された場合はそのコードが無視されます。
  • trans-title:外国語の出典の場合にタイトルの翻訳を指定します。trans-titleは半角の角括弧でくくられてタイトルの後に表示され、また|url=引数が指定された場合は外部リンクがtrans-titleにつけられます。
  • chapter:出典の章名を指定します。chapterはタイトルの前、引用符でくくられて表示されます。ウェブサイト出典の場合は代わりに|at=Featured Newsのようにat引数で節名を指定します。
  • script-chapter:出典の章名がラテン文字を使わない言語で書かれている場合(アラビア語、中国語、キリル文字、ギリシア語、ヘブライ語、朝鮮語など。日本語文献の場合はCS-jaが使えます)、chapter引数の代わりに指定します。章名の周りに配置されるであろう英語や日本語はどちらも左から右に読むため、script-chapterに指定された章名は特別なHTMLマークアップで前後の文字に混ざらないようにし、言語属性で正しく表示させます。script-chapter引数では章名の先頭に使用可能な言語コードの項にある言語コードとコロン(:)をつけて、言語を明記してください(例:|script-chapter=ar:العربية)。ISO-639-1にないコードが指定された場合はそのコードが無視されます。script-chapterはscript-titleの後ろに表示されます。
  • trans-chapter:外国語の出典の場合に章名の翻訳を指定します。chapterをくくる引用符の中でさらに半角の角括弧でくくられて表示されます。

特定のキャラクタを含むタイトルは正しく表示できないため、下記のように変換する必要があります。

キャラクタ 変換先
改行 半角スペース
[ &#91;
] &#93;
| &#124;

|script-<param>=で使用可能な言語コード

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ラテン文字を使わない言語のうち、|script-title=|script-chapter=において接頭辞として使用可能な言語コードを以下に示します:

  • ab: アブハズ語
  • am: アムハラ語
  • ar: アラビア語
  • be: ベラルーシ語
  • bg: ブルガリア語
  • bn: Bengali
  • bo: チベット語
  • bs: ボスニア語
  • dv: ディベヒ語
  • dz: ゾンカ語
  • el: ギリシャ語
  • fa: ペルシア語
  • gu: グジャラート語
  • he: ヘブライ語
  • hi: ヒンディー語
  • hy: アルメニア語
  • ja: 日本語
  • ka: ジョージア語
  • kk: カザフ語
  • km: クメール語
  • kn: カンナダ語
  • ko: 韓国語
  • ku: クルド語
  • ky: キルギス語
  • lo: ラオ語
  • mk: マケドニア語
  • ml: マラヤーラム語
  • mn: モンゴル語
  • mni: マニプリ語
  • mr: マラーティー語
  • my: ミャンマー語
  • ne: ネパール語
  • or: オディア語
  • ota: オスマントルコ語
  • pa: パンジャブ語
  • ps: パシュトゥー語
  • ru: ロシア語
  • sd: シンド語
  • si: シンハラ語
  • sr: セルビア語
  • syc: 古典シリア語
  • ta: タミル語
  • te: テルグ語
  • tg: タジク語
  • th: タイ語
  • ti: ティグリニア語
  • tt: タタール語
  • ug: ウイグル語
  • uk: ウクライナ語
  • ur: ウルドゥー語
  • uz: ウズベク語
  • yi: イディッシュ語
  • yue: 広東語
  • zh: 中国語

種類

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  • type:出典の種類を指定します。type引数はタイトルの後に括弧内で表示されます。いくつかのテンプレートにおいては引数省略時に特定のデフォルト値が使われます。例えば{{cite press release2}}はデフォルトで"(Press release)"を表示します。他の例としてはReview, Systemic review, Report, Abstract, Meta-analysis, Original article, Oral history, Email, Website, Text, Documentといった値を指定できます。
  • medium:{{cite AV media}}における|type=の別名です。この場合の典型的な値としてはMotion picture, Moving image, Television production, Videotape, DVD, Blu-ray, Trailer, CD, Radio broadcast, Podcast, Soundがあります。

言語

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  • language: 情報源の本文の言語を、言語コード(こちらを推奨)もしくは言語名で指定します(言語名とコードの一覧も参照)。(英語)のように表示されます。情報源が2つ以上の言語で書かれた場合、|language=fr, pt-brのようにコンマとスペース区切りで記入します。なお、テンプレートや内部リンク、"and"の語はつけないでください ("コンマとスペースはテンプレートのほうで読点に自動変換されます)。別名: lang

