はてな (企業)
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(Hatenaから転送)
種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 監査役会設置会社[1] |
市場情報 | |
略称 | はてな |
本社所在地 |
日本 〒604-8162 京都府京都市中京区烏丸通六角下ル七観音町630 読売京都ビル7F[2] |
本店所在地 |
〒107-0062 東京都港区南青山六丁目5番55号 青山サンライトビル3F[2] 北緯35度39分42.8秒 東経139度42分59.8秒 / 北緯35.661889度 東経139.716611度 |
設立 | 2001年7月19日に有限会社はてなとして創業。2004年2月1日に株式会社に組織変更。 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 1013201014709 |
事業内容 | インターネット関連事業 |
代表者 | 栗栖義臣(代表取締役社長)[2] |
資本金 | 2億3877万円(2022年7月期) |
発行済株式総数 | 302万株(2022年7月期) |
売上高 | 30億4900万円(2022年7月期) |
営業利益 | 3億1000万円(2022年7月期) |
経常利益 | 3億2700万円(2022年7月期) |
純利益 | 2億3000万円(2022年7月期) |
純資産 | 25億1000万円(2022年7月期) |
総資産 | 29億7000万円(2022年7月期) |
従業員数 | 167人(2021年7月31日現在) |
決算期 | 7月末日 |
会計監査人 | あずさ監査法人 |
主要株主 |
近藤淳也(32.35%) (2022年1月31日現在)[3] |
主要子会社 | Hatena Inc. |
関係する人物 |
近藤淳也(初代代表取締役) 梅田望夫(元非常勤取締役)[4] |
外部リンク |
www |
株式会社はてなは、主にナレッジコミュニティサービス「人力検索はてな」やブログホスティングサービス「はてなブログ」、ソーシャルブックマークサービス「はてなブックマーク」などの開発・運営を日本で行なっている企業[5]。
主な事業
[編集]創業時からの事業であるコンテンツプラットフォームサービス、自社サービスを利用したコンテンツマーケティングサービス、受託開発・保守サービスを中心としたテクノロジーソリューションサービスの3カテゴリからなる[6]
- コンテンツプラットフォームサービス
- はてなブログ - ウェブログ
- はてなブログBusiness - 法人向けのはてなブログ
- はてなブックマーク - ソーシャルブックマーク
- コンテンツマーケティングサービス
- はてなブログMedia - オウンドメディアの構築・運用支援サービス
- 自社サービス利用者向けの広告事業
- テクノロジーソリューションサービス
- Mackerel - SaaS型サーバ監視サービス
- GigaViewer - 出版社向けのウェブ型・スマートフォンアプリ型マンガビューワー 2024年3月時点で、16社・21サービスで採用[7]
- カクヨム - KADOKAWAと共同開発した小説投稿・収益還元プラットフォーム[8]
- 魔法のiらんど - KADOKAWAと共同でリニューアル開発し、運用支援に取り組む小説投稿サイト
- マンガノ! - 集英社と共同開発・共同運営のマンガ投稿・販売サービス
- ジャンプルーキー! - 集英社と共同開発のマンガ投稿・公開サービス
- あしたのヤングジャンプ - 集英社と共同開発したマンガ投稿・公開サービス
- 任天堂関係
- うごメモシアター・うごメモはてな - ニンテンドーDSi向けソフト『うごくメモ帳』のコミュニティサイト[9] サービス終了
- Flipnote Hatena - 「うごメモはてな」の北米版[10] サービス終了
- Miiverse - Wii U・ニンテンドー3DS向けソーシャルネットワーキングサービス 任天堂との共同開発[11] サービス終了
- スマプラス - Nintendo Switch用ゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』との連携サービス[11]
- イカリング2 - Nintendo Switch用ゲーム『スプラトゥーン2』との連携サービス[12]
- イカリング3 - Nintendo Switch用ゲームソフト『スプラトゥーン3』との連携サービス[13]
提供サービス
[編集]→「はてなのサービス一覧」を参照
沿革
[編集]- 2001年
- 2002年5月18日 - はてなアンテナサービス開始
- 2003年
- 1月16日 - はてなダイアリーベータ版リリース
