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HIGH KICKS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『HIGH KICKS』
THE BLUE HEARTSスタジオ・アルバム
リリース
録音 AVACO CREATIVE STUDIO
ジャンル パンク・ロック
時間
レーベル イーストウエスト・ジャパン
プロデュース THE BLUE HEARTS
チャート最高順位
THE BLUE HEARTS アルバム 年表
BUST WASTE HIP
(1990年)
HIGH KICKS
(1991年)
STICK OUT
(1993年)
『HIGH KICKS』収録のシングル
  1. あの娘にタッチ
    リリース: 1991年11月28日
  2. TOO MUCH PAIN
    リリース: 1992年3月10日
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HIGH KICKS(ハイ・キックス)は、THE BLUE HEARTSの5thアルバムである。

解説

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「今までと違う方に、すごく力の抜けたリラックスした自分を置いてみようとした」と甲本。「反逆的なメッセージをモロに出すより、ポップ形式にして今までロックを聴いたことのない人に届く方が、有効なんじゃないか」とは真島の弁。

インディーズ時代から演奏されていた「TOO MUCH PAIN」がメジャーデビューから4年経って初音源化され収録されている。

2010年2月24日に、25周年企画の一環で、デジタル・リマスタリングを施して再発。

収録曲

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CD
全編曲: THE BLUE HEARTS。
#タイトル作詞・作曲時間
1.皆殺しのメロディ甲本ヒロト
2.M・O・N・K・E・Y甲本ヒロト
3.心の救急車河口純之助
4.あの娘にタッチ甲本ヒロト
5.ホームラン真島昌利
6.泣かないで恋人よ真島昌利
7.THE ROLLING MAN真島昌利
8.東京ゾンビ(ロシアンルーレット)甲本ヒロト
9.HAPPY BIRTHDAY
  • 河口純之助・甲本ヒロト(作詞)
  • 河口純之助(作曲)
10.闘う男真島昌利
11.ネオンサイン甲本ヒロト
12.TOO MUCH PAIN真島昌利
13.さすらいのニコチン野郎真島昌利
合計時間:

楽曲解説

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  1. 皆殺しのメロディ
    「HIGH KICK TOUR」の一曲目に使用された。
  2. M・O・N・K・E・Y
    当時、甲本が乗っていたバイクホンダ・モンキーであり、自宅でその音を録音して曲に収録している。
  3. 心の救急車
    ライブで一度も演奏されなかった数少ない曲の中の一曲。
  4. あの娘にタッチ
    シングルカットされている。PVニューヨークで撮影された。
    ライブでの曲紹介のときには「アソコが…」というのがお決まりだった。
  5. ホームラン
    ライブで一度も演奏されなかった数少ない曲の中の一曲。真島いわく「(当時流行っていた)ノストラダムスや死後の世界を気にするより、今を生きる事の方が大切」というメッセージを込めているという。「隣のグラウンドガキが野球をしていて、この中に21世紀(未来)のONがいるんだなって考える方が健康的。楽しいことだ」と。
  6. 泣かないで恋人よ
    「TOO MUCH PAIN」のカップリング曲。
  7. THE ROLLING MAN
  8. 東京ゾンビ(ロシアンルーレット)
  9. HAPPY BIRTHDAY
    河口が18、19歳ぐらいの頃、当時の彼女への誕生日プレゼントにした曲を元にして、歌詞を甲本と共作した。この曲をレコーディングしたのは梶原の誕生日(9月26日)だった。
  10. 闘う男
  11. ネオンサイン
    ライブで一度も演奏されなかった数少ない曲の中の一曲。
  12. TOO MUCH PAIN
    デビュー前から歌われていた楽曲で、自主制作シングルCD「ブルーハーツのテーマ」に収録される予定だったが、実現せず。このアルバムに収録したのは「深い意味はない。忘れていた、に近い感覚」と真島。別テイクがベスト盤『EAST WEST SIDE STORY』(1995年)に収録されている。インディーズ時代から演奏されてきたバージョンとは全くの別物となっている。
  13. さすらいのニコチン野郎
    THE BREAKERSの「BEATにしびれて」が原曲だが歌詞は全て刷新された。

参加ミュージシャン

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THE BLUE HEARTS