作品名と出版社

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  • work:一部のテンプレートにおいて、出典が大きな作品の一部である場合に作品名を指定します。{{cite web2}}では|website=の、{{cite news2}}では|newspaper=の、{{cite magazine2}}では|magazine=の、{{cite journal2}}では|journal=の別名です。「出典が大きな作品の一部である」とは例えばウェブサイトや定期刊行物の1記事、テレビ番組の1エピソードなので、出版社をwork引数に入力しないでください(出版社はpublisherで指定します)。作品がWikipedia:独立記事作成の目安を満たし、ウィキペディアの記事がある場合は内部リンクをつけることができます。外部リンクをつけることもできますが、url引数でタイトルに外部リンクが付けられている場合、work引数には外部リンクをつけないでください。work引数の値が発行者の名前とほとんど同じになる場合は、publisher引数を使わないでください(詳細は後述します)。
ウェブサイト出典の場合、workには一般的にはウェブサイトの名前を指定します(ウェブサイトのロゴやバナーに含まれていたり、サイトのホームページを開いた際にブラウザのタブに表示される場合が多い)。サイトの名前に".com"のようなものが含まれていなければ、指定する値にもそれらを付けないでください(例えばSalon.comではなくSalonとしてください)。サイト名が不明な場合、あるいはサイト名がドメイン名と全く同じ場合は、ドメイン名を指定します。このケースにおいて「なにがし出版社のウェブサイト」や「なにがし出版社のホームページ」のような説明的な表現は指定しないでください。ドメイン名を指定する場合、"www."を省略して、適宜大文字化してください(例:"www.veterinaryresourcesuk.com"は"VeterinaryResourcesUK.com"に変換します)。
学術ジャーナルでは専門家の間でよく知られるジャーナルを省略形で記述する場合も多い(例:en:Journal of the American Veterinary Medical AssociationJ Am Vet Medにする)が、ウィキペディアの読者が専門家とは限らないため、省略せずにフルネームで記述してください。
出典がシリーズの一冊、定期刊行物の特別号、あるいは特定ドメインの子サイト(例えば、ある大学のドメイン下に置かれている、法学部のウェブサイト)のように、他のより大きな作品の一部である場合、より大きな作品そのものではなく、より具体的な作品の名前を指定したほうが良いかもしれません。このようなケースを想定し、多くのテンプレートにおいては別個に引数が用意されています(例えば{{Cite book}}には|chapter=|title=|volume=|series=があります)。混乱を引き起こす恐れがある場合、出典テンプレートの後ろ、</ref>の前に説明文を入れることもできます。
  • publisher:出典を出版した組織の名前を指定します。"Ltd"や"Inc."といった法人形態は原則として記載しません。ただし一般的な呼び名でも法人形態が含まれるか、混乱を引き起こす恐れがある場合は法人形態を記載して構いません(例えばApple Inc.については法人形態を記載しないとApple Recordsなどと混同するかもしれません)。"Publisher"、"Publishing"、"Publications"をそれぞれ"Pubr."、"Pubg."、"Pubs."に短縮することができますが、一部テンプレートではpublisherの直後に終止符(.)を入れるので、その場合は短縮形の終止符を省略してください。またそれらを省略しても問題を起こさない場合が多いですが、"Joshua Martin Publications"のように省略した場合に人名となる場合は共作者や編集者と勘違いされる可能性があるため、"Publications"を省略しないでください。"The"で始まる場合もそれを省略することが可能ですが、The International Cat Association英語版(TICA)の省略形に"The"が含まれるような、混乱を引き起こす恐れがある場合は省略しないでください。出版組織がWikipedia:独立記事作成の目安を満たし、ウィキペディアの記事がある場合は内部リンクをつけることができますが、外部リンクはつけないでください。出版組織を指定する必要性は出典の種類や認知度によって異なりますが、一般的には書籍出典では認知度の高いものであっても常に指定すべきとされています。よく知られているニュースソースや主要な学術雑誌の場合、またはworkなどの引数とほとんど同じになる場合はpublisher引数を指定しないでください。例えば、下記の場合はpublisher引数を省略すべきとされます。
    |work=[[Amazon.⁠com]]|publisher=Amazon Inc.
    |newspaper=The Aberdeen Times|publisher=The Aberdeen Times
    |newspaper=[[ニューヨーク・タイムズ|The New York Times]]|publisher=The New York Times Company
    |newspaper=[[USAトゥデイ|USA Today]]|publisher=[[ガネット・カンパニー|Gannett Company]]
    |journal=[[ネイチャー|Nature]]|publisher=[[:en:Nature Research|Nature Research]]
自費出版の場合出典の信頼性に大きく影響しますので、そのことを明記するべきです。なお、自費出版の場合にpublisher引数に指定すべき値についての合意はなく、一部の出典表記形式ガイドでは"author"(著者)を指定すべきとしていますが、ウィキペディアの多くの利用者は明確化のために"self-published"(自費出版)を指定しています。出版組織を探す手をつくした後(例えば、ウェブサイトの場合はWHOISの利用を、書籍の場合はWorldCatの利用を検討してください)でも見つからない場合は|publisher=<!--出典に記載なし-->のように指定して、ほかの編集者にそれを知らせることができます。なお、出版組織が不明瞭な場合でも推測しないでください。協力出版の場合に複数の出版組織・出版地を記載する方法については次項で説明します。
  • location(別名:|publication-place=):出版地(あなたが出版物を入手した場所や、出典の題材となっている場所ではありません)を指定します。一般的には都市, 国都市, アメリカの州のような形式ですが、ニューヨークロンドンカナダ関連の記事を除く)、パリ東京といったよく知られる都市では国と州を省略できます。たとえ都市名が一意であったとしても、広く認識されているとは限らない点に注意してください。例えば特に年配の方にとってはムンバイよりもボンベイという名前の方が馴染みがあるかもしれません。呼んでいた省略すべきか確証を持てない場合は省略せずに"Toronto, Canada"や"San Francisco, California"のように指定したほうが安全と言えます。都市, 国の形式では曖昧さが残る場合、より具体的に指定します。例えば|location=Hanley, Staffordshire, UK|location=Hanley, Worcestershire, UKのようにします。郵便略語("DE"や"Wilts"など)は使わないでください。作品名がすでに出版地を示している場合(例えば、The Sydney Morning Herald)はlocation引数を省略してください。ただし定期刊行物の一般的な名称に出版地が含まれているが、正式名称には含まれていない場合はlocation引数を使うべきです。例えばしばしばNew York Daily Newsと呼ばれる新聞の正式名称はDaily Newsなので、|newspaper=Daily News |location=New Yorkと入力してDaily News. New York. と表示させます。同様の例は、ロンドンのThe Timesです(The New York Timesとは対照的)。また、location引数には実際に出典として使用した版の出版地を指定するようにしてください。例えば、ある出版社がニューヨークとロンドンで事業を展開しており、本社がニューヨークに存在したとしても、もしあなたがロンドンで出版された版を出典に用いたのであれば、|location=Londonとしてください。使用した版に複数の出版地が明記されている場合は、|location=New York / Londonのように記載することができます。これと同様にして協力出版された作品について|location=Oakbrook Terrace, Illinois / Los Angeles|publisher=[[Council of Science Editors]] / [[Loyola Marymount University]] Pressのように、両方の引数で順序が対応するように指定することができます。|location1=|publisher1=のような引数は存在しません。現在でも参照可能かつ出典として有用な歴史的出版物についてはprinter(印刷所の所有者兼運営者)と publisher(作品のスポンサーである組織や個人)を混同しないでください。版には印刷者の名前が発行者より目立つ形で記載されている場合がありますが、出典という目的上、発行者の方を考慮します。明確に区別できない場合は、両方記載してください。ウィキペディアにおいて出典の発行場所を記載することは、単なる書誌情報以上の意味を持つ場合があります(例えば特定の場所で出版された(複数の)資料が、それとは別の場所に関する記事で過剰に使われていたとすると、それは編集上のバイアスがあることを示唆する可能性があります)。
  • publication-date:著作日と出版日が違う場合に出版日を指定し、publisher引数の後に表示します。date引数と同じ場合は表示されず、違う場合はpublication-dateが優先されます。日付への内部リンクはしないでください。work引数が指定されていない場合、(published 2009)のように表示されます。
  • via(オプション):コンテンツ提供者が出版組織と別にいる場合にコンテンツ提供者を指定します。この引数はpublisher引数の代わりにはなりませんが、追加の情報を提供します。コンテンツ提供者が出典のフォーマットを変更している場合、配信者がURLからは自明でない場合、ウィキペディア図書館を経由して出典を参照した場合は指定してください。登録または購読を必要とする出典の節もご参照ください。この引数は一般的に、インターネットアーカイブ、プロジェクト・グーテンベルク、Google ブックスなどによってデジタイズされた書籍の識別や、PubMed Central、Paperity、JSTORといった学術論文のデータベースに対して、あるいはDictionary.com など、公開済みのコンテンツのアグリゲーターまたはインデクサーに使用されます。