- 3月13日 - ブログサービス「はてなダイアリー」正式版リリース
- 2004年
- 1月1日 - はてなダイアリーキーワード(現:はてなキーワード)はてな編集権をはてなダイアリー市民に限定
- 1月5日 - はてな掲示板いわしに書きこみできるユーザーを限定(はてなで質問を終えたことがあるか回答をしたことがある者のみに変更)
- 1月23日 - はてなダイアリーブック注文受付開始
- 1月27日 - デジタルコンテンツグランプリ受賞
- 2月1日 - 株式会社はてなに改組。
- 2月6日 - 第9回 AMD Award '03 Best Programmer賞受賞
- 2月20日 - アンケートはてなサービス開始
- 4月1日 - エイプリルフールネタとしてはてなダイアリーを「はてなブログ」と名称変更(1日限定)
- 4月10日 - 東京都渋谷区に事務所(本社)を移転
- 4月15日 - はてなカウンター提供開始
- 4月23日 - はてなグループベータ版リリース
- 5月20日 - はてなグループ正式リリース
- 5月27日 - はてなダイアリーブックに縦書き機能搭載
- 7月7日 - ビーケーワンと提携し、専門カテゴリー「bk1はてな」をスタート
- 10月28日 - はてなフォトライフベータ版リリース
- 11月5日 - はてな検索サービス開始
- 2005年
- 1月14日 - 写真・動画共有サービス「はてなフォトライフ」正式版リリース
- 2月10日 - はてなブックマークベータ版リリース
- 7月7日 - はてなマップベータ版リリース(現在はサービス終了)
- 7月28日 - はてなグラフベータ版リリース
- 8月19日 - ソーシャルブックマークサービス「はてなブックマーク」正式版リリース
- 11月7日 - はてなリングリリース
- 2006年3月30日 - アメリカのシリコンバレーに100%子会社「Hatena Inc.」を設立した。代表には日本と兼任で近藤淳也が就任した[14]。
- 2007年
- 7月11日 - 「はてなスター」、「はてなメッセージ」リリース
- 12月13日 - はてなハイク、はてなワールドベータ版リリース(はてなワールドは現在サービス終了)
- 2008年
- 2009年
- 2月 - はてなブックマークニュース(現:はてなニュース) サービス開始
- 3月 - カラースターショップにて販売されている、はてなスターの色違いバージョン「カラースター」 サービス開始
- 5月6日 - はてな各サービスの総ユーザー数が100万人を突破
- 11月 - はてなハイク2(仮称)ベータ版リリース
- 2010年10月1日 - はてなランドをリリースするも、同年10月15日にサービス終了
- 2011年11月7日 - はてなブログベータ版を招待制でリリース[15]
- 2012年
- 10月 - 東京都港区に本店移転。
- 10月1日 - はてなOne、はてなまとめ(仮)、はてなハイク2 (仮称)、はてなリングと、8つのラボサービス(16x16、はてなSNS、はてなWordLink、はてなわんわんワールド、はてなニュース、はてなボトル、はてなロクロ、はてな検索プラス)を終了。
- 11月 - 「Miiverse」(開発・運営:任天堂/開発協力:はてな)北米・欧州でサービス開始
- 12月 - 「Miiverse」(開発・運営:任天堂/開発協力:はてな)日本でサービス開始
- 2013年
- 1月 - 「はてなダイアリー」をフルリニューアルしたブログサービス「はてなブログ」 サービス開始
- 5月31日 - うごメモシアター及びうごメモはてなを終了。
- 2014年
- 2015年
- 2016年
- 2017年
- 2018年
- 2019年
- 2020年
- 2021年
- 2022年
- 3月 - 京都本社移転
- 3月 - コロコロオンライン(小学館)にGigaViewer提供開始
- 4月 - 東京証券取引所グロース市場に移行。
- 5月 - COMIC OGYAAA!!(ホーム社)にGigaViewer提供開始
- 9月 - 任天堂株式会社のゲーム連動サービス「イカリング3」開発協力。
- 2023年12月 - コミック アース・スター(アース・スター エンターテイメント)にGigaViewer提供開始
- 2024年
マスコット
[編集]はてなのサービスなどで画像としてたびたび登場する犬は、創業者の近藤夫妻の飼い犬で、名前は「しなもん」(ウェルシュ・コーギー・ペンブローク:雄:1997年10月8日[26] - 2013年6月21日[27])という。
名前の由来は、村上春樹の小説『ねじまき鳥クロニクル』の登場人物から。はてなのマスコット的存在(会長)と位置づけられている。なお、しなもんの死後に社長であった近藤淳也が経営の一線から退く形で2014年に会長に就任する際、近藤は「2代目会長」を自称していた[28]。
テレビ番組
