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HTTPS Everywhere

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
HTTPS Everywhere
開発元 電子フロンティア財団The Tor Project
初版 2011年8月4日 (13年前) (2011-08-04)[1][2]
最新版 2022.5.24 - 2022年5月24日 (2年前) (2022-05-24)[3] [±]
リポジトリ ウィキデータを編集
プラットフォーム
種別 ブラウザ拡張機能
ライセンス GPL 3.0かそれ以降
公式サイト www.eff.org/https-everywhere ウィキデータを編集
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HTTPS Everywhereは、電子フロンティア財団およびThe Tor Projectが共同で開発している、ウェブブラウザでの通信を暗号化されたHTTPS通信に置き換えるオープンソースブラウザ拡張機能である[4]。HTTPSが普及し、主要なブラウザでHTTPSのみを利用するモードが実装されている現状を受けて、HTTPS Everywhereの開発終了が予定されている[5]

概要

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HTTPS Everywhereは、HTTPSに対応していることがわかっているウェブサイトの一覧をもとに[6]、その一覧に含まれるウェブサイトに暗号化されていないHTTPで接続しようとした場合にこれをHTTPSの接続に切り替えることで通信を暗号化し、利用者のセキュリティプライバシーを向上させる。無料でブラウザにインストールして使用できる[4][7]

この拡張機能は日本語に対応している。また、BraveのほかTor BrowserOnion BrowserおよびTailsにはこの拡張機能が内蔵されている。

「すべてのサイトを暗号化」機能

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HTTPS Everywhereに搭載されている「すべてのサイトを暗号化」機能は、HTTPSに対応していることがわかっているウェブサイトの一覧に含まれているか否かにかかわらず、強制的にHTTP通信をHTTPS通信に置き換えることを試みる機能である。この機能は初期設定では無効になっている。有効化すると一覧に含まれていないウェブサイトとの通信を暗号化できる可能性が高くなるが、HTTPS通信に対応していないウェブサイトとの通信が失敗する。

脚注

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  1. ^ https-everywhere - HTTPS Everywhere Firefox Addon” (英語). gitweb.torproject.org. 2020年3月19日閲覧。
  2. ^ HTTPSサイトに自動接続するFirefox拡張機能「HTTPS Everywhere」正式版リリース”. ITmedia エンタープライズ. 2020年3月19日閲覧。
  3. ^ Releases”. GitHub. 2023年6月20日閲覧。
  4. ^ a b HTTPS Everywhere” (英語). Electronic Frontier Foundation (2011年10月7日). 2020年3月19日閲覧。
  5. ^ Hancock, Alexis (2021年9月21日). “HTTPS Is Actually Everywhere” (英語). 電子フロンティア財団. 2021年11月21日閲覧。
  6. ^ HTTPS Everywhere Atlas” (英語). atlas.eff.org. 2020年3月19日閲覧。
  7. ^ 株式会社インプレス (2012年3月23日). “Firefox/Google Chromeの標準接続方式を“HTTPS”へ変更する「HTTPS Everywhere」”. 窓の杜. 2020年3月19日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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