ページ番号

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CS1/CS2テンプレートにおける
|volume=, |issue=, |page(s)=|quote-page(s)=の使用可否
テンプレート |volume= |issue= |page(s)= |quote-page(s)=
{{citation2}} Yes Yes Yes Yes
{{cite arXiv}} No No Yes Yes
{{cite AV media}} Yes No No No
{{cite AV media notes}} No No Yes Yes
{{cite bioRxiv}} No No Yes Yes
{{cite book2}} Yes No Yes Yes
{{cite CiteSeerX}} No No Yes Yes
No No Yes Yes
Yes Yes Yes Yes
{{cite encyclopedia}} Yes No Yes Yes
{{cite episode}} No Yes No No
{{cite interview2}} Yes Yes Yes Yes
{{cite journal2}} Yes Yes Yes Yes
{{cite magazine2}} Yes Yes Yes Yes
{{cite mailing list}} No No No No
Yes No Yes Yes
  • {{cite map}}
  • (定期刊行物の場合)
Yes Yes Yes Yes
{{cite news2}} Yes Yes Yes Yes
{{cite newsgroup}} No No No No
{{cite podcast}} No No No No
{{cite press release2}} No No Yes Yes
{{cite report2}} Yes No Yes Yes
{{cite serial}} No No No No
{{cite sign}} No No No No
{{cite speech}} No No No No
{{cite SSRN}} No No Yes Yes
{{cite tech report}} Yes No Yes Yes
{{cite thesis2}} Yes No Yes Yes
{{cite web2}} No No Yes Yes

出典となる特定のページ番号や位置を指定するとき、下記の引数をどれか1つだけ指定することができます。2つ以上指定された場合は余分な|pages=または|at=ヘルプというエラーメッセージが表示され、出典の表示自体は|page=|pages=に、|pages=|at=に優先します。エラーメッセージが表示される場合は余分な引数を除去してください。

  • page:記事の内容の情報源となる単一のページ番号を指定します。例:|page=52
    • 備考:ハイフンが付いたページ番号を指定する場合は、|page=12{{hyphen}}34のようにしてください。こうすることでハイフンを正しく表示でき、それに加えて別の編集者やボットが誤って|pages=12{{endash}}34のように置き換えるのを抑止する効果があります。
  • pages:記事の内容の情報源となるページ番号が複数存在する場合に指定します。連続したページ範囲を指定する場合は|pages=236–239のようにenダッシュ(–)を使います。連続していない複数のページを指定する場合は|pages=157, 159のように、コンマかセミコロンで区切ります。これらを組み合わせて|pages=461, 466–467のようにすることもできます。ページ番号が4桁以上で、かつ3桁ごとにコンマで区切りたい場合は|pages=((1,234{{endash}}1,235))のようにaccept-this-as-writtenマークアップで囲うことで、コンマが誤ってリスト区切り文字として解釈されるのを回避できます。ハイフンが付いたページ番号を複数指定する場合も|pages=((1{{hyphen}}2)), ((3{{hyphen}}4))のようにaccept-this-as-writtenマークアップで囲うことで、ハイフンが誤ってダッシュに置き換えられるのを回避できます。
    • 備考:なお、情報源の合計ページ数はCS1テンプレートでは記入しません。この目的で|pages=を使わないでください。
  • at:ページ番号がない、またはページ番号で指定することが不適切な場合、at引数で指定します。例えば、段落の番号、動画の時間、演劇の幕などを指定できます:|at=Column 2|at=Paragraph 5|at=Back cover|at=Act III, Scene 2
  • quote-page|quote=で指定した引用文の参照元となる単一のページ番号を指定します。|quote-pages=と同時に指定することはできません。値は|page=|pages=|at=で指定した範囲に含まれているべきです。|no-pp=yesが同時に指定されていない限り、手前にp.を表示します。ハイフンが付いたページ番号を指定する場合は、{{hyphen}}を使用して(|quote-page=3{{hyphen}}12)のようにしてください。
  • quote-pages|quote=で指定した引用文の参照元となる複数のページ番号を指定します。|quote-page=と同時に指定することはできません。値は|pages=|at=で指定した範囲に含まれているべきです。区切り文字は連続した範囲に対してはenダッシュ(–)を、連続していない範囲に対してはコンマ(,)を用います。|no-pp=yesが同時に指定されていない限り、手前にpp.を表示します。ハイフンは自動的にenダッシュに置き換えられるため、ページ番号にハイフンが含まれている場合は先の例と同様に、accept-this-as-writtenマークアップで囲ってください。

同じ出典で異なる箇所を参照する場合には別の脚注を作る必要があります。その場合、{{sfn}}{{rp}}にページ番号を記載すると便利です。

[編集]
  • edition:出典に複数版がある場合、版を指定します("2nd"、"Revised"など)。表示では自動的に" ed."が追加されますので、|edition=Revised thirdはRevised third ed.と表示されます。2版があるものの内容が同一である場合(例えば、イギリスとアメリカの両方で出版されたが、その差がISBN番号とカバー絵のみの場合)は指定する必要はありません。
  • series:書籍の場合は叢書の一部の場合、叢書名を指定します。ジャーナルの場合は号の番号が一度リセットされた場合、Original/New SeriesFirst/Second/Third/... Seriesのように指定します[注 3]
  • volume:複数巻にわたって出版された出典の場合に指定し、titleとseries引数の後に太字で表示されます。巻の情報についてはvolume引数で指定する代わりにtitle引数に含めることもできます。連続した範囲を指定する場合は、|volume=I–IVのようにenダッシュ(–)を使います。連続していない複数巻を指定する場合は、|volume=I, IIIのようにコンマかセミコロンで区切ります。これらを組み合わせて|volume=I, III–Vのようにすることもできます。巻番号が4桁以上で、かつ3桁ごとにコンマで区切りたい場合はaccept-this-as-writtenマークアップで囲うことで、コンマが誤ってリスト区切り文字として解釈されるのを回避できます。
  • issue:定期刊行物の場合、号を指定します。別名:number。号のタイトルが存在する場合、|issue=2, ''Modern Canadian Literature''のようにタイトルをイタリック体にした上で号番号と併記することができます。出版物で実際に用いられている命名法に従って|issue=|number=を使い分けるようにしてください。出版物においてissueとnumberの両方が記載されている場合(通常、一方は年ごとの相対値で、もう一方は年によらない絶対値です)は、|issue=2 #143のように一つの引数に双方を併記します。連続した範囲を指定する場合はenダッシュ(–)を使い、連続していない複数号を指定する場合はコンマかセミコロンで区切ります。号番号が4桁以上で、かつ3桁ごとにコンマで区切りたい場合はaccept-this-as-writtenマークアップで囲うことで、コンマが誤ってリスト区切り文字として解釈されるのを回避できます。

