HOMETOWN MUSIC LIFE
HOMETOWN MUSIC LIFE(ホームタウンミュージックライフ)は、青森県青森市で行われる音楽フェスティバル。坂本サトルが実行委員会代表となり、2023年に第1回目が開催された。
概要
[編集]青森市在住のシンガーソングライター坂本サトルが、2012年頃より構想を温めていた、青森県在住または青森県に関連するパフォーマーのみで開催される音楽フェスティバル[1]。
ロック、ポップスといった音楽のみならず、手踊りや民謡、舞踊といった青森が誇る伝統芸能、ダンス、高校生の吹奏楽部など、青森県の幅広いエンターテイメントをピックアップしている。
出演者の条件は、本人が青森県出身またはメンバーの中に青森県出身者がいること、あるいは青森県を拠点に活動していること。
主宰の坂本サトルは「HOMETOWN MUSIC LIFE2023キックオフミーティング」で、出演者を決める際「南部と津軽の両地域から出演者が揃うようにした」という趣旨の発言をしている。 イベント出演をかけたオーディションも行われ、青森県在住のアーティストやパフォーマーの発掘という側面もある。
歴史
[編集]- 2023年
- 日時:2023年6月17日(土)・18日(日)
- 会場: ねぶたの家ワ・ラッセ 西の広場/青森クオーター
出演アーティスト数:全23アーティスト
第1回目は、「東北絆まつり2023青森」の関連イベントとして開催。キャッチコピーは「点を線に、線を面に、面を立体に。青い森に咲く花たちの共演、始まります。」「ねぶたの家 ワ・ラッセ 西の広場」に野外ステージを設置し、2日間にわたり行われ、約1万3000人を動員した[2]。
オーディション枠として、高校生のドラマー「ぺーぺぺ」や、八戸市出身のカンフー全日本チャンピオン「小田桐咲(おだぎりえみ)」、「A-treasure」、「雨ふらしカルテット」、「THE EARTH EARTH」、「全日本美人局倶楽部」、「いわてさんさの会☆加藤家」の7組が出場した。
サポートを務めた坂本サトルバンドは、坂本サトル(ギター、コーラス)、坂本昌人(ベース)、鈴木慎也(ドラム)、山口克彦(ギター)の4人で、ギターの山口以外はJIGGER'S SONというメンバーでの演奏だった。
6月17日は、東北絆まつりのセレモニーの一環であるブルーインパルスの展示飛行がタイムテーブルに組み込まれ、ブルーインパルスの飛行中、青森山田高校吹奏楽部が演奏を行った。
6月18日は野外ステージ終了後、「HOMETOWN MUSIC LIFE FINALE」として、ライブハウス青森クオーターで7組のアーティストによるライブが行われた。当初、JIGGER’S SONも出演予定であったが、ギター渡辺洋一が脊柱管狭窄症と診断され参加が叶わず、バンドも出演キャンセルとなった[3]。
日程 | 出演者 |
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6月17日(土) ねぶたの家 ワ・ラッセ 西の広場 司会 坂本サトル、d-iZe |
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6月18日(日) ねぶたの家 ワ・ラッセ 西の広場 司会 坂本サトル、d-iZe |
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6月18日(日) フィナーレ 青森クオーター 司会 坂本サトル、d-iZe |
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- 2024年
- 日時:2024年6月8日(土)・9日(日)
- 会場: ねぶたの家ワ・ラッセ 西の広場
出演アーティスト数:全22アーティスト
坂本サトルの57歳の誕生日である4月3日に、2024年のイベント開催と日程が発表された。
2024年のテーマは「音楽の力で青森をひとつに。」
前年と同じく「 ねぶたの家ワ・ラッセ西の広場」に野外ステージを設置し、2日間にわたり開催。冠スポンサーはCRAZY CIDER。
前年は「東北絆まつり」との共同開催で、単独開催としては初となるため、主宰の坂本サトルは当初、目標動員数を3000人としていたが、1日目には5700人を超え、2日間で延べ1万1779人と、前年に迫る来場者数を記録した。
野外ステージは昨年よりスケールアップし、会館の小ホールとほぼ同サイズ。吹奏楽や民謡、手踊りの出演者は雨に濡れると出演できなくなるため、屋根も完備された。
ステージや客席の配置の関係から、通常「ワラッセ西の広場」の海側に設置されているりんご型のオブジェ「青森びっくりんご」が、イベント期間中、青森駅側に移動された。イベント期間中は、入口で観客を出迎えるシンボル的な役目を果たした。
サポートを務めた坂本サトルバンドは、坂本サトル(ギター、パーカッション、コーラス)、坂本昌人(ベース)、鈴木慎也(ドラム)、山口克彦(ギター)、佐藤達哉(キーボード)の5人。
オーディションで選出されたのは、パンクバンド「The Hakaikosenz」、13才の弾き語り少女「kieeRa」、Kポップのダンスユニット「Navillera」、前年に続き2度目の出場となるダンスユニット「全日本美人局倶楽部」の4組。
両日のフィナーレでは、坂本サトルと多田慎也で共作した「HOMETOWN MUSIC LIFEのテーマ」が初披露された。
イベント翌日の6月10日、RAB青森放送「ニュースレーダー」で、13才の弾き語り少女kieeRAをメインとしたイベントの特集が放送された。
日程 | 出演者 |
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6月8日(土) ねぶたの家 ワ・ラッセ 西の広場 総合司会 d-iZe |
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6月9日(日) ねぶたの家 ワ・ラッセ 西の広場 総合司会 d-iZe |
関連項目
[編集]- Hometown Music Life 2019年4月3日に発売された坂本サトルのアルバムタイトル。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 「日々の営みpublic」 2023年2月17日付書き込み
- ^ “https://twitter.com/HTMusicLife/status/1671001243123347456?s=20”. 2024年4月11日閲覧。
- ^ “2023artist”. HOME TOWN HOME TOWN 2023. 2024年4月10日閲覧。