[編集]- 日経スペシャル カンブリア宮殿 「次世代ネットビジネスの主役たち」(2006年5月8日、テレビ東京)社長・近藤淳也出演[29]。
脚注
[編集]- ^ コーポレート・ガバナンス - 株式会社はてな
- ^ a b c 会社概要 - 株式会社はてな
- ^ 有価証券報告書 2022年7月期 第2四半期報告書 - 株式会社はてな
- ^ 梅田望夫の取締役就任に関するお知らせ - プレスリリース - 株式会社はてな
- ^ フィスコ企業調査レポート
- ^ “株式会社はてな 2023年7月期 第1四半期決算短信”. 株式会社はてな (2022年11月30日). 2022年12月29日閲覧。
- ^ a b “はてなのアプリ専用マンガビューワを集英社が採用。2,700万ダウンロードを超える「少年ジャンプ+」に提供開始”. PR TIMES (2024年3月29日). 2024年3月29日閲覧。
- ^ 『株式会社はてな、KADOKAWAと「小説投稿サイト」を共同開発。今冬リリースを前にティザーサイトが本日オープン』(プレスリリース)株式会社はてな、2015年10月7日 。2023年6月25日閲覧。
- ^ 『「株式会社はてな」との協業事業について」』(プレスリリース)任天堂株式会社、2008年12月18日 。2023年6月25日閲覧。
- ^ 『はてな、任天堂株式会社との協業事業 北米版「Flipnote Hatena」をリリース はてなが任天堂とニンテンドーDSiのUGC協業事業を世界展開』(プレスリリース)株式会社はてな、2009年8月13日 。2023年6月25日閲覧。
- ^ a b 『はてな、任天堂とNintendo Switchソフト 「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」のゲーム連動サービスを共同開発』(プレスリリース)株式会社はてな、2019年4月18日 。2023年6月25日閲覧。
- ^ 『はてな、Nintendo Switchソフト「スプラトゥーン2」のゲーム連動サービスを共同開発』(プレスリリース)株式会社はてな、2017年7月21日 。2023年6月25日閲覧。
- ^ 『はてな、Nintendo Switchソフト 『スプラトゥーン3』のゲーム連動サービスで任天堂の開発に協力』(プレスリリース)株式会社はてな、2022年9月9日 。2023年6月25日閲覧。
- ^ 2006年7月15日プレスリリース
- ^ “新サービス「はてなブログ」ベータ版を招待制でリリース。シンプル、モダンで誰でも使えるブログサービスへ”. はてな (2011年11月7日). 2014年2月11日閲覧。
- ^ はてな、社長交代 創業者・近藤淳也さんは「会長職という立場で改めて新サービス創出に注力」 - ITmedia NEWS
- ^ “Web漫画700作品以上の更新をまとめてチェック「Pinga」 KDDI、ナターシャ、はてなが共同運営”. ITmedia NEWS. 2024年3月29日閲覧。
- ^ “はてな、上場初日は買い殺到で値付かず”. ITmedia NEWS. 2024年3月29日閲覧。
- ^ “「家電会議」という名前で大丈夫なのか、ソニーとはてなに聞いてみた”. ビジネス+IT. 2024年3月29日閲覧。
- ^ “はてな開発のマンガビューワ「GigaViewer」 集英社「となりのヤングジャンプ」での採用が決定”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2017年6月27日). 2023年9月17日閲覧。
- ^ 事業譲渡及び代表取締役の異動に関するお知らせ - 株式会社はてな
- ^ 2019年春「はてなダイアリー」終了のお知らせと「はてなブログ」への移行のお願い - はてなダイアリー日記
- ^ Inc, Natasha. “マンガ家のためのWeb投稿プラットフォーム・マンガノ、本日本リリース”. コミックナタリー. 2023年9月17日閲覧。
- ^ はてな、20周年で企業ロゴをリニューアル - プレスリリース - 株式会社はてな
- ^ “はてな開発のマンガビューワのアプリ版「GigaViewer for Apps」提供開始導入初事例は「コミックガルド+(プラス)」”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2021年11月4日). 2023年9月17日閲覧。
- ^ “しなもん プロフィール”. 2009年1月2日閲覧。
- ^ “さようなら。ありがとう。”. しなもん日記 (2013年6月22日). 2013年6月23日閲覧。
- ^ “株式会社はてなの代表取締役会長に就任いたしました”. jkondoのはてなブログ (2014年8月1日). 2016年4月29日閲覧。
- ^ 「次世代ネットビジネスの主役たち」 - テレビ東京 2006年5月8日