外部リンク

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  • url:タイトルに外部リンクを追加します。
  • chapter-url:章名に外部リンクを追加します。
  • format:外部リンク先のファイル形式(PDFXLSXなど)を指定します。この引数はファイル形式を知らせることで、読者が外部リンクを開く代わりにセーブするなどほかの行動をとることができるようにします。既定でHTMLと仮定されるため、HTML形式の場合は指定しないでください。URLに'.pdf'もしくは'.PDF'の拡張子が付いていれば既定でPDFとみなされるため、この場合も引数を省略して構いません。なお、"subscription required"(要購読)や"reprint"(再版)といった内容はこの引数に記載せず、要購読は|subscription=|registration=引数で記述して(登録または購読を必要とする出典の節を参照)、再版などの情報は出典テンプレートの後、</ref>の前に記述してください。

ネット上のリソース

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出典への外部リンクはウェブサイト出典を除き、必須ではありません。ネット上では多くのデジタル図書館があり、それらの図書館には出典として使える著作物が多くあります。

  • 外部リンクは要約版ではなく、必ず全文が記載されているリンクにしてください。
  • 購読契約を必要とする場合でも検証可能性を満たすものとみなされます。

下記のような外部リンクは張らないでください。

  • 出典を出版する許可がないなど、著作権の問題があるウェブサイト
  • Amazon.comのような商業サイト(それ以外の選択肢がない場合は除く)
  • 作品のレビュー
  • Google ブックスのスニペット表示といったかなり短い抜粋しか閲覧できないリンク先はできるだけ回避してください。

リンクの書式

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リンクはできるだけシンプルにしてください。たとえば、Google ブックスで検索するとき、Monty Python and Philosophyへのリンクは下記のようになります。

https://books.google.com/books?id=NPDgD546-doC&pg=PP1#v=onepage&q&f=false

上記のリンクは下記のように短縮できます。

https://books.google.com/?id=NPDgD546-doC&pg=PP1#v=onepage&q&f=false
https://books.google.com/?id=NPDgD546-doC&printsec=frontcover
https://books.google.com/?id=NPDgD546-doC (Google ブックスがカバー画像を提供していない場合)

ページへのリンク

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参照されているページへの直接リンクが可能の場合、それを採用してください。例えば、Monty Python and Philosophyの172頁へのリンクは下記のように指定します。

https://books.google.com/?id=NPDgD546-doC&pg=PA172

または、下記のように指定します。

|page=[https://books.google.com/?id=wPQelKFNA5MC&pg=PA172 172]

特殊キャラクタ

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URLURIスキームで始める必要があります。http://https://は全てのウェブブラウザにサポートされていますが、ftp://gopher://irc://ircs://mailto:news:はプラグインや外部アプリケーションが必要な場合もあるため、避けるべきとされます。また、IPv6のホスト名は使用できません。

出典テンプレートでURLを指定する引数では特定のキャラクタが入力できず、そのようなキャラクタが含まれている場合は正しく表示できません。これらのキャラクタはパーセントエンコーディングを行うことでURLに入力できるようになります。例えば、スペースは%20に変換します。URLでよくみられるキャラクタの変換については下記をご参照ください。

Character space " ' < > [ ] { | }
Encoding %20 %22 %27 %3C %3E %5B %5D %7B %7C %7D

アポストロフィー(')が1個のみの場合は変換する必要がありませんが、複数個連続する場合はイタリックと太字のマークアップとして扱われ、その場合は変換が必要となります。波括弧({と})が1個だけのみの場合も変換する必要がありませんが、複数個連続する場合はテンプレートの参照読み込みとして扱われ、その場合は変換が必要となります。

閲覧日付

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  • access-date:url引数に指定された外部リンクが記事の情報源であると最後に確認された日付を指定します(従って、この引数を指定する場合はurl引数も必ず指定してください)。日付には内部リンクをつけず、ほかの日付関連引数と同じ書式で指定してください。|doi=引数や書籍出典経由でアクセスする論文など、内容が変わる可能性のない出典には指定する必要がありませんが、商業ウェブサイトのニュース記事(新聞など、物理的媒体に同時に出版された場合でも)には指定してください。なお、access-dateで指定する日付は「リンク切れでないことを確認した日付」だけでなく、「記事の情報源であると確認した日付」でなければなりません(リンク先の内容が変わった場合、記事の情報源にならなくなる可能性があります)。登録利用者はカスタムCSSを利用してaccess-dateを隠すか、小さく表示させることができます(Help:出典表記形式1/accessdateをご参照ください)。別名に|accessdate=があります。

ウェブアーカイブ

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  • archive-url(別名:archiveurl
  • archive-date(別名:archivedate

出典につけられた外部リンクはアクセスできなくなる(リンクが切れる)可能性があります。アーカイブ版がある場合、元のurl引数は変更せず、アーカイブへのリンクを|archive-url=引数として、アーカイブがなされた日付を|archive-date=引数として追加してください(この2引数は必ず同時に指定してください)。archive-urlが指定されているのにurlかarchive-dateが指定されていない場合はエラーメッセージが表示されます。また、archive-urlが指定されている場合、タイトルの外部リンクにはarchive-urlが使われ、元のurlは最後に表示されます。下記で例示します。

Monty Python and Philosophy. 2013年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  • url-status:タイトルに元のurlをつけ、archive-urlを後ろに置きたい場合は|url-status=liveを指定してください。下記で例示します。
Monty Python and Philosophy. 2013年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ

