H&K SL6
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Heckler & Koch SL6 | |
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種類 | 民生用半自動小銃 |
原開発国 | ドイツ |
開発史 | |
製造業者 | ヘッケラー&コッホ(H&K) |
製造期間 | 1980年代 - 1991年 |
派生型 | SL6A2, SL7 |
諸元 | |
重量 | 7.92ポンド (3.6 kg) 銃のみ |
全長 | 39.76インチ (1010mm) |
銃身長 | 17.71インチ (450mm) |
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弾丸 | .223レミントン弾, 5.56x45mm NATO弾 |
作動方式 | ローラー遅延式ブローバック |
発射速度 | セミオート |
装填方式 | 3発、4発、10発内蔵式弾倉 |
H&L SL6は、ドイツのヘッケラー&コッホ社が開発した民生用自動小銃である。5.56x45mm NATO弾を使用する。同社製品のH&K 630スポーツライフルの派生型の1つであり、SL6はおおむね短銃身化された630ライフルと見なされている。狩猟およびスポーツ等に利用する民生用小銃として世界中に輸出販売された[1]。
設計
[編集]SL6はG3突撃銃のものに類似したローラー遅延式ブローバック構造を備えており、これはG36突撃銃以前に設計された多くのH&K製小火器の特徴でもある。銃身は4条1/10.6のポリゴナルライフリングを備える。薬室には排莢をスムーズに行わせる為に12本のガス抜き溝が刻まれている。標準装備の照準器であるディオプター・サイトの他にH&K独自のHK05スコープマウントを取り付ける切り込みが設けられている。
更新
[編集]後継製品であるH&K SLB 2000の製造が始まるとSL6の製造は中止された。SL6の派生型としてSL7があり、これは7.62x51mm NATO弾を使用する[2]。SL6A2は消炎器が取り付けられ、2点バースト射撃機能が追加されていた。