Help:細部の編集
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ウィキペディア日本語版のヘルプページです。
細部の編集(Minor edit)とは、最新版や過去の版と比べて大きく変わらない編集を行うことです。例えば、誤字の修正、体裁の変更、文章を変更せずに順序を整理するなどが該当します。細部の編集は、主に他の利用者に対して、その編集が内容を確認してもらう必要がないことと、議論をする必要がないことを知らせるものです。
一方、大きな編集は、そのページに関係する全ての利用者が確認すべきだと考えられています。したがって、たとえ一つの単語を変更しただけの場合でも、記事の内容に影響を与える編集は細部の編集ではありません。
最近更新したページでは細部の編集を非表示にすることができるので、細部の編集かそれとも大きな編集かの違いはとても重要です。あなたの編集が議論を必要とする可能性があると感じた場合は、細部の編集にチェックをしないでください。
ログインしていない利用者は、自分の編集を細部の編集とすることができません。これは荒らし行為の隠蔽を防止するためです。
個人設定の「編集/エディター」内の「すべての編集を既定で細部の編集とする」を有効にすると、最初から「これは細部の編集です」のチェックを入れるように設定できます(その場合でも必要に応じてチェックを外すことはできます)。
細部の編集に該当するケース
[編集]- 誤字・脱字、スペルミス、間違った文法、句読点を修正したとき
- 本文の体裁を整えたとき(例:大文字の使用、強調する語句や特定の言語のみイタリック体にするなど)
- 記事の内容を変更しない編集を行ったとき(例:画像の位置の変更、段落の分割など)
- 明らかな事実誤認である記述を修正したとき(例:信頼できる情報源に基づいて1873年を1973年に修正したときなど)
- レイアウトエラーを修正したとき
- ウィキリンクを追加・修正したとき、または壊れた外部リンクおよび重複する出典を修正したとき
- 荒らしによる投稿を削除したとき
細部の編集に該当しないケース
[編集]注意事項
[編集]- ページの見栄えやHTMLでの表現に変更がない場合であっても(例:空白または改行を1個加えるだけなど)、ウィキテキストに変更が加わっていればデータベース側では変更が行われたものとして扱い、履歴を記録します。
- 大きな編集を「細部の編集」とすることは、好ましくありません。特に文章内容の一部を編集および除去したときなどは、「細部の編集」にチェックをしないでください。
- リバートは、多くの場合、細部の編集ではありません。記事の内容について議論されている場合や編集合戦が起こっている場合は、いかなる編集をしても「細部の編集」にチェックしないようにしてください。ただし、荒らし行為のリバートは例外です。
- 利用者のウォッチリストでは、記事に加えられた最新の変更だけが表示されます。これは、たとえ最新の変更が細部の編集だったとしても同じです。それは、あるページをウォッチリストに加えている利用者の多くがそのページの全ての変更に注目しているからです。したがって、ウォッチリストでは、ときに大きな編集が小さな編集に取って代わられてしまいます。もしあなたがページに加えられた変更に疑問をもったら、そのページの履歴を確認してください。拡張版のウォッチリストを利用すれば、最新のもの以外の変更も表示されるようになります。
- もし大きな編集にもかかわらず誤って「細部の編集」にチェックをして投稿してしまった場合は、次の編集で要約欄に「前版は大きな編集です(訂正)。」と書き加えてください。ただし、これはあくまでも任意です。
- 編集合戦を回避するために、ノートページまたは利用者の会話ページにおいて細部の編集であるかどうかを議論するとよいかもしれません。そうするかどうかは、主観によります。
- もし編集時に「これは細部の編集です」のチェックが最初から入っている場合、個人設定の「編集/エディター」内にある「すべての編集を既定で細部の編集とする」が有効になっていますので、必要でなければこのチェックを外して下さい。
例外
[編集]管理者・巻き戻し者は半自動的に記事の最終編集を差し戻すことができ、この編集は全てMediaWikiによって細部の編集として扱われます。これは編集およびリバートが累積的な影響を及ぼさないからです。