元のURLが他人に購入されてスパムや広告になるなど、リンクするのが不適切な場合、|url-status=unfitまたは|url-status=usurpedを指定して、URLを表示しないことができます。この場合でもurlとarchive-urlの2引数が必要です。

識別子

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下記の識別子引数は外部リンクを作成するため、それぞれ1つの識別子しか受け付けません。1つの引数に複数の識別子を指定したり、識別子以外の文字を入力した場合はリンクが正しく生成されません。識別子引数を指定するとき、一般的には変更する可能性のある部分しか指定しません。例えば、|rfc=822|pmc=345678のように指定します。

  • arxiv: arXiv識別子。例:|arxiv=hep-th/9205027(2007年4月以前の旧式識別子)、|arxiv=0706.0001(2007年4月から2014年12月までの識別子)、|arxiv=1501.00001(2015年1月以降の識別子)。".pdf"や".html"などの拡張子は入力しないでください。
  • asin: Amazon Standard Identification Number。1桁目が数字の場合は代わりにisbnとして指定してください。この識別子は特定の販売代理店を優遇するため、ほかの識別子がない場合にのみ指定してください。例:|asin=B00005N5PF。別名:ASIN
    • asin-tld: ASINのトップレベルドメインを指定します。アメリカの場合は指定する必要がなく、それ以外ではae, au, br, ca, cn, de, es, fr, in, it, jp, mx, nl, pl, sa, se, sg, tr, ukが使えます。別名:なし。
  • bibcode: bibcode。天文学のデータシステムに使われます。例:|bibcode=1974AJ.....79..819H。別名:なし。
  • biorxiv: bioRxivの識別子。URLの末尾にあるDOIにあたる部分を指定します。例えば、https://www.biorxiv.org/content/10.1101/078733v1https://doi.org/10.1101/078733では10.1101/078733を、https://doi.org/10.1101/2020.07.24.220400では10.1101/2020.07.24.220400を指定してください。別名:なし。
  • citeseerx: CiteSeerX英語版の識別子。CiteSeerXのURLの末尾にあるピリオド付き数字を指定します。例えば、http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/summary?doi=10.1.1.176.341では10.1.1.176.341を指定してください。別名:なし。
  • crid: CiNii Research ID。数字19桁からなる識別子です。例:|crid=1520854805324911872naidncidとの混同に注意してください。数字以外が入力されているか、長さが正しくない場合はエラーメッセージが表示されます。別名:CRID
  • doi: デジタルオブジェクト識別子(Digital Object Identifier)。例:|doi=10.1038/news070508-7。必ず10.で始まるため、それ以外を指定した場合はエラーメッセージが表示されます。別名:DOI
    • Accept-this-as-writtenマークアップを使うことで、通常の書式から逸脱したDOIを受け付けるようになります。
    • doi-broken-date: https://doi.orgでDOIを入力しても原文にアクセスできなくなったことを確認した日付。書式はほかの日付引数と同じになるように指定してください。別名:なし。
  • eissn: 定期刊行物の電子メディア版用のISSN。ISSNは8桁を指定します。区切り文字なし(|eissn=15572986)またはハイフンで区切る(|eissn=1557-2986)の書式で入力できますが、enダッシュで区切らないでください。別名:EISSN
  • hdl: デジタルオブジェクトなどのデジタル情報資源用のHandle System識別子。例:|hdl=20.1000/100。別名:HDL
  • isbn: ISBN。例:isbn=978-0-8126-9593-9。(Help:ISBNのリンクもご参照ください。)区切りのハイフンは入力しなくてもできますが、入力が推奨されます。書籍に実際に印刷されているISBNを入力してください。13桁のISBN(978または979で始まる)がある場合はそれを優先しますが、書籍に10桁のISBNしか印刷されていない場合はそれを使用します。旧式の9桁SBNが記載されている場合は、sbnを使用してください。10桁のISBNは13桁に変換しないでください(チェックディジットのエラーがおきます)。なお、数字、スペース、ハイフン以外を入力したり(10桁ISBNの10桁目にXを入力した場合を除く)、長さやチェックディジットが正しくない場合はエラーメッセージが表示されます。別名:ISBN
  • ismn: 国際標準楽譜番号(International Standard Music Number)。例:|ismn=979-0-9016791-7-7。識別子の区切りハイフンやスペースは省略できます。作品に実際に印刷されているISMNを入力してください。数字、スペース、ハイフン以外が入力されているか、長さかチェックディジットが正しくない場合はエラーメッセージが表示されます。別名:ISMN
  • issn: International Standard Serial Number。ISSNは8桁を指定します。区切り文字なしまたはハイフンで区切る書式で入力できますが、enダッシュで区切らないでください。例:|issn=2049-3630。別名:ISSN
  • jfm: Jahrbuch über die Fortschritte der Mathematik。指定する値に"JFM"は含めないでください。例:|jfm=53.0144.01。別名:JFM
  • jstor: JSTORのリファレンス番号。例:|jstor=3793107。別名:JSTOR
  • lccn: アメリカ議会図書館管理番号(Library of Congress Control Number)。先頭にアルファベットがある場合は小文字で入力してください。例:|lccn=2004042477。別名:LCCN
  • mr: MathSciNet(旧:Mathematical Reviews)。例:|mr=630583。別名:MR
  • naid: NII論文ID。11桁もしくは12桁の識別子です。例:|naid=500000177898ncidcridとの混同に注意してください。数字以外が入力されているか、長さが正しくない場合はエラーメッセージが表示されます。別名:NAID
  • ncid: NII書誌ID。大文字のアルファベット2文字と数字8桁からなる識別子です。例:|ncid=BA79996686naidcridとの混同に注意してください。フォーマットが正しくないか、チェックディジットが正しくない場合はエラーメッセージが表示されます。別名:NCID
  • oclc: OCLC番号。例:|oclc=9355469。別名:OCLC
  • ol: Open Library識別子。指定する値に"OL"は含めないでください。例:|ol=7030731M。別名:OL
  • osti: 科学技術情報局英語版(Office of Scientific and Technical Information)。例:|osti=4367507。別名:OSTI
  • pmc: PMC(旧称:PubMed Central)。オープンアクセス・リポジトリ上の論文に与えられた番号です。指定する値に"PMC"は含めないでください。例:pmc=345678。なお、pmidとは違う識別子です。別名:PMC
    • pmc-embargo-date: pmcの識別子が有効になる日付。未来の日付を指定した場合、pmcへのリンクはその日付まで作成されません。別名:なし。
  • pmid: PubMedの識別子。例:|pmid=17322060。なお、pmcとは違う識別子です。別名:PMID
  • rfc: Request for Comments。例:|rfc=3143。別名:RFC
  • sbn: Standard Book Number。例:|sbn=356-02201-3。別名:SBN
  • ssrn: Social Science Research Network英語版。例:|ssrn=1900856。別名:SSRN
  • s2cid: Semantic Scholarのコーパス識別子。例:|s2cid=37220927。別名:S2CID
  • zbl: zbMATH。例:zbl=0472.53010。zbMATHでの検索結果(例:JFM 35.0387.02)についてはjfmを用いて|jfm=35.0387.02のようにしてください。別名:ZBL

稀なケースですが、「正しい」識別子(刊行物に印刷されているものなど)が標準的な書式から逸脱していたり、チェックディジットが合わないために、それをそのまま入力するとエラーメッセージが表示されることがあります。そのような場合でもチェックディジットを書き換えないでください。いくつかの識別子(|doi=|eissn=|isbn=|issn=|sbn=)では、エラーメッセージの表示を抑制するために、Accept-this-as-writtenマークアップをサポートしており、|<param>=((<value>))のように入力することでエラーチェックを無効化できます。エラーメッセージが表示される原因が第三者による誤記であった場合は、エラーチェックを無効化するのではなく、正しい識別子の値に修正してください。

いくつかの識別子については、|<param>-access=の形式の引数でアクセスレベルを明記することができます。

{{cite journal2}}において|url=|title-link=を指定しなかった場合、いくつかの(無料のリソースを提供する)識別子は自動的にタイトルにリンクを作ります。この挙動は|title-link=に特定のキーワードを指定することで変更でき、識別子の種類を明示的に指定したり(|title-link=pmcあるいは|title-link=doi)、自動リンク化を無効化(|title-link=none)できます。

識別子によって生成されるリンクと同一のURLを|url=で指定する必要はありません。

既定でサポートされている識別子のほか、下記の引数で識別子を定義することができます。

  • id: 既定でサポートされていない一意識別子英語版を指定します。内部リンクか外部リンク用テンプレートを指定できます。例えば、|id=NCJ 122967を指定することで出典の終わりに"NCJ 122967"が表示され、|id={{NCJ|122967}}のようにテンプレートを使用することでNCJ 122967を表示することができます。

登録または購読を必要とする出典

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登録や購読が必要なウェブ上の出典はウィキペディアでは検証可能性の方針に符合するとされています。記事の読者および他の編集者への便宜を図るため、出典の外部リンクのアクセスレベルを引数で明示することが推奨されます。これらのレベルは出典へのアクセスならびに閲覧にあたっての制約および要件を示すものであって、素材の再利用の可否や著作権の状態を示すものではありません。

アクセスレベルは下記の4つがあります。

  • URL関連引数のアクセスレベル:
    • フリーアクセス free:だれでも無料で全文を閲覧できます。
  • 識別子のアクセスレベル:
    • 要無料登録 registration:出典の閲覧に無料の登録を必要とします。ただし部分的なプレビュー、要約、レビューには登録せずに閲覧できる場合があります。
    • フリーアクセスは限定的な試用版でしかできず、それ以外では購読契約が必要 limited:試用期間内でのみ無料でアクセスできますが、通常は有料購読が必要です。
    • 要購読契約 subscription:有料購読をしないとコンテンツにアクセスできません(ペイウォール英語版)。

同じ出典でも外部リンクごとにアクセスレベルが違う可能性があるため、これらの値はリンクごとに指定されます。

URL関連引数のアクセスレベル
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|url=|article-url=|chapter-url=|contribution-url=|entry-url=|map-url=|section-url=で指定された外部リンクは無料で閲覧できると仮定されます。そうでない場合は対応する引数でアクセスレベルを指定してインジケーターを表示させるべきです。サービス終了により登録・購読ができなくなった場合はアクセスレベルの指定を除去し、もし存在すれば|archive-url=|archive-date=でアーカイブのURLと日付を追加してください。

URL関連引数とアクセスレベル引数
URL関連引数 アクセスレベル引数 アクセスレベル
|url= |url-access= registration 要無料登録
limited フリーアクセスは限定的な試用版でしかできず、それ以外では購読契約が必要
subscription 要購読契約
|article-url= |article-url-access=
|chapter-url= |chapter-url-access=
|contribution-url= |contribution-url-access=
|entry-url= |entry-url-access=
|map-url= |map-url-access=
|section-url= |section-url-access=

例えば閲覧するのに無料の登録のみを必要とする出典は以下のようにします:

{{cite web2 |url=https://example.com/nifty_data.php |url-access=registration |date=2021-04-15 |title=Nifty example data |access-date=2024-01-01}}

表示:

"Nifty example data". 15 April 2021. 2024年1月1日閲覧
識別子のアクセスレベル
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識別子によって生成される外部リンク(後述するものを除く)は、閲覧に購読もしくは登録が必要であると仮定されます。そうでない場合は対応する引数でアクセスレベルを指定してインジケーターを表示させるべきです。

識別子のアクセスレベル
識別子 アクセスレベル引数 アクセスレベル
|bibcode= |bibcode-access= free Freely accessible
|doi= |doi-access=
|hdl= |hdl-access=
|jstor= |jstor-access=
|ol= |ol-access=
|osti= |osti-access=
|ssrn= |ssrn-access=
|s2cid= |s2cid-access=

一部の識別子(|arxiv=|biorxiv=|citeseerx=|pmc=|rfc=|ssrn=)は常にフリーアクセスの全文へのリンクを提供します。そのような識別子に対してはアクセスレベル引数が存在しない代わりに、テンプレートが自動的にアクセスレベルを表示します。以下の識別子が該当します:

  • |arxiv=
  • |biorxiv=
  • |citeseerx=
  • |medrxiv=
  • |pmc=
  • |rfc=

pmcは全文公開日(未来の日付)が設定されることがあり、その日付はpmc-embargo-dateで指定できます。

引用文

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  • quote: 情報源からの引用文を指定します。引用符(")内に表示されます。指定された場合、出典の終わりを示す約物(既定ではピリオド(.))が表示されなくなるため、引用文の最後に終止符か句点を含む必要があります。script-quoteを使用する場合、quoteにはscript-quoteのローマ字転写を(存在すれば)指定します。
    • script-quote: 引用文がラテン文字でない場合(アラビア語、中国語、キリル文字、ギリシア語、ヘブライ語、朝鮮語など)、引用文を指定します。この引数を使用する場合、quote引数にはローマ字転写を(存在すれば)指定してください。ブラウザーで適切に表示させるため、引用文の先頭に言語コードとコロン(:)をつける必要があります。例:
      ... |quote=Tukiu |script-quote=ar:طوكيو |trans-quote=東京 ...
    • trans-quote: 引用文が日本語以外の言語で書かれている場合、引用文の日本語訳を指定します。半角角括弧でくくられてquoteタイトルの後に表示されます。別名:なし。

アンカー

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CS1のモジュールはデフォルトで{{sfn}}や{{harv}}用のアンカーを自動的に生成します。1人目から4人目までの作者の姓と年からCITEREFlastname(s)yearの形式でアンカーを作成します。

|ref=IDIDで定義されるアンカーを作成します。これは一般的には作者または日付が不明な場合に使われます。{{harv}}{{sfn}}と併用する場合は{{harvid}}でIDを作成できます。

アンカーの例
事例 ウィキテキスト 生成されるアンカー リンク方法の例
|ref=省略、著者1人 {{cite book2 |first=Gary L. |last=Hardcastle |title=Monty Python and Philosophy |date=2006}} CITEREFHardcastle2006 {{harv|Hardcastle|2006|pp=12-34}}
|ref=省略、著者2人 {{cite book2 |first=Gary L. |last=Hardcastle |first2=George A. |last2=Reisch |title=Monty Python and Philosophy |date=2006}} CITEREFHardcastleReisch2006 {{harv|Hardcastle|Reisch|2006|pp=12-34}}
|ref=に{{harvid}}を指定 |ref={{harvid|Monty Python and Philosophy|2006}} CITEREFMonty_Python_and_Philosophy2006 {{harv|Monty Python and Philosophy|2006|pp=12-34}}

表示オプション

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これらの引数はよく使われるものではありませんが、ほかの出典表記形式と表示を合わせるために使用することができます。

  • mode:区切り文字、最後に置く約物、一部の大文字化設定を指定するために使用します。|mode=cs1を指定した場合、区切り文字と最後に置く約物はピリオド(.)になります。また、一部の語の1文字目が大文字になります(例えば、Retrieved)。|mode=cs2を指定した場合、区切り文字はコンマ(,)になり、最後に置く約物は省略されます。また、一部の語の1文字目が小文字になります(例えば、retrieved)。これらのスタイルは出典表記形式1と出典表記形式2に対応します。それぞれ最後に置く約物についてはpostscript引数がmode引数の設定に優先します。
  • author-mask:
  • contributor-mask:
  • editor-mask:
  • interviewer-mask:
  • subject-mask:
  • translator-mask:
    (1人目の)著者名(editor-maskの場合は編者名、それ以外も同様)の表示をemダッシュまたは特定の文字列に変更します。<name>-maskに数値を指定した場合は、著者名をその長さ分のemダッシュに置き換えます。文字列を指定した場合は、著者名と直後の区切り文字を指定された文字列に置き換えて表示します。いずれの場合でもメタデータでは実際の著者名のままなので、author-mask引数を指定しても著者名の引数は省略できません。一般的には著者名順で文献情報を表示する場合に使われますが、{{reflist}}<references />などで生成される文献情報では文献の順番が保証されないため、author-maskの引数を使わないでください。2人目以降は|authorn-mask=のような引数名を使います。
  • display-authors:
  • display-contributors:
  • display-editors:
  • display-interviewers:
  • display-subjects:
  • display-translators:
    表示される著者(display-editorsの場合は編者、それ以外も同様)の人数を指定します。既定では全ての著者が表示されますが、例えば|display-authors=2を指定した場合、1人目と2人目の著者のみを表示した後、"et al."と表示します。|display-authors=0を指定した場合、著者と"et al."を一切表示しません。|display-authors=etalを指定した場合、全ての著者を表示した後、"et al."と表示します。
  • postscript:出典の最後に置く約物を指定することができます。既定ではピリオド(.)が置かれます。|postscript=noneと指定することで約物を置かないようにすることができます。|postscript=のように空白を指定しても同様の表示になりますが、noneと明示的に指定することが推奨されます。quote引数が指定した場合、postscriptの指定にかかわらず約物は置かれません。

et al.

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et al.ラテン語et alii(「そして、他のもの」)の短縮形です。著者を全て表示すると長すぎる場合、指定された表示人数に達したときに著者リストの後尾に追加されます。

Accept-this-as-writtenマークアップ

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モジュール:Citation/CS1は特定の引数において、指定された値に応じてエラーメッセージを表示したり、値を変換することがあります。特別なマークアップを使用することでこれらの挙動を抑制し、値をそのまま受け入れるように指示することができます。そのためのマークアップとは、((value))の形式、すなわち値を二組の半角丸括弧でくくるというものです。このマークアップに対応している引数を以下に示します:

accept-this-as-writtenマークアップに対応している引数
引数 備考
|authorn= これらの引数(番号付きのバリエーションを含む)については、1つの引数に複数の著者等が指定されている可能性を想定し、余分なコンマやセミコロンが含まれていないかチェックします。複数人である場合は番号付きの引数に分割する必要があります。まれに単一の企業名を複数の名前を並べたものと誤って解釈することがあり、その場合はマークアップを使用してエラーを回避することができます。

本来適切な名前がgeneric-name testで誤検出されることがあります。その場合もマークアップを使用することで汎用の名前としてフラグ付けされるのを回避することができます。
|contributorn=
|editorn=
|interviewern=
|subjectn=
|translatorn=
|doi= 識別子はフォーマットなどが適切かどうか検査され、不適切と判断されればエラーメッセージを表示します。まれにですが、通常の形式から逸脱した識別子が公開作品に表示されており、しかもそれが有効なものとして扱われている場合があります。そうではなく第三者による誤植である場合は、エラーメッセージの表示を抑制するのではなく、識別子を正しいものに修正してください。
|eissn=
|isbn=
|issn=
|sbn=
|issue= コンマで区切られた号番号についてはコンマの直後にスペースが挿入され、連続した号の範囲指定についてはハイフンがenダッシュに置き換えられます。号番号そのものにハイフンが含まれていると、範囲指定された場合と区別がつかなくなります。4桁以上の数値について3桁ごとにコンマで区切ってしまうと、複数の号番号をコンマ区切りした場合と区別がつかなくなります。マークアップは引数の値全体に適用することも、個々のエントリごとに適用することもできます。
|number=
|volume= コンマで区切られた巻番号についてはコンマの直後にスペースが挿入され、連続した巻の範囲指定についてはハイフンがenダッシュに置き換えられます。巻番号そのものにハイフンが含まれていると、範囲指定された場合と区別がつかなくなります。4桁以上の数値について3桁ごとにコンマで区切ってしまうと、複数の巻番号をコンマ区切りした場合と区別がつかなくなります。マークアップは引数の値全体に適用することも、個々のエントリごとに適用することもできます。
|pages= コンマで区切られたページ番号についてはコンマの直後にスペースが挿入され、連続したページの範囲指定についてはハイフンがenダッシュに置き換えられます。ページ番号そのものにハイフンが含まれていると、範囲指定された場合と区別がつかなくなります。4桁以上の数値について3桁ごとにコンマで区切ってしまうと、複数のページ番号をコンマ区切りした場合と区別がつかなくなります。マークアップは引数の値全体に適用することも、個々のエントリごとに適用することもできます。単一のページを指定するための|page=|p=|quote-page=ではこのマークアップは使えません。
|pp=
|quote-pages=
|title= タイトル末尾の終止符は通常余計なため、既定では自動的に除去されます。しかしながら末尾の終止符をタイトルの一部として含めるべき場合もあります。一部のテンプレートでは値として特別なキーワード(noneなど)を受け付ける場合があります。タイトルが偶然にもキーワードと一致した場合に、キーワードとして扱われるのを防ぐためにマークアップを使用することができます。
|title-link= 一部のテンプレートでは値として特別なキーワード(nonedoipmcなど)を受け付ける場合があります。リンク先のタイトルが偶然にもキーワードと一致した場合に、キーワードとして扱われるのを防ぐためにマークアップを使用することができます。
|vauthors= マークアップを使用することで、エラーメッセージの表示やバンクーバー方式への自動的なフォーマット変換を抑制することができます。
|veditors=

印刷用バージョンでの表示

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普通に閲覧するとき、CS1テンプレートは出典の題名に外部リンクをつけますが、印刷用バージョンではURLがそのまま印刷され、外部リンクアイコンは印刷されません。

CS1テンプレートに含まれない要素

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出典に関する全ての情報がCS1テンプレートに含まれるわけではありません。含まれない情報の例としては下記があります。

  • 出典の総ページ数
  • 出典を所蔵する図書館の名前

よくある問題

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|access-date=が表示されません。
|url=が指定されていない場合、|access-date=は意味を持たないため表示されません。
タイトルの前にURLがそのまま表示されています。
|title=引数に改行や使用できない記号が含まれている場合、リンクは正常に生成されません。詳しくは外部リンクの節をご参照ください。
タイトルが赤リンクになっていますが、内部リンク先は存在するはずです。
|url=が指定されている場合、タイトルにウィキリンクをつけることはできません。
URLがリンクされず括弧内で表示されています。
MediaWikiがURLをそうであると認識するには、URLにURIスキームを含める必要があります。例えば、www.example.orgではなくhttps://www.example.orgを入力してください。
引数が途中までしか表示されません。
引数にパイプ(|)を含むと、その引数はパイプのところで途切れてしまいます。{{!}}を使用してください。
テンプレートのマークアップが表示されています。
何らかの引数で[[が使われているが、それに対応する]]がありません。
著者名が外部リンクアイコンと括弧つきで表示されています。
|author-link=にはウィキペディアの記事をリンク先として想定しており、外部リンクは指定できません。
複数の著者や編者名を指定しましたが、上手く表示されません。
著者名と編者名の引数は順番で使わなければなりません。例えば、|last=|last1=指定されなかった場合、|last2=も表示されません。
|page=|pages=または|at=が表示されません。
これらの3引数は同時に指定できません。1つだけ指定してください。

注釈

[編集]
  1. ^ CS1テンプレートでは著者数に制限はありません。
  2. ^ a b c d ウィキペディア日本語版に記事が作成されていないが、他言語版には記事が存在する場合、言語プレフィックス(例えば英語版の場合は:en:)をページ名の手前に付けることで他言語版の記事にリンクできます。ウィキデータの対応する項目にリンクする場合は、Qで始まる項目番号の手前に:d:(もしくは:wikidata:)を付ければいいです。同様にしてウィキソースへは:s:または:wikisource:を、ウィクショナリーへは:wikt:または:wiktionary:を、コモンズへは:c:または:commons:を接頭辞としてページ名の手前に追加すればリンクできます。これら以外にも外部の典拠管理レポジトリへのインターウィキプレフィックスが存在すれば、それを使ってリンクすることができます。例えばVIAFの項目へリンクするには、識別子の手前に:VIAF:を付ければいいです。こうすることで、ウィキペディアに記事が存在しなかったとしても著者を特定するのに役立ちます。また将来的にウィキペディアの記事が作成された場合に、ボットがそちらへのリンクを張り替えるかもしれません。
  3. ^ 長く続いたジャーナルなど一部の番号付きシリーズは長すぎて、n.s. (new series)や2nd.ser. (second series)としてナンバリングが1からにリセットされています。また出版社が変わった場合もリセットされることがあります。その場合、旧シリーズはo.s.や1st ser.といった対応するシリーズ名を指定します[1]。例えば、フィジカル・レビューは第1シリーズが1893年から1912年まで1巻から35巻が出版された後、巻の番号が再度1から始まり、188まで続いた(第2シリーズ、1913年 - 1969年)。1970年にはフィジカル・レビューAからフィジカル・レビューDの4雑誌に分けられ、それぞれ1巻から始まる(第3シリーズ)。この場合、フィジカル・レビューの1巻が第1シリーズと第2シリーズの2つがあるため、|series=First Series|series=Second Seriesで指定する必要があります。一方で第3シリーズでは「フィジカル・レビューA」と雑誌名自体が変わったため、混乱を引き起こす恐れがなく、シリーズを指定する必要はありません。なお、series引数でメディアフランチャイズを分けないでください(例えば、フィジカル・レビューA英語版アクタ・クリスタログラフィカ英語版・セクションA、王立統計学会誌英語版シリーズBなど)。

出典

[編集]
  1. ^ University of Chicago (2017). The Chicago Manual of Style (英語) (17th ed.). Chicago: University of Chicago Press. p. 14.126. ISBN 978-0226104201

関連項目

[編集]